
エス・ア・ドゥーゼ『毒蛇の秘密』ヒラヤマ探偵文庫
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【ヒラヤマ探偵文庫】
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スウェーデンの作家、エス・ア・ドゥーゼ(1873-1933)の作品は、大正時代、医学者であり探偵小説作家の小酒井不木によって翻訳され、日本に紹介されたのが最初である。不木には学生時代からの友人、法医学者の古畑種基がいた。ドイツ留学中の彼からドゥーゼの作品(ドイツ語訳版)が送られて来た。不木はたいへん気に入り、すぐに「スミルノ博士の日記」(1917)を『新青年』大正12年1月号に翻訳。好評を博す。続けて「夜の冒険」(1914)も同誌に訳している。大正14年には「生ける宝冠」(1913)を『国民新聞』に翻訳した。その後、不木は本巻に収録した「毒蛇の秘密」(1919)を『大衆文芸』昭和2年1月号から翻訳連載し始めるのだが、7月号で同誌が休刊になり、未完になってしまった。 本巻では、未訳であった後半部分を最後まで訳し、完訳になった「毒蛇の秘密」を収録することにした。前半部分を小酒井不木、後半部分を平山雄一が翻訳している。いわばコラボレーション翻訳である。
物語は、名探偵レオ・カリングが「私」=トルネ(新聞記者)に、有名な探検家ビクトル・バンクの幽霊事件のことを聞くところから始まっている。ビクトル・バンクはインドのコロンボで、コブラ使いのローザと恋におちた。ところが事情があって、ビクトルはローザを見捨てた。すると、ビクトルの帰国後、ローザは毎夜幽霊となってビクトルを苦しめた。そして、ある事件が起こってしまった。アクティブな名探偵レオ・カリングの活躍を新聞記者トルネの視点から描く物語。
【書誌】
翻訳:小酒井不木・平山雄一
判型:新書
頁数:278頁
発行:2025年5月
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