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『jem vol.2』特集:「世界の中の日本文学」の現在
¥2,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 日本語文学の普及と、海外に眠る煌めく原石の発見のための文芸誌。雑誌を創刊するに至った経緯についてのエッセイが『群像』に掲載されるなど、注目を集めています。 制作資金を補填するためのクラウドファンディング(推薦コメント:秋草俊一郎、金原瑞人、松永美穂、吉田恭子)も成功を収め、満を持しての登場となる2号は総力特集〈「世界の中の日本文学」の現在〉、小特集「覚醒する韓国SF」。 〈「世界の中の日本文学」の現在〉では世界中の翻訳家、研究者に協力をお願いし、アラビア語、インドネシア語、ポーランド語、フィンランド語、フランス語、英語(2000年代以降の現代詩)、中国語(簡体字、幻想文学)という計7語圏について、「日本文学が世界でどう読まれているか」をテーマとした論考を一挙掲載します。ワルシャワ大学で教鞭をとっている研究者、日仏翻訳文学賞、日本翻訳大賞を受賞している翻訳家など高度に専門的な知識を有する執筆陣による、信頼性の高い、充実した記事を集成します。 古今和歌集から川上弘美や伊藤比呂美までを翻訳するアンナ・ザレフスカ選出の「日本近現代文学・ポーランド語訳主要100冊」、詩歌や自費出版物までを含める網羅性をそなえた上山美保子作成「日本近現代文学フィンランド語訳リスト」はじめ、膨大な量の書誌やグラフや表やデータが付されている保存版です。主要文芸誌や学術論文でも、ここまでの規模のものは現在発見できないという水準を目指しました。 小特集〈覚醒する韓国SF〉では、韓国科学文学賞の優秀賞を受賞したキム・ヘユン(日本初紹介作家)「ブラックボックスとのインタビュー」を一挙掲載。人間の意識を機械に移植することが可能になった社会を舞台にした、美しく、深い余韻を残す傑作です。また批評家イ・ジヨンによる、韓国SFの巨大な流れを包括的に論じる大ボリュームの本格論考をこちらも一挙掲載します。韓国SFの隆盛を社会や現代史との関連で知ることができるだけでなく、未訳作のガイドとしても必携の内容です。また、さらに多様な作家の紹介が進んでいくことを願って、日本では未訳の作家ふたりに創作観などについて書き下ろしの短文を寄せてもらいました。 【目次】 まえがき 変化の風が吹くとき 総力特集 「世界の中の日本文学」の現在 Ⅰ インドネシアにおける日本文学受容の一側面 太田りべか アラビア語圏における現代日本文学の翻訳―その歩みと今 ラナ・セイフ ポーランドにおける日本近現代文学―『不如帰』から李琴峰まで アンナ・ザレフスカ 芝田文乃訳 日本近現代文学・ポーランド語訳主要100冊 アンナ・ザレフスカ選 フィンランド語に翻訳された日本の文学作品についての一考察 上山美保子 日本近現代文学フィンランド語訳リスト 上山美保子作成 Ⅱ 二〇〇〇年以降の日本現代詩の英訳状況と課題 田中裕希 中国における日本の幻想文学の受容 劉佳寧 翻訳家インタビュー パトリック・オノレ 聞き手=木村夏彦 私たちの知らない所で日本文学の花は咲いている―種子への讃歌としての小さなリファレンスガイド〈1〉 木村夏彦 小特集 覚醒する韓国SF ブラックボックスとのインタビュー キム・ヘユン 廣岡孝弥訳 韓国SF―ジャンルの固有性と現代的テーマ意識 イ・ジヨン 廣岡孝弥訳 未訳作家アンケート ソ・ユンビン/へ・ドヨン (出版元HPより)
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海外短篇小説アンソロジー「モノの物語」第5巻『飲料』柴田元幸編・訳
¥2,500
予約商品
【内容】 『MONKEY』の編集長を務める翻訳家・柴田元幸による海外短篇小説アンソロジーの新シリーズ、『モノの物語』が発売。 「楽器」「石」「食物」など各巻ごとに設定したテーマに合わせ、柴田元幸が長年愛読してきた英語圏の短篇小説の中から、特に優れたものを精選。全11巻でお届けします。 スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1巻につき3〜5篇を収録。 刊行スタートは2025年12月1日(月)。第1回配本分として、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5巻を同時刊行。第6巻以降は順次刊行を予定しています。 手の中に収まるような小さなサイズ(A6変型[105mm×152mm])の上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物にも最適です。 (出版元HPより) 第5巻『飲料』 V・S・プリチェット/エドガー・アラン・ポー/キャサリン・マンスフィールド/ジェームズ・ロバートソン/マックス・ブランド 【書誌情報】 2,500円(税込) A6変型/上製/箔押し/布クロス/箱入り/112頁
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海外短篇小説アンソロジー「モノの物語」第4巻『レンズ』柴田元幸編・訳
¥2,500
予約商品
【内容】 『MONKEY』の編集長を務める翻訳家・柴田元幸による海外短篇小説アンソロジーの新シリーズ、『モノの物語』が発売。 「楽器」「石」「食物」など各巻ごとに設定したテーマに合わせ、柴田元幸が長年愛読してきた英語圏の短篇小説の中から、特に優れたものを精選。全11巻でお届けします。 スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1巻につき3〜5篇を収録。 刊行スタートは2025年12月1日(月)。第1回配本分として、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5巻を同時刊行。第6巻以降は順次刊行を予定しています。 手の中に収まるような小さなサイズ(A6変型[105mm×152mm])の上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物にも最適です。 (出版元HPより) 第4巻『レンズ』 ジョアンナ・スコット/M・R・ジェームズ/ブライアン・エヴンソン/ケヴィン・ブロックマイヤー 【書誌情報】 2,500円(税込) A6変型/上製/箔押し/布クロス/箱入り/112頁
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海外短篇小説アンソロジー「モノの物語」第3巻『⾷物』柴田元幸編・訳
¥2,500
予約商品
【内容】 『MONKEY』の編集長を務める翻訳家・柴田元幸による海外短篇小説アンソロジーの新シリーズ、『モノの物語』が発売。 「楽器」「石」「食物」など各巻ごとに設定したテーマに合わせ、柴田元幸が長年愛読してきた英語圏の短篇小説の中から、特に優れたものを精選。全11巻でお届けします。 スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1巻につき3〜5篇を収録。 刊行スタートは2025年12月1日(月)。第1回配本分として、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5巻を同時刊行。第6巻以降は順次刊行を予定しています。 手の中に収まるような小さなサイズ(A6変型[105mm×152mm])の上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物にも最適です。 (出版元HPより) 第3巻『⾷物』 レベッカ・ブラウン/ルイ・ド・ベルニエール/アーサー・コナン・ドイル/バーナード・ゴットフリード 【書誌情報】 2,500円(税込) A6変型/上製/箔押し/布クロス/箱入り/120頁
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海外短篇小説アンソロジー「モノの物語」第2巻『石』柴田元幸編・訳
¥2,500
SOLD OUT
【内容】 『MONKEY』の編集長を務める翻訳家・柴田元幸による海外短篇小説アンソロジーの新シリーズ、『モノの物語』が発売。 「楽器」「石」「食物」など各巻ごとに設定したテーマに合わせ、柴田元幸が長年愛読してきた英語圏の短篇小説の中から、特に優れたものを精選。全11巻でお届けします。 スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1巻につき3〜5篇を収録。 刊行スタートは2025年12月1日(月)。第1回配本分として、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5巻を同時刊行。第6巻以降は順次刊行を予定しています。 手の中に収まるような小さなサイズ(A6変型[105mm×152mm])の上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物にも最適です。 (出版元HPより) 第2巻『石』 ルイーズ・アードリック/ナサニエル・ホーソーン/タナナリーヴ・ドゥー/エイミー・ベンダー 【書誌情報】 2,500円(税込) A6変型/上製/箔押し/布クロス/箱入り/120頁
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海外短篇小説アンソロジー「モノの物語」第1巻『楽器』柴田元幸編・訳
¥2,500
予約商品
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 『MONKEY』の編集長を務める翻訳家・柴田元幸による海外短篇小説アンソロジーの新シリーズ、『モノの物語』が発売。 「楽器」「石」「食物」など各巻ごとに設定したテーマに合わせ、柴田元幸が長年愛読してきた英語圏の短篇小説の中から、特に優れたものを精選。全11巻でお届けします。 スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1巻につき3〜5篇を収録。 刊行スタートは2025年12月1日(月)。第1回配本分として、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5巻を同時刊行。第6巻以降は順次刊行を予定しています。 手の中に収まるような小さなサイズ(A6変型[105mm×152mm])の上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物にも最適です。 (出版元HPより) 第1巻『楽器』 スチュアート・ダイベック/パトリック・マグラア/ロバート・ラヴ・テイラー 【書誌情報】 2,500円(税込) A6変型/上製/箔押し/布クロス/箱入り/112頁
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大恵和実・十三不塔編『歴史脱出SFアンソロジー 〇✕△しないとでられない世界史』
¥2,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【目次】 脱出のための〈序〉走(十三不塔) 宛として水の中央に在り(楊楓/大恵和実 訳) 馬氏の壺(林譲治) 夜郎国奇譚(大野城) 匣中の策(木海/大恵和実 訳) 燃えさかる子音の花環(十三不塔) 詩を書かないと出られない劉裕(波間丿乀斎) 空飛ぶムシロ(称好軒梅庵) 安禄山はバブリたい(千葉ともこ) 伊吹山奇譚(立原透耶) 曼陀羅夢幻(高山真由美) 雨禁獄(畠山丑雄) 鬼道禅師願玉(武石勝義) 永禄十一年の籠城系突発企画(長谷川京) 覇王の石板(藤琉) 牢獄三卜六景(涼海風雨) 汝、聖き扉を開くなかれ(宮園ありあ) 飛耳長目(水町綜) バンビーノのオプション(早海獺) 編者解説:目覚めよ、脱出する人(大恵和実) 【書誌情報】 出版社:史想社 出版年:2025年11月 頁数:240p 判型:A5
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SF文芸誌『Sci-Fire 2025』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 SF文芸誌『Sci-Fire 2022』はこちら(残数わずか) https://cavabooks.thebase.in/items/68767013 SF文芸誌『Sci-Fire 2023』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/80293305 SF文芸誌『Sci-Fire 2024』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/95366379 【書誌情報】 版型:A5 本文:164ページ 発行:2025年11月23日 表紙イラスト:せい 作品扉イラスト:じゅりあ 表紙デザイン / 太田知也 本文・目次デザイン・DTP/鵜川龍史 ★内容/もくじから★ 【巻頭】 文・甘木零 curtain rises 絵・広木素数一 luna ex machina 【小説】 名倉編 「アメノウズメへの説得」 中野伶理 「月を奏でる少女と神話を殺す少女」 榛見あきる 「魔法のもっとも美しい対象」 揚羽はな 「ルナティック・レスキュー!」 谷田貝和男 「サングレーザー」 【幕間】 絵・広木素数一 lapin de lune 【小説】 鵜川龍史 「月鐘譜」 倉田タカシ「鏡としての月」 仁科星 「ラビット・プロブレム」 吉羽善 「クマムシ王朝伝 第三章五節より 英雄二匹による太陽探し」 花草セレ 「土喰むミミズも生きていく」 常森裕介 「月に葬る」 山口優 「宇宙間重力震メッセージ」 【巻末】 執筆者紹介 奥付
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【サイン本】『ひとり出版流通攻略ガイド』
¥1,300
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 海猫沢めろん・江藤健太郎2名のサイン入り 【内容】 誰もがZINEを作って即売会などで販売できるようになった今、その先の流通をテーマに、小説家・海猫沢めろんさんと江藤健太郎さんに語り合っていただきました。お二人は今年、商業流通を可能にするISBNコードを取得して自分の小説を出版しています。 同様に、ひとりで出版活動を行う8つの出版社・レーベルへのアンケート、本を作って流通させてみたいと考えている方に向けた参考図書、そして海猫沢めろんさんと江藤健太郎さんによるコラムを収録した、流通を考える入り口となる冊子です。 攻略ガイドと銘打っていますが、攻略方法は人それぞれ。規模や目的によって異なります。本を作る人がそれぞれの目的に合った方法を選択するためのガイドブックです。 (出版元HPより) 海猫沢 めろん 1975年生まれ。高校卒業後、紆余曲折を経て上京。文筆業に。2004年『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『愛についての感じ』で第33 回野間文芸新人賞候補。『キッズファイヤー・ドットコム』で第39回野間文芸新人賞候補、第59回熊日文学賞受賞。2025年ひとり版元「泡影社」を設立、『ディスクロニアの鳩時計』刊行。 江藤 健太郎 1999年 神奈川生まれ。会社員。2019年から小説を書く。2025年ひとり出版レーベル 「プレコ書房」を立ち上げ、初小説集『すべてのことばが起こりますように」を自ら刊行。現在、第2作品執筆&制作中。2026年春刊行予定。名作の復刊計画も構想中。好きなものは、魚。
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【サイン本】『エリーツ12 ゼロ年代なにしてた?』
¥1,540
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 海猫沢めろん・佐藤友哉・pha・滝本竜彦4名のサイン入り 『エリーツ11 みんなのすきなミステリ』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/107631458 【目次】 ゼロ年代なにしてた?みんなに聞いてみた! インタビュー、エッセイ、そして新作描き下ろし小説3本! 目次 003 ゼロ年代座談会 海猫沢めろん×佐藤友哉×pha×滝本竜彦 016 ゼロ年代の複雑な地層#1 荘子it 032 ゼロ年代の複雑な地層#2 伏見瞬 042 僕のゼロ年代(小)戦記 ロベス 058 おまえよく生きてたな 雪舟えま 062 思い出せない 倉田佳子 068 そのまま放っておくと大変なことになりますよ 暮田真名 072 You still have… オルタナ旧市街 076 『涼宮ハルヒの憂鬱』を初めて読んでみた pha 082 ゼロ年代小説「永久不滅ボディを目指して」 滝本竜彦 094 イベント完全収録 「ZINE沼へようこそ!同人誌6年で11冊つくってみた!」 106 鏡家サーガ最新作「九月十二日」 佐藤友哉 124 ファンタジーミステリ小説「妖精博士の弟子」第二話 滝本竜彦 【書誌情報】 判型:A5 頁数:150頁
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pha『蟹ブ店番日記』
¥990
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 蟹ブックスのスタッフのphaが、「本屋の仕事がとても楽しい」ということを書いたZINEです! 本屋の仕事に興味がある人におすすめです。 ・なぜ本屋で働き始めたのか ・店番の日の日記(2023-2024) ・店番コラム(かにカニCLUBの連載をまとめたもの) ・蟹ブックスで売れ筋の本の紹介 【書誌情報】 判型:A6 頁数:60頁
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pha『やる気のない読書日記』
¥1,500
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 2021年のphaの日記から、読書に関する日付を抜き出して加筆してまとめました。ゆるいブックガイド、もしくはコロナ禍の記録として。 【書誌情報】 判型:B6 頁数:200頁
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『文化系トークラジオLife ZINE~ブックガイド582冊』
¥2,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 ◉表紙イラスト:浅野いにお ◉表紙/本文:フルカラー ◉TBSラジオ「文化系トークラジオLife」が各界の識者を招いて行った、2014年から11年間のブックトークイベントをまとめた完全保存版ブックガイド。 巻末には塚越健二×山本ぽてと×渡辺祐真×長谷川裕の文化系トークラジオLife座談会「2020年代のLife」を収録 鈴木謙介/常見陽平/斎藤徹也/速水健朗/西森路代/矢野利裕/仲俣暁生/杉田俊介/伊波真人/文月悠光/永田夏来/清田隆之/小川公代/渡辺祐真/山本ぽてと/長谷川裕/吉川浩満/瀧井朝世/中沢明子/澁川祐子/廣瀬涼/綿谷エリナ/塚越健司/橋本輝幸/倉本さおり/宮崎智之/工藤郁子/海猫沢めろん 【書誌情報】 判型:A5 頁数:156頁
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大崎清夏『湖まで』
¥2,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 歩いていった先に大きな水の塊があることは安心だった。 海でも川でも湖でも。 ひとと出会い、土地に触れ、わたしはわたしになっていく。 みずからの世界の扉をひらく全5篇。 いまを生き、いまを描く詩人による 詩と散文のさきに見出された光り溢れる 初めての書き下ろし連作小説集。 [目次] 湖畔に暮らす 眼鏡のバレリーナのために 次の足を出すところ みなみのかんむり座の発見 二〇二四年十一月三日 【書誌情報】 刊行日 2025年5月15日 定価 2000円+税 ISBN 978-4-910976-05-1 四六判変形・並製本 160ページ 【著者紹介】 大崎清夏(おおさき・さやか) 2011年、第一詩集『地面』刊行。『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。詩集に『暗闇に手をひらく』『踊る自由』『新しい住みか』、その他の著書に『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭「さいはての朗読劇」(22、23年)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(24年)の劇中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(24年)の日本語訳修辞、ダンスパフォーマンス『渋谷への手紙 〜LOVE HATE SHOW 〜』(25年)の共同構成・語りなど多数。2025年春、山の暮らしをゆるゆると開始。
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『Kaguya Planet No.7』特集:ホープパンク
¥1,650
【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『Kaguya Planet vol.1 気候危機』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/85913578 『Kaguya Planet vol.2』特集パレスチナ https://cavabooks.thebase.in/items/88198930 『Kaguya Planet vol.3』特集食 https://cavabooks.thebase.in/items/95890606 『Kaguya Planet vol.4』特集プラネタリウム https://cavabooks.thebase.in/items/97141863 『Kaguya Planet vol.5』特集おじさん https://cavabooks.thebase.in/items/105779880 『Kaguya Planet No.6』特集ヴィラン https://cavabooks.thebase.in/items/117588840 【内容】 抵抗のための希望、抵抗としての希望を語ろう 構造を維持し個人に責任を押し付けるために持ち出される「思いやり」ではなく、ともに社会を変革していくための優しさを。絶望から生まれる諦めや投げやりではなく、より良い世界を描くための想像力を。隣人への不信ではなく、ともに暮らし続けるのための協働を。 今・こことは違う世界を夢見ること、どんな世界でも希望を忘れないことが、この世界を変えていくための源になるように──。そんな願いとともにおおくりする、抵抗としての希望・抵抗のための希望の特集です。 コンテンツ ⚫︎小説 カロリン・リューダース「マヤ/28歳/狼女」(訳:堀川夢) 水町綜「あらがえ!ぬいぐるみの星」 オカワダアキナ「動き回り叫ぶ三人のヌード像」 ⚫︎レビュー/コラムなど 齋藤隼飛「スーパーマンとセンセイ、サンノゼ空港のスピーカーから」 堀川夢「希望ある小説の探し方 ウェブで読める英語圏のホープパンクガイド」 長谷川愛『Parallel Tummy Clinic』レポート ⚫︎レポート 「SFは科学を民主化することができるのか」 宮本道人・大澤博隆 新作オペラ『船はついに安らぎぬ』 ⚫︎PICK UP 暴力と破滅の運び手「マジック・ボール」英誌掲載 『Dead by Daylight リージョン・ストーリー』 《Kaguya群星文庫》創刊 ⚫︎VGプラスの活動報告 サイズ:A5 ページ数:120ページ 一般価格:1650円(税込) ISBN:978-4-911294-12-3
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ジョン・ラッセル・ファーン著『科学探偵 ブルータス・ロイドの事件簿』
¥2,000
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【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 その男の名はブルータス・ロイド。 あらゆる方面の学位をもち、全ての科学に通じている天才科学者である。 背丈は150cmにも満たぬが巨大な頭脳を持つこの怪人には、しかし研究よりも熱意を注ぐものがあった。 世に奇怪なる事件が起きる時、その謎を解かずにはおられないのだ! かくしてロイド博士は、NYを震撼させる天才科学者連続殺人に(『狙われた天才たち』)、 寒村に現れた謎の恐竜たちに(『意味のない恐竜たち』)、 原理力研究所で起きた不可解な射殺事件に(『原子世界の弾丸』)次々と挑戦し、 常識を遥かに超えた解決を見出し、読者の心に消えない“?”を刻んでいく! 日本SF界で「英国の愚作王」と讃えられたパルプ作家ジョン・ラッセル・ファーンによる、SFミステリ連作の本邦初訳。 奇矯なる事件発生に、論理を超えた捜査と推理が続き、作中の正気を疑うレベルの解決がつく。 40年代探偵小説の極北に全ミステリ愛好家は戦慄せよ! 【書誌情報】 2,000円 頁数:288P 判型:文庫 爬虫類館出版局(@lizards_anthill)
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『"ビッディヴァー" 対 宇宙海賊 シオドア・スタージョン怪作集2』
¥600
予約商品
【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 ビッディヴァーは絶望していた。 思いがけない遺産が転がり込み、したいことを全てしたが、虚しいだけなのだ。 高価い店で酒を飲み、酔って新車を運転する。どこに行くあてもない。 だが彼は気づかなかった。 自分が間違った車に乗ったことに。 その車が最先端の改造を施されていることに。 そして自分を乗せた車が空を飛び、宇宙へと旅立っていくことに! スタージョンが1941に発表したスペースオペラを本邦初訳。 スーパーカー キャリントン78 が太陽系を駆け巡り、宇宙海賊を粉砕する痛快冒険譚! なぜかそれが暗黒小説と化してしまう、鬼才にしか書きえぬ唯一無二の異色作が80年の時を経てここに降臨! 【書誌情報】 600円 頁数:48P 判型:文庫 爬虫類館出版局(@lizards_anthill)
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『黄金の卵 シオドア・スタージョン怪作集3』
¥1,000
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【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 船乗りのバリーはどん底にいた。 長いアル中生活で現実と妄想の境がなくなり、毎日怪物や蟲に襲われるようになったのだ。 その上騙されて乗った船から落ち、絶海の孤島に流れつく始末。 しかもそこは、触手の様な生物に支配された島だった! スタージョン屈指のテキトー作『悪夢の島』 遥か太古空の彼方で産まれ、超文明により頭脳だけになった全能の存在。 だが気まぐれに地球に立ち寄った彼は、その星で生涯初の体験と苦悩を味わうことになる! 壮大な宇宙譚がラブコメに転じる謎作『黄金の卵』 本邦初訳、読後感が抜けそうになくなる二作品を収録。 顰蹙を買いつつ続く怪作集 第3弾『脱力篇』をお届けします。 【書誌情報】 1,000円 頁数:96P 判型:文庫 爬虫類館出版局(@lizards_anthill)
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ジェームズ・サーバー著『名探偵 ブルー・プローメル』
¥1,000
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【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 ブルー・プローメルは名探偵である! 何? そんな人知らない? なんと嘆かわしい事か! 名探偵プローメルは超常精神科学探偵を自称し、何を言っているのかさっぱりわからない支那人の召使と共に、ご近所の皆さんが持ち込んで来る怪事件難事件に挑み、解決したり、しなかったりしているのだ! ホームズの如き自慢の推理力を発揮する時、その結論は大きく的を外れ、関係者一同を驚愕させるのだ! そして何よりも、この名探偵を創造したのは、アメリカを代表するユーモア作家 かのジェームズ・サーバーなのである! 29歳のサーバーが 才気にまかせて地元新聞に書きとばした、連作探偵小説を本邦初訳。「ニューヨーカー」創刊前の時代 サーバーが『裸の銃を持つ男』の如きギャグセンスを発揮したパロディミステリ! 作者が生前の再掲載を断った名作(?)が日本初上陸! 【目次】 名探偵と少佐殺しの謎 The Mystery of the Murdered Major 名探偵が名推理を披露する The Great Detective Divulges Some Deductions 名探偵と消えたライオン像 The Engrossing Episode of the Lost Lion 名探偵と謎のクラブの二 The Case of the Deuce of Clubs 名探偵が大胆不敵なる推理を披露する The Famous Detective Does Some Daring Deducing 名探偵と悪霊屋敷の極限恐怖 The Heinous Horror of the Haunted House 名探偵と悪霊屋敷から来た怪人の逆襲 The Return of Haunted House Man 名探偵と盗まれたヴァレンタイン・サファイア The Strange Story of the Stolen Sapphire 名探偵への殴打厳禁 Never Crown Our Hero With a Gun 名探偵と盗まれたヴァレンタイン・サファイア 解決篇 The Solution of the Stealing of the Sapphire 名探偵と神速の罠 The Plot Jells with Remarkable Celerity 名探偵と暴かれた殺人他いろいろ Murder Will Out or Something 名探偵 小難を逃れる Out of the Well-Known Frying Pan 訳者あとがき 【書誌情報】 1,000円 頁数:80P 判型:文庫 爬虫類館出版局(@lizards_anthill)
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ジョン・ファンテ、ルドルフ・ボルヒェルト著『ブラボー、ブッロ!』
¥1,430
【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 本書『ブラボー、ブッロ!』は、アメリカの作家ジョン・ファンテ(1909-1983)が手がけた唯一のYA(ヤング・アダルト)小説です。この作家に特有の優しさ、哀しみ、そして笑いが、いっぱいに詰まっています。『塵に訊け』、『満ちみてる生』をはじめ、ファンテの小説の翻訳を数多く手がけてきた訳者(栗原俊秀)が太鼓判を押す一冊、ぜひお楽しみください。 【書誌情報】 題名:ブラボー、ブッロ! 著者:ジョン・ファンテ、ルドルフ・ボルヒェルト 訳者:栗原俊秀 価格:1,430円 頁数:124ページ 判型:B6
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『「ヴァニティ・フェア」の王侯貴族』ヒラヤマ探偵文庫
¥1,500
SOLD OUT
【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 【内容紹介】 「ヴァニティ・フェア」は1868年から1914年にイギリスで発行された総合週刊誌です。 題名はウィリアム・サッカレーの小説からとられて、有名人の風刺画が名物でした。それらの作品の中から、国王や王族の作品を選んで、解説とともに収録をしました。 ヴィクトリア朝では一目でわかる有名人でも、現代のわれわれにとってはすっかり忘れ去られた存在です。本書に収録した王族も、おそらくヴィクトリア女王以外は見たことがない読者のみなさんが、多いのではないでしょうか。できるだけ簡潔に解説をつけました。 しかし彼ら彼女らは、お互いに密接な関係があり、ヴィクトリア朝のヨーロッパ史に重要な役割をはたしていました。 また、「ヴァニティ・フェア」には思いのほか有色人種の王族が収録されています。一つにはイギリスにはインドのマハラジャたちが数多く訪れていたということと、十九世紀後半には世界規模で交通が発達したことから、ヨーロッパで開催された戴冠式などの大規模な式典にも海外からの参加者が増えたり、ヨーロッパ外からの留学が増えたせいかもしれません。 また、王族といってもピンからキリまであり、特にドイツの小国の次男、三男の王子はいわゆる「部屋住み」であり、特に貴賤結婚をして王位継承権を失った場合は大変でした。遠縁を頼ってイギリスなどヨーロッパ各国の軍隊に入隊したり、財産のある娘と結婚したりしていました。しかしイギリスは特に生活費が高かったようで、借金に追われていたテック公爵は、一時ヨーロッパで暮らしていたそうです。 そんな彼らの生活の一面も、お楽しみいただけたら幸いです。 【書誌情報】 題名:「ヴァニティ・フェア」の王侯貴族 編者:平山雄一 価格:1,500円 頁数:72ページ 判型:A5・フルカラー
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ロドリゲス・オットレンギ『決定的証拠』ヒラヤマ探偵文庫
¥3,100
【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 【内容紹介】 一八九八年にアメリカの歯科医師兼作家のロドリゲス・オットレンギが発表した短篇探偵小説集です。 後にエラリー・クイーンはこの本を、歴史に残る優れた探偵小説短編集の殿堂「クイーンの定員」の一冊に選びました。作者の本業を生かした「法歯学」を探偵小説に応用した先駆けであるだけでなく、ミッチェルとバーンズという二人の探偵がお互いに競い合うという趣向が、クイーンを喜ばせたのかもしれません。収録作は、 「不死鳥殺人」 「ミッシング・リンク」 「名無しの男」 「モンテズマのエメラルド」 「奇妙な誘拐」 「アステカのオパール」 「複製された宝石」 「イシスの真珠」 「約束手形」 「新式偽造」 「証拠の影」 です。 【書誌情報】 題名:決定的証拠 著者:ロドリゲス・オットレンギ 訳者:平山雄一 価格:3,100円 頁数:306ページ 判型:新書
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中村進治郎『少女モダン講座』ヒラヤマ探偵文庫
¥500
【送料】 ・スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 ・スマートレターは土日祝の集荷がなく、到着まで数日かかるサービスです(例:京都ー東京は3日後の到着) ・保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 ・ポストへの投函となります https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 【内容紹介】 昭和初期、時代を走り抜けた、一人のモダンボーイがいた。その名は、中村進治郎。不良少年上がりだが、ハンサムで身だしなみの美しい彼の姿は、多くの若い女性を惹きつけた。彼は文章も書き、映画関係の文章や短い小説などが売れるようになると、吉行エイスケ、北林透馬らのモダーン派作家の仲間入りをして、ナンセンス文学にも筆を染めるようになった。『新青年』に、昭和6(1931)年1月号から昭和8年1月号にかけて連載したファッションコラム「ヴォガン・ヴォグ」が有名。昭和7(1932)年12月には、東京新宿にあるムーラン・ルージュの歌姫、高輪芳子と心中事件をおこす。相手の芳子はなくなったが、自らは生き残ってしまった。その後、昭和9(1934)年11月、睡眠薬の飲み過ぎでなくなる。享年27だった。 【書誌情報】 題名:少女モダン講座 価格:500円 頁数:48ページ 判型:A5横
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ミンナ・カント『アンナ・リーサ』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 葉々社刊行の「小さな海外文学」シリーズ第3弾。 《「小さな海外文学」シリーズ》 トマス・ハーディ『ロングパドル人間模様』(柴田元幸さんサイン入り)はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/97092843 イーディス・ウォートン『ウォートン怪談集』(柴田元幸さんサイン入り)はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/97092748 シリーズ第3弾は、商業出版による翻訳が初となる真柴 奏さんが3つの物語を訳しています。 本書、『アンナ・リーサ』には、フィンランドの作家ミンナ・カントのふたつの短編「疑い」「死にゆく子」と戯曲「アンナ・リーサ」を収録しています。 日本ではまだなじみの少ないカント作品ですが、本書の解説ページを東海大学文化社会学部北欧学科准教授・柴山由理子さんに執筆していただいたため、作品とともにカント自身についても理解を深めることができます。(出版元HPより) ______________________________ 一八四四年三月十九日にミンナ・カント(Minna Canth)はフィンランドのタンペレに生まれ、一八九七年五月十二日に心臓発作のためクオピオで五十三年の生涯を閉じた。現在、カントの誕生日はフィンランドで「平等の日」とされている。三十代から執筆活動を始め、三十五歳で夫を亡くした後に七人の子どものシングルマザーとして実家の事業を継承する傍ら、精力的に執筆を行い、亡くなるまでの約二十年間に小説や戯曲を次々と発表した。社交サロンを開き多くの著名人と交流を持ったパワフルな人物であった。 フィンランド初の女性作家として活躍したという事実だけでなく、ほかのヨーロッパの思想に影響を受けたリベラルな考えをもとに、社会における女性の立場の弱さや不条理を描き出した数々の物語は、同国における女性の財産権、身体権、教育権、参政権の獲得や改善に大きく貢献した。詩人エイノ・レイノ(Eino Leino, 1878-1926)はミンナ・カントの作品にノルウェー文学、特にヘンリック・イプセンの大きな影響を認め、カントについて、リアリズムの時代にもっとも力強く社会問題を描き出し、「労働運動の先駆者」であり「女性解放の真の指導者」で、ジェンダー平等において彼女以上に独創的で優れた作品を生み出した人はいないと評している(Leino,1909/2022)。豊かな表現力と深い洞察力によって人間の苦しみや不安、疑念などの感情を巧みに描きだした作品には、現代の私たちにも通じる普遍的な物語を見いだすことができる。 「疑い」 中編小説『疑い』は、戯曲『牧師の家族』と同じ一八九一年に発表された。中産階級の比較的裕福な商人の家が舞台となり、犯罪、道徳からの逸脱、精神疾患などに対する科学的解明への探究心をもとに、猜疑心や罪の意識をテーマにしたリアリズム小説である。 「アンナ・リーサ」 『アンナ・リーサ』は、嬰児殺しの物語で、カントが亡くなる二年前に発表された後期の戯曲作品であり、三大代表作の中でももっとも完成度が高い作品と評される。(中略)三幕構成の同作品は生き生きとしたセリフで物語がテンポよく進んでいく。理想の結婚を前に、婚約者ヨハンネスとアンナ・リーサの両親、妹ピルッコが見ている喜ばしい世界と、アンナ・リーサと家の使用人であったミッコとその母親フッソが共有する「自滅を免れない暗い森のような三人の秘密」のコントラストがじわじわとアンナ・リーサを追い詰めていく。いつ秘密が暴露さ れてしまうのか、事情を知る者と知らない者との臨場感満載の会話と駆け引きに読み手もハラハラし通しである。 「死にゆく子」 『死にゆく子』は、子どもの死という想像しうる限りでもっとも残酷な悲劇を描いた短編である。カントの生きた十九世紀後半は、乳幼児の死亡率が非常に高く、多くの家庭が子どもの死という苦痛を経験しなければならなかった。多産で貧困という当時一般的な家庭の悲劇を描きながら、カントは子どもの死をよりグロテスクに表現する。エーヴィの蛆が湧く体や、部屋に臭いが充満する描写などは、嫌悪感を抱かせるリアルな筆致で、読み手をぎょっとさせる不快なリアリズムの表現となっている。 (解説ページより) 【書誌情報】 発行:葉々社 判型:四六判変型・並製
