メールマガジンを受け取る
-
『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』(越前敏弥さんサイン入り)
¥1,540
予約商品
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』 金原瑞人・三辺律子・白石朗・芹澤恵・ないとうふみこ・越前敏弥 2025年7月刊 B6判 166ページ 定価1,400円+税 【お知らせ】 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品の翻訳やエラリー・クイーン作品の新訳など、これまで100作以上の翻訳を手掛けてきた文芸翻訳者・越前敏弥さんによる軽出版レーベル「HH(翻訳百景)ブックス」の第3弾。 第1弾『訳者あとがき選集』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/91969457 第2弾『翻訳百景ふたたび』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/100704154 【内容】 この本では、6人の翻訳者がおもに十代の人たちに向けて、ぜひ読んでもらいたい英語圏の文学作品をそれぞれ6作ずつ紹介している。自分の訳書もあればほかの人の訳書もあり、純文学・ミステリー・SF・ヤングアダルト(YA)などなど、さまざまな作品が並んでいる。 各4ページの紹介文のなかには、原文と訳文を対照して枠で囲った個所があるので、その作品の醸す雰囲気を感じることができる。 中学生ぐらいからの読者を想定しているため、ルビを多めに振ってあるが、並んでいる本は全世代が楽しめる本ばかりなので、どなたでも手にとって、ご自分にとってのベスト作品を見つけてもらいたい。 もちろん、どこから読んでもかまわない。 ――「はじめに」より 《本書で紹介されている作品やシリーズなど》 『嵐が丘』、「アンブレラ・マン」、『いっしょに翻訳してみない?』、「選ばなかった道」、『火星の人』、『霧』、『靴を売るシンデレラ』、『クラーク・アンド・ディヴィジョン』、『グラフィック版 アンネの日記』、〈黒後家蜘蛛の会〉シリーズ、『鋼鉄紅女』、『さよなら、シリアルキラー』、『シートン動物記 サンドヒルの雄ジカ ほか』、『死者は嘘をつかない』、『少女神第9号』、「白い手の怪」、『新訳 ロミオとジュリエット』、『タイムマシン』、『たったひとつの冴えたやりかた』、『短編回廊 アートから生まれた17の物語』、「小さな手」、『闘牛の影』、『西の果ての白馬』、「二十年後」、『パーフェクト・マッチ』、『はなしをきいて 決戦のスピーチコンテスト』、〈ハリー・ポッター〉シリーズ、『ピアノ調律師』、『二つの心臓の大きな川』、『ぼくにだけ見えるジェシカ』、『マーダーボット・ダイアリー』、『ミニ・ミステリ100』、『目で見ることばで話をさせて』、『ラッキーボトル号の冒険』、『老人と海』、『ロンドン・アイの謎』、『わたしを離さないで』、Oddly Enough 【プロフィール】 金原瑞人(かねはら・みずひと) 1954年岡山市生まれ。翻訳家。訳書に『青空のむこう』『豚(ぶた)の死なない日』『さよならを待つふたりのために』『月と六ペンス』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』『リンドバーグ』など650冊以上。エッセイ集に『翻訳はめぐる』、著書に『翻訳エクササイズ』、日本の古典の翻案に『仮名手本忠臣蔵』『雨月物語』など。 三辺律子(さんべ・りつこ) 文芸翻訳家。主な訳書に、『エヴリデイ』、『かわいい子ランキング』、『月のケーキ』、『少年キム』、『黒馬物語』、「ズィーラーン国伝」シリーズ、『ガールズ・ルール』など。共編著に『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド』1&2など。〈10代のための海外文学大賞〉選考委員、〈いたばし国際絵本翻訳大賞〉審査委員など務める。 白石朗(しらいし・ろう) 1959年生まれの文芸翻訳者。おもな訳書にスティーヴン・キング『11/22/63』『異能機関』『フェアリー・テイル』、ジョー・ヒル『ファイアマン』、ジョン・グリシャム『告発者』、イアン・フレミング『007/カジノ・ロワイヤル』、パトリシア・ハイスミス『見知らぬ乗客』、ジャック・ヴァンス『スペース・オペラ』など。わが家へやってきて約二十五年になるミシシッピアカミミガメの世話係。 芹澤恵(せりざわ・めぐみ) 文芸翻訳者。おもな訳書に「ジャック・フロスト警部シリーズ」、「エリザベス女王の事件簿シリーズ」、『フランケンシュタイン』『密林の夢』『一ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』『赤い小馬/銀の翼で スタインベック傑作選』『リリアンと燃える双子の終わらない夏』『世界を変えた100人の女の子の物語(共訳)』など。趣味は野外騎乗と美術館巡り。最近になって日本画と新版画にあらためて魅了されています。 ないとうふみこ 翻訳者。児童書とYAの訳書に『貸出禁止の本をすくえ!』(ほるぷ出版)『西の果ての白馬』(徳間書店)『ゴースト』(小峰書店)『最後の竜殺し』(竹書房)など。ノンフィクションの訳書に『夢と幽霊の書』『宇宙開発の思想史』(以上、作品社)『ネイサン・チェン自伝』(共訳 KADOKAWA)など。いたばし国際絵本翻訳大賞の副審査員も務めている。 越前敏弥(えちぜん・としや) 文芸翻訳者。1961年生まれ。おもな訳書はダン・ブラウン作品やエラリー・クイーンの作品のほか、『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『老人と海』『世界文学大図鑑』など。おもな著書は『いっしょに翻訳してみない?』『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』など。全国の読書会をまわってご当地のラーメンなどを食べるのが趣味。HHブックス主宰。
-
【追加入荷分予約】海猫沢めろん著 新装版『ディスクロニアの鳩時計』(サイン本)
¥3,960
SOLD OUT
連載10年、原稿用紙1000枚を超える大長編、ついに完成。 SFにして変格ミステリ、思弁小説にして青春文学。 思想誌『ゲンロン』にて10年にわたり連載された話題作『ディスクロニアの鳩時計』。 あらゆるジャンルを横断しながら、現実と虚構を交錯させる、“メタリアルフィクションの極北”とも言うべき大長編。濃度はそのままに、一般流通できるように私家版から一部表現をリファインしました(ストーリーに変更なし)。 圧倒的密度で疾走する、記憶と物語の迷宮へ。 ▼あらすじ 拡張現実〈カクリヨ〉と人工知能に覆いつくされた近未来の日本。 孤独な17歳の少年〈白鳥鳥彦〉は、夏祭りの夜、不思議な少女〈時彫幽々夏〉と出会う。 彼女は時間に関するあらゆる事物を収集する謎の大富豪〈時彫家〉の令嬢だった。 その瞳を覗き込んだ瞬間、鳥彦は激しい殺人衝動に貫かれる―― 国家権力、量子人工知能を巻き込み、少年の狂気に満ちた計画が始動する。 著者:海猫沢めろん 出版元:泡影社 ▼仕様: ・四六判 上製本 ゴールド箔 ・536頁(2段組、全ページスミベタ、本文白抜き文字) ・帯付き、小口にギミックあり(開きで絵が変化) ・ISBN:978-4-9913781-0-2 ・定価3600(+税) ▼帯コメント: 21世紀のロートレアモンに称讃を、そして唾棄せよ。これは凶悪な進化を遂げた「マルドロールの歌」(暗黒詩篇)だ。 ――竹本健治(作家・『匣の中の失楽』) 「時間とは何か」を巡る壮大な探求──崩壊と再構築を繰り返す巨大な謎を描いた、渾身のクロニクル。ノベルゲーム、加速器、機械知性、脳科学、最先端AIまで、あらゆるギミックを詰め込んだ現代の千夜一夜物語。 ――三宅陽一郎(ゲームAI研究者)
-
翻訳小説同人誌『BABELZINE』 Vol.4
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 翻訳小説同人誌『BABELZINE』 Vol.3はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/74779836 英語圏を中心としたSF・幻想文学・変な小説を翻訳するサークル「バベルうお」による翻訳小説同人誌『BABELZINE』 Vol.4 【目次】 はじめに 翻訳 「不滅のリリィ」 カイリー・リー・ベイカー 「耐性者」コウジー・A・デイ 「CRISPRの手引き :ロー判決逆転後の世界で生命工学的に妊娠中絶をするためのDIYガイドブック」 MKRNYILGLD 「CRISPRの手引き 第二章:生命工学であなたの卵子を破壊兵器に変え、一度で家父長制主義者に強制的に移植するためのガイドブック 」MKRNYILGLD 「コラは人生 」デイヴィッド・D・レヴァイン 「現代アメリカ摩天楼の回遊習性」 デリック・ボーデン 「私たちが戦争のあいだ遊んだゲーム」 キャリー・ヴォーン 「カーニバル・ナイン 」キャロリン・M・ヨークム 「すずめ」 スーザン・パルウィック 「触腕の都市 」R・B・レンバーグ 「ゴードン・B・ホワイト、呪われたホラー作品を制作中 」ゴードン・B・ホワイト 「無常の法則 」ケネス・シュナイヤー 評論 『「ラビット・テスト」、「CRISPRの手引き」――人工妊娠中絶をめぐるSFについて』 白川眞 【仕様】 A5 【発行】 週末翻訳クラブ バベルうお 2025年5月発行
-
『猿の手の物語ブックガイド』
¥1,900
予約商品
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 イギリスの作家、W・W・ジェイコブズによる怪奇小説の名作「猿の手」とそれに関連する作品、パロディ・オマージュ作品などを紹介したブックガイドです。 【目次】 まえがき 原典と初出無削除版 W・W・ジェイコブズ「猿の手」 W・W・ジェイコブズ「猿の手」(初出無削除版) コラム 「猿の手」の代償とは何だったのか? 他メディア展開作品 ルイス・パーカー脚色「猿の手」 ノーマン・リー監督『猿の手』 手塚プロ「猿の手」 リライト作品 富安陽子「猿の手」 翻案作品 鈴木三重吉「猿の手(童話)」 鈴木三重吉「猿の手」 W・W・ヤコブ「ヒュッテの妖異」 岡本綺堂「青蛙神」 松本正彦「どくろに頼む」 水木しげる「魔石」 林不忘「釘抜藤吉捕物覚書 悲願百両」 岡田純子「猿の手」 パロディ・オマージュ作品 都筑道夫「猿の手」 都筑道夫「猫の手」 星新一「金色のピン」 阿刀田高「恐怖の研究──あるいはエピローグ風の小品」 堀晃「宇宙猿の手」 北野安騎夫「私の『猿の手』」 飛浩隆「異本:猿の手」 西尾維新「するがモンキー」 団龍彦「猿の手」 赤川次郎「猫の手」 井上雅彦「類人館」 坂東眞砂子「恵比寿」 あせごのまん「ニホンザルの手」 有栖川有栖「猿の左手」 竹本健治「口にもできないようなつまらない願い事」 高井信「悪魔猿の手」 境井結綺「魔女の断罪、魔獣の贖罪」 夜馬裕「猿の手」 ロバート・アーサー「バラ色水晶のベル」 スティーヴン・キング『ペット・セマタリー』 スティーヴン・キング「神々のワード・プロセッサ」 キャンデス・フレミング「リリー」 アンソニー・ホロヴィッツ「猿の耳」 手塚治虫「猿の手」(『ブッキラによろしく!』より) 藤子・F・不二雄「うちでの小づち」(『ドラえもん』より) 光原伸「魔神の手」(『アウターゾーン』より) 古賀新一「お化け屋敷は大繁盛」(『エコエコアザラク』より) CLAMP『×××HOLiC 3』 高橋葉介「猿の手」 佐藤将「角田偽史『黒山羊高校オカルト研究会』」 木々津克久『アーサー・ピューティーは夜の魔女』 永矢洋子『猿の手』 滝西ひろか『真美子と猿の手』 森園みるく、村崎百郎『淫らな猿の手』 「猿の手」(ドラマ『やっぱり猫が好き』より) 「猿の手様」(ドラマ『世にも奇妙な物語』より) 「トーテムの眼」(ドラマ『ウルトラQ dark fantasy』より) 「猿の手」の仲間たち リチャード・バラム 「栄光の手」 ジェラール・ド・ネルヴァル 「魔法の手」 ギ・ド・モーパッサン 「剥製の手」 ギ・ド・モーパッサン 「手」 R・L・スティーヴンソン 「びんの小鬼」 フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー 「絞首台の小男」 モーリス・ターナー監督『悪魔の手』 フィリッポウ監督 『トーク・トゥ・ミー』 「猿の手」について言及のある文献 ジャック・サリヴァン編 『幻想文学大事典』 阿刀田高 『恐怖コレクション』 北村薫 『ミステリ十二か月』 新保博久 『シンポ教授の生活とミステリー』 法月綸太郎・新保博久 『死体置場で待ち合わせ』 吉野朔実 『吉野朔実劇場 弟の家には本棚がない』 ロジェ・カイヨワ 『妖精物語からSFへ』 スティーヴン・キング 『死の舞踏』 付録 W・W・ジェイコブズ作品紹介 W・W・ジェイコブズ『猿の手 ジェイコブズ怪奇幻想作品集』 【書誌情報】 『猿の手の物語ブックガイド』 サイズ:A5 製本仕様:無線綴じ 本文ページ数:76ページ(表紙除く) 表紙印刷:カラーオンデマンド 本文印刷:モノクロオフセット 表紙用紙:アートポスト200K 本文用紙:書籍90K(クリーム) 表紙PP加工あり 頒布価格:1900円
-
翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第3弾
¥1,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第1弾はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/68761214 翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第2弾はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/86055591 【内容】 翻訳同人誌「LETTERS UNBOUND」の第3弾 3人の翻訳者が「FOOD」をテーマに酸いも甘いも味わえる短編小説3編をお届けします。 【目次と訳者による作品紹介】 ナオミ・クリッツァー「パティの食堂で世界の終わりを」廣瀬麻微訳 24時間以内に世界が滅亡するというニュースを聞き、疎遠になっていた家族に会いにいこうと決意した主人公ローリエン。道中でガス欠になり、小さな町のダイナーに立ち寄る。そこで出会った人々とのあたたかな交流を描いたSF短編小説。 レイチェル・ヘン「サンライズ・バレー」武居ちひろ訳 シンガポールの老人ホーム。82歳のフィー・ビンは自宅での生活を望むが、仕事で忙しい娘は聞く耳を持たない。ある日、みなに慕われていた入居者の過去が暴かれて……。社会の残酷さと老いの孤独を描く《ザ・ニューヨーカー》掲載作品。 G・B・ラルフ「砂の魔女とサンドウィッチ」梅澤乃奈訳 砂の魔女と呼ばれる老婆が、砂浜にサンドウィッチなどを置き去りにする姿を目撃したエリー。魔女が置いた食べ物は、どれも一口かじられている。老婆は、本当に魔女なのだろうか? そして、その目的とは?《The Law of Consequences》掲載作品。 2025年5月初版発行 変形サイズ(130×210mm)106ページ 発行:ほんやくシスターズ(X@letters_unbound) https://lit.link/lettersunbound
-
『エリーツ11 みんなのすきなミステリ』
¥1,500
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【目次】 ミステリ座談会 *注釈 淡彩の部屋 竹本健治 一六歳のクローズド・サークル 南海遊 〈恋愛ミステリの系譜〉再構築 森晶麿 古巣の話 円居挽 丁度ミステリの原稿が修羅場な中でこれを書いています。 斜線堂有紀 俺のミステリブックガイド7 海猫沢めろん 犯人のいないミステリ ロベス 『夏と冬の奏鳴曲』を二十五年ぶりに読んでみた pha 佐藤友哉が選ぶ講談社ノベルスベスト10 佐藤友哉 鏡家サーガ最新作「七分早く死んだ女」 佐藤友哉 短編ミステリ小説「妖精博士の弟子」 滝本竜彦 【書誌】 判型:A5 頁数:112頁 価格:1,500円 出版元:エリーツ
-
『随風』
¥1,980
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 目次 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一 発行:書肆imasu A5判 定価 1,800円+税 初版年月日2025年3月24日
-
【サイン本】小林えみ『孤独について』
¥1,540
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 「ぼっちでいい」は強がりではない。つながりや絆の重要性が強調される昨今、「孤独」が良くないことのようになっている。尊重された個人・孤独が連帯できる社会こそが豊かではないか。SNSで「繋がりすぎる」今だからこそ重要な「孤独」についてのエッセイ。 企画「戦争と人間、孤独」集 全3冊 こんにちは世界。 私たちはひとりで生まれてひとりで死ぬ。 ひとりは寂しい。 それでも私は孤独を肯定する。 一、坂口安吾『青鬼の褌を洗う女』 二、三木 清『人生論ノート』 三、小林えみ『孤独について』 目次 はじめに 沢村貞子 生活の孤独 青鬼の褌を洗う女 生きる孤独 エミリ・ディキンスン 隠棲の孤独 サン=テグジュペリ 仲間と孤独 三木清 死と孤独 おわりに 発行:よはく舎 四六判 108ページ 価格 1,400円+税 書店発売日2024年7月25日 小林 えみ 1978年生まれ。よはく舎・マルジナリア書店代表。著書に『かみさまののみもの』。
-
【サイン本】今井楓『九階のオバケとラジオと文学』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 「春になったら死ぬんだと思っていた。明るい陽気に負けてしまって、眩しくて、魔法みたいに消えちゃう気がした。」 ラジオ、花、五反田駅前の思い出、そして文学。 本を読みながら大人になった今、日常と仕事のあいだのさまざまを古今東西の文学を通じて豊かな言葉で紡ぐ清新なエッセイ。 目次 言葉に溺れてしまいそう 九階のオバケとラジオと文学 ソローと手を繋いでスキップを 偶然と必然の交差する場所で 一九八四年、存在しない愛の話 自転車を漕ぐ背中の 変容する明日を追いかけて マリー・キュリーにはなれない サニーデイ・サービスと月曜のDM 私は君を殴らないよ、悪いけど。 火曜の午後、私のセンス・オブ・ワンダー アメリカの夜を真空パック そのサンショウウオの尻尾の歯形は、私がつけました 消えたい夜に、遮断機は降りない 君のこと、よく知らないけど、なんか。 勘違いじゃない と、いいんだけど だって好きだから おやすみ、好きだよ 花と自転車、三月の記憶 どれだけ祈っても汚いままのこの世界 孤独、愛、文学、全部。 おわりに 発売日 : 2024年10月25日頃 著者/編集 : 今井 楓(著) 出版社 : よはく舎
-
『未知を放つ』
¥1,500
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 ”普通”に迎合しようとしてみても、心身がついてこない。 既成の概念にとらわれず、未知に自己を放ってみると、いびつな欠点は生きるためのギフトに変化していった。 『未知を放つ』は、コンプレックスを煮詰めた著者による生活の奮闘記であり、ちいさな実験の記録であり、愛とユーモアと脇汗が染み込んだノンフィクションエッセイ。 The personal is Political(個人的なことは政治的なこと)という言葉が、堅いスローガンとしてではなく、日常の実感としてなんとも優しく感じられるパンク的名著です。 ⬛️本の概要 タイトル『未知を放つ』 著:しいねはるか 出版:地下BOOKS 定価:1,500円(本体1,364円+税) 判型:B6判 頁数:215頁 発売日:2021年6月下旬 ⬛️目次 1.婚活 棚ぼたとコンプレックス 2.家族 固定観念から自由になる介護 3.終活 イエーイをうつした遺影 4.分断 葛藤と脇汗の先に見えた景色 5.生活 いびつで文化的な最高の生活 ⬛️著者:しいねはるか 一九八一年生まれ。心身の不調和をキッカケに、二〇〇七年より整体をベースにした仕事を開始。身体と頭とハートを使ってここちよい心身を育てたい方のお手伝いをしています。バンドGORO GOLOやソロ名義での音楽活動を行う傍ら、一人一人の物語を紡いだZINE「tonarinogofuzine」の刊行を継続中。一人一人がそれぞれのまま、楽しく無理なく力を合わせられるような世界に住みたいと思っている。
-
『クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書』
¥935
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 2018年に刊行した『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』の続編です。2019年〜2022年までのH.A.Bノ冊子(H.A.B)やPOPEYEWeb(マガジンハウス)での連載、KKV Neighborhoodへの寄稿に、書き下ろしを加えた全31編。 「ユニティ」「D.I.Y」「反差別」「NO WAR」「NO FUTURE」「REVOLUTION」など、考え方やライフスタイルとしてのパンクに通ずる良書を紹介することで、クソみたいな世界で抗い、生きづらい現代にツバを吐いて軽やかに生きるためのパンク的価値観を提示します。 ◾️著者 小野寺伝助 おのでら・でんすけ|1985年、北海道生まれ。会社員の傍ら、パンク・ハードコアバンドで音楽活動をしつつ、出版レーベル<地下BOOKS>を主宰。著書に『クソみたいな世界を生き抜くためのパンク的読書』。 ■目次 1.UNITY 「共に在ること」で抗う 2.D.I.Y 「自分自身」で抗う 3.ANTI RACISM 「知識」で抗う 4.NO WAR 「言葉」で抗う 5.NO FUTURE 「いまここ」で抗う 6. REVOLUTION 「世界を変える」で抗う ■紹介している書籍 『チョンキンマンションのボスは知っている』小川さやか『「国境なき医師団」を見に行く』いとうせいこう/『壁の向こうの住人たち』A.R.ホックシールド/『聖なるズー』濱野ちひろ/『はずれ者が進化をつくる』稲垣栄洋/『ドブロクをつくろう』前田俊彦/『怠惰の美徳』梅崎春生/『結婚の奴』能町みね子/『説教したがる男たち』レベッカ・ソルニット/『ヒロインズ』ケイト・ザンブレノ/『何が私をこうさせたか』金子文子/『フライデー・ブラック』ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー/ 『もうひとつの青春 同性愛者たち』井田真木子/『ある奴隷少女に起こった出来事』ハリエット・アン・ジェイコブズ/『牛乳配達DIARY』INA/『テヘランでロリータを読む』アーザル・ナフィーシー/『生き延びるための思想』上野千鶴子/『何でも見てやろう』小田実/『ビリー・リンの永遠の一日』ベン・ファウンテン/『ガザに地下鉄が走る日』岡真理/『脇道にそれる』尹雄大/『ベルリンうわの空ウンターグルンド』香山哲/『現代思想入門』千葉雅也『急に具合が悪くなる』宮野真生子・磯野真穂/『気流の鳴る音』真木悠介/『むしろ、考える家事』山崎ナオコーラ/『うしろめたさの人類学』松村圭一郎/『人新世の「資本論」』斎藤幸平/『ブルシット・ジョブ』デヴィッド・グレーバー/『LONG WAY HOME』カナイフユキ/『ナナメの夕暮れ』若林正恭
-
『ほんとうは、どうしたい?』
¥1,540
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 二人の文筆家による往復書簡とエッセイ。といっても、もともと仲良しの二人ではありません。面識はない。住む場所も、歩んできた道も違う二人。共通していたのは、それぞれの生きづらさに向き合ってきたこと。 愛とは。仕事とは。表現とは。生きるとは。 二人だけで始まった実験的な書簡のやりとりは、互いに影響を与え合い、やがてそれぞれに変化をもたらします。 書簡のやりとりを経た二人は「お互いにとって書かざるを得ないもの」「自分の人生に大きな影響を与えたもの」をテーマにエッセイ・物語を執筆。 生きることのコアに柔らかく触れる、5つの書簡と各8編のエッセイ・物語。ちいさなかくめいの本。 地下BOOKS 判型:文庫判 頁数:180頁 装画:朝光ワカコ 発売日:2025年5月1日 ■目次 1.第一便 きっかけ 2.第二便 表現 3.第三便 恋愛 4.第四便 仕事 5.ちいさなかくめいのはなし(二人によるエッセイ・物語 各8編) 6.第五便 変化 ◼️著者 佐々木ののか 文筆家・狩猟者。北海道の山の麓で、馬一頭、猫二匹、人間の子ひとりと暮らしながら文章を書いています。著書に『愛と家族を探して』『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(ともに亜紀書房)。 しいねはるか ZINEをつくること、音楽活動、ライフワークがつながり合い、地下BOOKSより『未知を放つ』を上梓。 東京での暮らしを経て、現在は人里離れた集落で小屋暮らし。風通しのよいからだ、こころ、里山に手間を かけ育てていく仕事&生活の実践中。
-
エス・ア・ドゥーゼ『毒蛇の秘密』ヒラヤマ探偵文庫
¥3,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 スウェーデンの作家、エス・ア・ドゥーゼ(1873-1933)の作品は、大正時代、医学者であり探偵小説作家の小酒井不木によって翻訳され、日本に紹介されたのが最初である。不木には学生時代からの友人、法医学者の古畑種基がいた。ドイツ留学中の彼からドゥーゼの作品(ドイツ語訳版)が送られて来た。不木はたいへん気に入り、すぐに「スミルノ博士の日記」(1917)を『新青年』大正12年1月号に翻訳。好評を博す。続けて「夜の冒険」(1914)も同誌に訳している。大正14年には「生ける宝冠」(1913)を『国民新聞』に翻訳した。その後、不木は本巻に収録した「毒蛇の秘密」(1919)を『大衆文芸』昭和2年1月号から翻訳連載し始めるのだが、7月号で同誌が休刊になり、未完になってしまった。 本巻では、未訳であった後半部分を最後まで訳し、完訳になった「毒蛇の秘密」を収録することにした。前半部分を小酒井不木、後半部分を平山雄一が翻訳している。いわばコラボレーション翻訳である。 物語は、名探偵レオ・カリングが「私」=トルネ(新聞記者)に、有名な探検家ビクトル・バンクの幽霊事件のことを聞くところから始まっている。ビクトル・バンクはインドのコロンボで、コブラ使いのローザと恋におちた。ところが事情があって、ビクトルはローザを見捨てた。すると、ビクトルの帰国後、ローザは毎夜幽霊となってビクトルを苦しめた。そして、ある事件が起こってしまった。アクティブな名探偵レオ・カリングの活躍を新聞記者トルネの視点から描く物語。 【書誌】 翻訳:小酒井不木・平山雄一 判型:新書 頁数:278頁 発行:2025年5月
-
『TOKIMAKE2』トキメイクツー
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『TOKIMAKE -トキメイク-』第1弾はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/95366623 コスメとメイクのアンソロジー『TOKIMAKE -トキメイク-』の第2弾。」に続いて、「今号の特集テーマはジュエリー。菅浩江の特別寄稿はじめ、11作品すべて書き下ろしです。 【書誌情報】 ・書名:『TOKIMAKE 2』トキメイクツー ・本体価格:1,000円 ・版型:A5版 本文122ページ ・発行日:2025年4月26日 ・発行者:じゅりあ ・発起人:実石沙枝子 ・デザイン&組版:松本あずさ ・表紙&本文イラストレーション:じゅりあ ・編集:甘木零/まだりん/中野伶理/花草セレ/揚羽はな 【目次】 実石沙枝子「俺様にぴったりの指」 笹原千波 「喪明けの石」 真下みこと「ねむれない夜に」 揚羽はな 「月の浜辺をもとおれば」 中野伶理 「彩櫛奇譚」 じゅりあ 「ジュエルの草子」 藍銅ツバメ「アメシストのワイン漬け」 甘木零 「あの子はいつか許してくれるかしら」 松本あずさ「ガラスの王冠」 花草セレ 「アリカエオプテリス・アゲート」 菅浩江 「独り化粧」 著者紹介/推しジュエリー
-
クリントン・H・スタッグ『銀のサンダル』ヒラヤマ探偵文庫
¥2,300
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 「アガサ・クリスティ愛誦探偵小説集2」をお届けする。 このシリーズ名を冠するのは、クリスティの『おしどり探偵』または『二人 で探偵を』として邦訳がある『Partners in Crime』(一九二九)にちなんで いるからだ。この連作短編集はさまざまな名探偵のパロディであり、取り上げ られているのはコナン・ドイルのホームズ、フリーマンのソーンダイク博士、 チェスタートンのブラウン神父、エドガー・ウォーレス、オルツィの隅の老 人、メースンのアノー探偵、クロフツのフレンチ警部、ベイリーのフォーチュ ン、そしてクリスティ自身のポアロがパロディ化されている。しかしそれ以外 にも我が国にはまだ紹介されていない名探偵は複数いる。そのうちの一人が、 本書のソーンレー・コルトンで、「盲蛇におじず」または「目隠しごっこ」 (Blind Man's Bluff)という短編でパロディ化されている。これらの未訳作 品を紹介してはどうかという示唆を戸川安宣先生からいただいたので、このシ リーズを始めた。 今回はクリントン・H・スタッグ(Clinton H. Stagg、一八八八~一九一六) 作の盲人探偵ソーンレー・コルトン・シリーズの唯一の長編『銀のサンダル (Silver Sandals)』(W.J. Watt, New York, 1916)の全訳である。著者のスタッ グはニューヨーク在住で、小説の他にも映画の脚本家として活躍したが、二十 七歳で亡くなった。 なお、盲人探偵という設定は、他にもイザベル・オストランダーのデイモン ・ゴーント(一九一五年)や、アーネスト・ブラマーのマックス・カラドス (一九一三年)など、同時期に登場しており、本作のソーンレー・コルトンも 世界初の盲人探偵の一人ではないかと言われている 【書誌】 翻訳:平山雄一 判型:新書 頁数:214頁 発行:2025年5月
-
文芸誌『らんちう』vol.2 特集〈性〉
¥1,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 国も街も人も上手くいってることのほうが少なくて、屈折しながら、それでもなんとか動いてる。こうあるべきだ、それはおかしい、これが素晴らしい、あれはとるにたらない、そう言いながらどこか自信がない。オバケっていると思う? 人は死んだらどうなると思う、神様っているのかな、愛ってなんなの、宇宙の果てはどうなってるの、そんなの誰にも分からない。分からないまま、バラバラのままで、人は何かを信じてる。隣人を愛しなさいと説いて、殺された若者をあがめながら誰かを殺す。愛のために? 誰かのために、大切だった何かを壊してまで。周りと違うって怖いから、誰かが誰かを指させば、自分もそいつをのけものにする。それでも異質な何かを好きになる、大切にする方法が分からなくて突き放す。もっと自分を知ってほしくて、自分のことさえ分からない。型にハマれば安心し、価値という言葉に惑わされ、きっといつかはと願ううちに年月は経つ。理由もないのに涙が出たり、嬉しくてたまらなくて、なんでもない瞬間を何度も反芻する。いろんな人が生きていて、意見なんてまるで合わない。それぞれの真実・諦め・希望があって、異なるリズムのステップがなぜか、大きな流れに変わっていく。誰もが一人では生きられないと、傷つき傷つけあって幸福の幻を追いかける。朝がくる。全く同じ太陽が照らす、全く別の朝の影。全く同じ月がもたらす、全く別の夜の光。かなしいまま、くやしいまま、それも分からないまま死ぬのかもしれない。答え探しじゃない会話があればいい。自分と誰かと、それぞれの場所で、時間のなかで。 今回は性というテーマを設けた。20代28人の現在地点に耳をすませる。この本が出る頃には、もうその場所も、無くなっているのかもしれない。 ─ 文芸誌『らんちう』vol.2 特集〈性〉 2025年4月20日刊行 A5/172ページ 1,200円(税込) ロゴデザイン|田嶋周造 表紙絵・漫画|野良洞 編集・発行|平岡花
-
『Kaguya Planet vol.5』特集おじさん
¥1,650
【お知らせ】 『Kaguya Planet vol.1 気候危機』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/85913578 『Kaguya Planet vol.2』特集パレスチナ https://cavabooks.thebase.in/items/88198930 『Kaguya Planet vol.3』特集食 https://cavabooks.thebase.in/items/95890606 『Kaguya Planet vol.4』特集プラネタリウム https://cavabooks.thebase.in/items/97141863 【内容紹介】 特集:おじさん 今こそ、おじさんの話をしよう ネガティブなイメージがつきまといがちなおじさん。家父長制的な社会の仕組みの中で権力の象徴となっているおじさん。つきまとうイメージや立場が強固であるため、個人の努力ではそこから抜け出せなくなってしまっているおじさん。マジョリティであるからこそ、自らの弱さやそのケアについて語る言葉を持つのが難しいおじさん。そんなおじさんたちのこれからについて、「今・ここ」とは異なる世界を志向するSF的な想像力とともに考える。 コンテンツ ⚫︎小説 ティファニー・シュエ「魚を釣るからそばにいて」(堀川夢 訳) 倉田タカシ「やめたくなって」 友田とん「上映会のおじさんたち」 ⚫︎ブックレビュー/コラム 堀川夢 パヴェル・ブリッチ『夜な夜な天使は舞い降りる』ブックレビュー 齋藤隼飛「《マルチおじさん・サーガ》─ケアが生むホモソーシャルを超えて─」 森﨑雅世「めんどくさくも憎めない『おじさん』の行く末」 ⚫︎インタビュー 上田早夕里「枠にはめられない〝生〟を見つめ続けて」 ⚫︎連続企画 持続可能な同人誌作りを考える② 販売・宣伝・営業 ⚫︎PICK UP 映画『ミッキー17』・『異端者の家』・『ノスフェラトゥ』 ⚫︎企画紹介 日韓SF交換日記 日本SF作家クラブ&韓国SF作家連帯 ⚫︎イベントレポート 全身で朗読に浸る贅沢体験 川野芽生朗読ライブ「月面文字朗読一例」 ⚫︎VGプラスの活動報告 サイズ:A5 ページ数:126ページ 一般価格:1650円(税込) ISBN:978-4-911294-04-8
-
『写真集 1893年の大英帝国』ヒラヤマ探偵文庫
¥1,300
SOLD OUT
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 本書は Photographs comprising views of England, Ireland, Scotland, Wales, The Channel Island, and Abroad, together with the latest Portraits of the Royal Family The Photo Album Company,, London の翻訳です。出版年は明示されていませんが、おそらく1893年であると思われます。 本書には地名人名のほかはほとんど解説がありませんので、適宜解説を補いました。また添付されているQRコードは、 現在のGoogleマップ上の現在の場所や公式サイトとリンクしていますので、過去と現在を見比べてみるのも面白いで しょう。 【書誌】 翻訳:平山雄一 判型:A5版横 頁数:110頁 発行:2025年4月
-
『翻訳文学紀行Ⅵ』
¥990
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 『翻訳文学紀行Ⅵ』 【内容】 ウィットに富んだ笑い話や、痛ましい悲劇、奇想天外なおとぎ話…… この世界は物語に溢れていて、モノリンガルな世界からのみでは到底見渡しきれない。帰郷した旅人が旅先での出来事を語るように、外国語の世界で発見したとびっきりの物語を皆様にお伝えする。それが、翻訳文学紀行の翻訳者たちの夢です。 翻訳文学同人の注目アンソロジーにして当店のベストセラー『翻訳文学紀行』の第6弾。 【発送方法】 発送は、日本郵便の「スマートレター」にて行います(ポストへの投函となります)。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ 【目次】 1. もうひとつのアメリカ――英語文学(アメリカ) 『ストーリーテラー』より「黄色の女」「雨雲を送る男」 レスリー・マーモン・シルコウ 著 大松 智也 訳 2. 安請け合いはほどほどに――ハンガリー語文学(ハンガリー) 「中央署当直にて」 レィテー・イェネー 著 中井 杏奈 訳 3. 故郷よ、よみがえれ――アラビア語文学(パレスチナ) 「ワーディ・ニスナースの新しい地図」 ターハー・ムハンマド・アリー 著 西道 奎・溝川 貴己 訳 4. 物語を書きかえよ――ドイツ語文学(オーストリア) 『ゴットランド島』より第一部「創世記」Ⅲ「カインとアベル」 ミヒャエル・スタヴァリチ 著 髙田 緑 訳 5. 時代は走り去る――華語文学(中華民国) 「鉄漿」 朱西甯 著 藺豪 訳 仕様:文庫サイズ 頁数:186ページ 装丁:有園菜希子 発行:ことばのたび社 https://twitter.com/translaveller
-
トンマーゾ・ピンチョ著『ぼくがエイリアンだったころ』
¥1,980
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 「エイリアンの子供が他にも山ほどいると思っていた。間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがあちこちに」 灰色の空をしたアメリカ西海岸の街アバディーン。 周りの大人たちへの不信感から、9歳の時に眠ることをやめた青年ホーマー・B・エイリアンソンは、ある夜、橋のたもとでカートと名乗るミュージシャンに出会い、ドラッグに溺れてゆく。 身を削りながら自らの音楽表現を追求するカートと、別世界の恋人を求めて旅に出るホーマー。 間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがたどりつく先とは―― イタリアのポストモダン文学の奇才トンマーゾ・ピンチョの代表作。 【著者】 トンマーゾ・ピンチョ 1963年ローマ生まれ。ローマ美術大学卒業後、漫画家としてデビュー。80年代後半から90年第前半にかけてはニューヨークで画家に弟子入りしていた経験を持つ。1996年に作家としてデビューし、2002年に『ぼくがエイリアンだったころ Un amore dell’altro mondo(原題直訳:別世界の恋人)』で注目を集める。その後も中国人に占拠された近未来のローマを描いた『チナチッタ Cinacittà』など、問題作で話題を呼ぶ。大手紙でアメリカ文学についてのコラムを寄稿するほか、フィリップ・K・ディックやジョージ・オーウェルなど、著名なアメリカ人作家のイタリア語訳も手掛ける。トンマーゾ・ピンチョという筆名は、ポストモダン文学の旗手トマス・ピンチョンをイタリア語風にしたもの。文学だけでなく、アメリカのサブカルチャーに精通しており、それを独自の視点でイタリア語に落とし込むのが彼の文体の特徴となっている。 【翻訳】 二宮大輔 1981年、愛媛県生まれ。2012年にローマ第三大学文学部現代言語と文学科を卒業。卒業論文のテーマは『レオナルド・シャーシャとモーロ事件』。帰国後は京都で観光ガイドをする傍ら翻訳に従事。2016年、青年座劇場で上演されたエドゥアルド・デ・フィリッポの戯曲『フィルメーナ・マルトゥラーノ』の邦訳を担当。訳書に、ガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プリーモ・レーヴィ――失われた声の残響』(水声社、2018)、トンマーゾ・ピンチョ「紙とヘビ」『翻訳文学紀行Ⅲ』(ことばのたび社、2021年)クラウディオ・マグリス『ミクロコスミ』(共和国、2022)などがある。 発行元 ことばのたび社 発売日 2024/09/16 ページ数 350p 判型(実寸) 148mm × 105mm ISBN 978-4-9913546-0-1 著者 トンマーゾ・ピンチョ【著】 二宮大輔【翻訳】 Cコード/ジャンルコード 0097
-
柴田元幸さんサイン入り『ロングパドル人間模様』
¥1,430
SOLD OUT
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 葉々社が、海外文学の裾野を広げるために新たにはじめたシリーズ「小さな海外文学」。 本シリーズは、おもに海外文学に触れてこなかった読書家の方たちを対象に、短篇を2〜3篇収録し、気軽に手にとってもらえるように工夫しています。 シリーズ第1弾&第2弾は、柴田元幸さんの翻訳による2作品です。 本書、『ウォートン怪談集』は、「小間使の呼び鈴」「夜の勝利」「ミス・メアリ・パスク」、3つの短篇を収録しています。 ___________________________ ハーディというと「重い人」「暗い人」という先入観を持ってしまうのも、これまたいささか勿体ない話です。たとえばこの『ロングパドル人間模様』などを読むと、ハーディが実は ユーモラスな面も持ちあわせていた作家であることがよくわかります。もちろんこの事実はハー ディの専門家のあいだでは常識に属す部類の話にちがいなく、たとえば岩波文庫の『ハーディ短篇集』(井出弘之編訳)なども「ユーモア、諧謔こそ彼の特質である」という視点から編まれています。しかしこの認識が一般にどこまで広まっているか。この翻訳で「楽しいハーディ」もいる、ということをさらに広く伝えられるなら訳者としても本望です。 (訳者あとがきより) [著者プロフィール] トマス・ハーディ(1840 -1928) イギリス文学を代表する小説家・詩人の一人。ヴィクトリア朝後期から20世紀初頭にかけて活躍。イングランド南部のドーセット州に生まれ育ち、小説の中でもこの地に「ウェセックス」の名を与え、くり返し物語の舞台に用いて、時には人間以上に存在感のある場所に仕立て上げた。そうした濃密な場の感覚を背景に、宿命に抗い、翻弄される人間の姿を冷徹に見つめ、『帰郷』(1878)、『ダーバヴィル家のテス』(1891)、『日陰者ジュード』(1895)などの代表作に結実させた。 【書誌情報】 発行:葉々社 判型:四六判変型・並製 頁数:130頁
-
『Notatki のたときー中欧の「研究」と「生活」をむすぶメモリアルー』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 「中欧」と呼ばれるヨーロッパのやや東寄りに位置する地域は、地理上の東西のはざまと歴史のマルジナリアのなかに存在してきました。その領域は、たくさんの国境や言語の線によって時につなげられ、時に分断されてきました。綴られることなく、空白に消えていった無数の出来事。この地域に大なり小なりかかわる者が集まり、そんな「余白」に想いを馳せ、自由に手書きでメモを書き入れながら、つくりあげたのがZINE『Notaki のたとき』です。 --------------------- 目次 チェスワフ・ミウォシュへの投壜通信 山本悠太朗 「オデーサ(オデッサ)の大階段」を見てみたい 佐伯彩 トランシルヴァニアの瞳 阪本佳郎 山椒魚の足音 村瀬泰菜 ヨシップ・イェラチッチ像とその周辺 宇野真佑子 バルトークのうそ 新野見卓也 中くらいの愛──あるいは書くことのスリングショット 須藤輝彦 自分だけの家、または水街ダイアリー 中井杏奈 作者について書かれないこと 富重聡子 批判理論の理念と反時代性 秋元由裕 プラハという迷路、飲んだビールは恋の味 佐藤ひとみ 一七歳 二井彬緒 近代日本と「東欧」の夢 吉川弘晃 --------------------- 大きさ:A5サイズ、162ページ 編集:佐藤ひとみ・中井杏奈・山本悠太朗 表紙・挿絵:リーヴィース安奈 印刷:ちょ古っ都印刷
-
『伊藤計劃トリビュート:閉ざされた世界と、その敵』
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げになりました。 【商品情報】 発行:メルキド出版 判型:A5 雨土 透明化する世界と、その敵 松原新夜 フランクリン・プロジェクト(前) 湯本実 倉庫にて From Yapooful Archipelago,With Love. 一徳元就 仮想国Who系 あのんのな 哲学は終焉せず唯死ぬ(或いは消滅する?)のみ
-
『たとえ、ずっと、平行だとしても』
¥1,650
SOLD OUT
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げになりました。 【商品情報】 徳島の人気焙煎家、aalto coffeeの店主、庄野雄治さんによる10編の短編をまとめた小説集。コーヒー焙煎人が書いた小説をレコードレーベルが本にする、なんとも軽やか。シンプルながら存在感のある横山雄さんによる装丁も◎ コーヒーのお供にぴったりな珠玉の一冊です。 〇1 月とギター 〇2 緑の車 〇3 犬と老人 〇4 3m 〇5 ゴールデンミッキーマウスプラティ 〇6 虹 #7 空耳ジョニー #8 長ネギとハム、チーズのヴィネグレット #9 サイコな彩子は西湖で最高な最期 #10 たとえ、ずっと、平行だとしても 装丁:横山雄 発行:Deterio Liber 118mm182mm / 162p / ソフトカバー(フランス装)