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『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』(越前敏弥さんサイン入り)
¥1,540
予約商品
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』 金原瑞人・三辺律子・白石朗・芹澤恵・ないとうふみこ・越前敏弥 2025年7月刊 B6判 166ページ 定価1,400円+税 【お知らせ】 『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品の翻訳やエラリー・クイーン作品の新訳など、これまで100作以上の翻訳を手掛けてきた文芸翻訳者・越前敏弥さんによる軽出版レーベル「HH(翻訳百景)ブックス」の第3弾。 第1弾『訳者あとがき選集』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/91969457 第2弾『翻訳百景ふたたび』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/100704154 【内容】 この本では、6人の翻訳者がおもに十代の人たちに向けて、ぜひ読んでもらいたい英語圏の文学作品をそれぞれ6作ずつ紹介している。自分の訳書もあればほかの人の訳書もあり、純文学・ミステリー・SF・ヤングアダルト(YA)などなど、さまざまな作品が並んでいる。 各4ページの紹介文のなかには、原文と訳文を対照して枠で囲った個所があるので、その作品の醸す雰囲気を感じることができる。 中学生ぐらいからの読者を想定しているため、ルビを多めに振ってあるが、並んでいる本は全世代が楽しめる本ばかりなので、どなたでも手にとって、ご自分にとってのベスト作品を見つけてもらいたい。 もちろん、どこから読んでもかまわない。 ――「はじめに」より 《本書で紹介されている作品やシリーズなど》 『嵐が丘』、「アンブレラ・マン」、『いっしょに翻訳してみない?』、「選ばなかった道」、『火星の人』、『霧』、『靴を売るシンデレラ』、『クラーク・アンド・ディヴィジョン』、『グラフィック版 アンネの日記』、〈黒後家蜘蛛の会〉シリーズ、『鋼鉄紅女』、『さよなら、シリアルキラー』、『シートン動物記 サンドヒルの雄ジカ ほか』、『死者は嘘をつかない』、『少女神第9号』、「白い手の怪」、『新訳 ロミオとジュリエット』、『タイムマシン』、『たったひとつの冴えたやりかた』、『短編回廊 アートから生まれた17の物語』、「小さな手」、『闘牛の影』、『西の果ての白馬』、「二十年後」、『パーフェクト・マッチ』、『はなしをきいて 決戦のスピーチコンテスト』、〈ハリー・ポッター〉シリーズ、『ピアノ調律師』、『二つの心臓の大きな川』、『ぼくにだけ見えるジェシカ』、『マーダーボット・ダイアリー』、『ミニ・ミステリ100』、『目で見ることばで話をさせて』、『ラッキーボトル号の冒険』、『老人と海』、『ロンドン・アイの謎』、『わたしを離さないで』、Oddly Enough 【プロフィール】 金原瑞人(かねはら・みずひと) 1954年岡山市生まれ。翻訳家。訳書に『青空のむこう』『豚(ぶた)の死なない日』『さよならを待つふたりのために』『月と六ペンス』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』『リンドバーグ』など650冊以上。エッセイ集に『翻訳はめぐる』、著書に『翻訳エクササイズ』、日本の古典の翻案に『仮名手本忠臣蔵』『雨月物語』など。 三辺律子(さんべ・りつこ) 文芸翻訳家。主な訳書に、『エヴリデイ』、『かわいい子ランキング』、『月のケーキ』、『少年キム』、『黒馬物語』、「ズィーラーン国伝」シリーズ、『ガールズ・ルール』など。共編著に『BOOKMARK 翻訳者による海外文学ブックガイド』1&2など。〈10代のための海外文学大賞〉選考委員、〈いたばし国際絵本翻訳大賞〉審査委員など務める。 白石朗(しらいし・ろう) 1959年生まれの文芸翻訳者。おもな訳書にスティーヴン・キング『11/22/63』『異能機関』『フェアリー・テイル』、ジョー・ヒル『ファイアマン』、ジョン・グリシャム『告発者』、イアン・フレミング『007/カジノ・ロワイヤル』、パトリシア・ハイスミス『見知らぬ乗客』、ジャック・ヴァンス『スペース・オペラ』など。わが家へやってきて約二十五年になるミシシッピアカミミガメの世話係。 芹澤恵(せりざわ・めぐみ) 文芸翻訳者。おもな訳書に「ジャック・フロスト警部シリーズ」、「エリザベス女王の事件簿シリーズ」、『フランケンシュタイン』『密林の夢』『一ドルの価値/賢者の贈り物 他21編』『赤い小馬/銀の翼で スタインベック傑作選』『リリアンと燃える双子の終わらない夏』『世界を変えた100人の女の子の物語(共訳)』など。趣味は野外騎乗と美術館巡り。最近になって日本画と新版画にあらためて魅了されています。 ないとうふみこ 翻訳者。児童書とYAの訳書に『貸出禁止の本をすくえ!』(ほるぷ出版)『西の果ての白馬』(徳間書店)『ゴースト』(小峰書店)『最後の竜殺し』(竹書房)など。ノンフィクションの訳書に『夢と幽霊の書』『宇宙開発の思想史』(以上、作品社)『ネイサン・チェン自伝』(共訳 KADOKAWA)など。いたばし国際絵本翻訳大賞の副審査員も務めている。 越前敏弥(えちぜん・としや) 文芸翻訳者。1961年生まれ。おもな訳書はダン・ブラウン作品やエラリー・クイーンの作品のほか、『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『老人と海』『世界文学大図鑑』など。おもな著書は『いっしょに翻訳してみない?』『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』など。全国の読書会をまわってご当地のラーメンなどを食べるのが趣味。HHブックス主宰。
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【追加入荷分予約】海猫沢めろん著 新装版『ディスクロニアの鳩時計』(サイン本)
¥3,960
予約商品
連載10年、原稿用紙1000枚を超える大長編、ついに完成。 SFにして変格ミステリ、思弁小説にして青春文学。 思想誌『ゲンロン』にて10年にわたり連載された話題作『ディスクロニアの鳩時計』。 あらゆるジャンルを横断しながら、現実と虚構を交錯させる、“メタリアルフィクションの極北”とも言うべき大長編。濃度はそのままに、一般流通できるように私家版から一部表現をリファインしました(ストーリーに変更なし)。 圧倒的密度で疾走する、記憶と物語の迷宮へ。 ▼あらすじ 拡張現実〈カクリヨ〉と人工知能に覆いつくされた近未来の日本。 孤独な17歳の少年〈白鳥鳥彦〉は、夏祭りの夜、不思議な少女〈時彫幽々夏〉と出会う。 彼女は時間に関するあらゆる事物を収集する謎の大富豪〈時彫家〉の令嬢だった。 その瞳を覗き込んだ瞬間、鳥彦は激しい殺人衝動に貫かれる―― 国家権力、量子人工知能を巻き込み、少年の狂気に満ちた計画が始動する。 著者:海猫沢めろん 出版元:泡影社 ▼仕様: ・四六判 上製本 ゴールド箔 ・536頁(2段組、全ページスミベタ、本文白抜き文字) ・帯付き、小口にギミックあり(開きで絵が変化) ・ISBN:978-4-9913781-0-2 ・定価3600(+税) ▼帯コメント: 21世紀のロートレアモンに称讃を、そして唾棄せよ。これは凶悪な進化を遂げた「マルドロールの歌」(暗黒詩篇)だ。 ――竹本健治(作家・『匣の中の失楽』) 「時間とは何か」を巡る壮大な探求──崩壊と再構築を繰り返す巨大な謎を描いた、渾身のクロニクル。ノベルゲーム、加速器、機械知性、脳科学、最先端AIまで、あらゆるギミックを詰め込んだ現代の千夜一夜物語。 ――三宅陽一郎(ゲームAI研究者)
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困ってる人文編集者の会『おてあげ 第5号』
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 1号はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/87128484 2号はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/87128581 3号はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/87128682 4号はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/95726288 【内容】 「本のまわりの困りごと」がテーマのZINE、第5弾です。人文ジャンルの本を編集する「困ってる人文編集者の会」がつくりました。 特集 「あきた。」 「おてあげ」って何? ① 「本のまわりのごと」をコンセプトに、出版にたずさわる人たちの困りごとを打ち明ける座談会、エッセイ、日記などを収録 ②「困ってる人文編集者の会」 (KADOKAWA麻田江里子、筑摩書房柴山浩杞、柏書房竹田純) 目次 【巻頭言】 「あきた。」について・・・・・・栗山浩紀 【座談会】2024年下半期に読んでよかった本と「あき 「た。」について・・・困ってる人文編集者の会 【エッセイ】わたしのおてあげ 「いかに自分を飽きさせないか・・・井戸本幹也(編集者) 「ゲンロンは飽きない・・・植田将暉 (編集/ウォッチャー) 本をどのように読んでいますか・・・當間文(編集) 「繰り返す悩みごと・・・・・・青木麻衣 (書店員) 水原一平・・・吉田(ポプ) (編集) 「ひとりじゃないって素敵なことね・・・長倉るる (ライター) 【連載】飯田、おまいだったのか。(略) 第4話飯田正人(バイヤー) 【特別企画】文学フリマ京都に行ってきた! ・・・・・・困ってる人文編集者の会 こまへん日記・・・・・・困ってる人文編集者の会 プロフィール/次号予告/編集後記 発行:困ってる人文編集者の会 仕様:四六判型 並製 88ページ 発売日:2025年5月11日
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【予約受付】『NHKの電子音楽』(早期購入特典アリ)
¥19,800
予約商品
NHKの電子音楽 川崎弘二=著 発売日:2025年7月12日 本体価格:18,000円+税 判型:A5判・上製(函入) 頁数:1,432頁 ISBN:978-4-8459-2504-9 装画:駒井哲郎「夜の森」(1958年) 装幀:佐々木暁 早期購入特典決定! 本書をお買い上げの方には購入特典として、作曲家の諸井誠が電子音のみを素材にして、1962年にNHKで作曲した純電子音楽「ヴァリエテ」の貴重な手書きの楽譜(全22枚)の複製をプレゼントいたします。 諸井誠の年表・作品リストはこちら https://www.makoto-moroi-music-office.com/list.html 【お申込み方法】 書籍挟み込みの応募はがきに必要記入事項を明記の上、ご応募ください。 ※切手はお客様にてご用意ください。 【締切】 2025年12月31日(水) 当日消印有効 国内外にその名を馳せたNHK=日本放送協会で作曲された日本の電子音楽群。 電子テクノロジーとメディアの交錯によって作られた20世紀・未来の音楽の歴史の全貌が ラジオ放送開始100周年の今年、はじめて明かされる。 1956年の黛敏郎・諸井誠「七のヴァリエーション」、1966年のカールハインツ・シュトックハウゼン「テレムジーク」、1967年の湯浅譲二「ホワイト・ノイズによるイコン」など音楽史にその名を刻む数々の作品が生み出される舞台となった「日本放送協会=NHK」。 本書では1925年の東京放送局開局によって訪れた、聴覚のみで伝える新しいメディア=ラジオの登場による新たな音響表現が模索された黎明期から、電子音響による創作の可能性が見出され、本格的に電子音楽制作を進めていくなかでNHKに電子音楽のためのスタジオが仮設された1954年、電子音楽が国家的規模のメディア・イベントで用いられた1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博といった黄金期での状況、そしてその役割を徐々に終えていく2000年代まで、NHKを中心とした日本の電子音楽の歴史を余す所なく調査・記述しています。 巻末には人名索引、主要作品リストを収録。 本書のポイント ◎書籍、雑誌・新聞記事、放送台本、自筆譜、内部資料、著者によるインタビューなどによりこれまで電子音楽スタジオの関与が確認されていなかった作品・新事実を多数発掘しています。また、調査対象は作曲家だけではなく、プロデューサー・エンジニアといった関係者にもおよび、集団創作に関わる人々の重要性を確認できます。 ◎電子音楽の歴史は、効果音・擬音の制作、ステレオ技術を用いた立体放送、テープ録音、マイクロフォン録音、PCMの登場など録音再生技術の発展史としても読むことができます。本書では新しい音色としての電子音楽だけではなく、そうしたテクノロジーによる空間や時間、人間性をも含めた新しい音楽のあり方がどのように模索・実践されたのかについても記述しています。 ◎新たな音楽として世界的規模で発達したミュジック・コンクレート、エレクトロニッシュ・ムジークが日本でどのように受容されたのか。既存の音楽との相違をめぐる作曲家・評論家たちの議論や、実際の電子音楽を聴くことがなかなか叶わないなかでの作曲や、理想の音響操作を実現するために制作されたオーダーメイドの機材など、黎明期の状況を知ることができます。 ◎オンド・マルトノやテルミンといった初期電子楽器、その後のシンセサイザーなど、電子楽器が日本に紹介・輸入されていく過程にも触れられており、電子楽器受容史として読むこともできます。 ◎本書では作曲作品だけではなく電子音楽が用いられたラジオ・ドラマや映画などについても調査をしています。とくに1946年に創設された芸術祭、1947年に創設され1956年から日本も参加することになったイタリア賞は、各放送局が積極的に乗り出したことで日本の電子音楽の発展に寄与してきました。そうしたメディア祭が各時代でどのような役割を果たし、どのように創作に反映されてきたのかも明かされます。 ◎NHKでは電子音楽にとどまらずでは多くの現代音楽の作曲家が制作を行ってきました。本書では作曲史に残る作品はもちろんのこと、これまで言及されることの少なかった作曲家・作品についても詳述しており、日本の現代音楽史として読むこともできます。 ◎1925年のラジオ放送開始当初から、放送では具体音や擬音を用いた新たな音響表現の方法が模索されていました。こうしたNHKに電子音楽のためのスタジオが設立にいたる前史を知ることで、その後なぜこのような発展を遂げたのか、あるいは、そこで求められていた役割を知ることができます。また、日本において「電子音楽」の語が用いられた最初期の例にも触れています。 ◎1950年代以降のNHK電子音楽スタジオでは、黛敏郎、諸井誠、高橋悠治、一柳慧、松平頼暁、石井眞木、湯浅譲二、柴田南雄、三善晃、小杉武久、広瀬量平、近藤譲、篠原眞、佐藤聰明といった錚々たる面々による制作が行われてきました。本書ではNHKの電子音楽スタジオとの関係が確認できた楽曲について、当時の制作状況、同時代評、用いられた機材や、塩谷宏、佐藤茂、高柳裕雄、小島努、上浪渡ら技術者・プロデューサーの証言などから詳述しています。 ◎1964年の東京オリンピックでは、黛敏郎「カンパノロジー・オリンピカ」が開会・閉会式で大々的に再生されました。本書ではこの曲が電子音楽によって作曲されるにいたった経緯だけではなく、国立競技場という広い空間で音響を鳴らすために用いられた音響技術も明らかにしています。 ◎2025年に開催される大阪万博の55年前、1970年の大阪万博では、日本館(入野義朗、柴田南雄、三善晃)、鉄鋼館(武満徹)、せんい館(湯浅譲二)、お祭り広場(松平頼暁、松下真一、一柳慧、小杉武久)などで多くの電子音楽が用いられていました。本書ではNHKで制作された万博のための電子音楽を網羅し、各館のコンセプトや再生技術、美術・文学といった他領域とのコラボレーションがどのようであったのかも記述しています。 ◎1980年半ば以降、芸術祭でのラジオ部門の消滅や、民間や大学のスタジオなどでも電子音楽の制作が可能となり、機材の更新もされないことから徐々にその役目を終えていくNHKにおける電子音楽の創作ですが、そうしたなかでも西村朗、北爪道夫、吉松隆、菅野由弘、後藤英、中川俊郎、山内雅弘、平石博一、栗山和樹、南聡、伊左治直、金子仁美といった新たな若い才能たちによる創作がおこなわれていました。本書ではそうした晩年の創作の実態、そして創作の場としての役割を終えるにいたるまでのさまざまな内部事情などにも触れています。 ◎ラジオの音響・擬音の制作は、映画における効果音のノウハウどころかトーキー映画すら日本に上陸していなかった1920年代半ばに暗中模索のなか始まりました。ラジオ・ドラマの黎明期には、マイクロフォンの使い方を映画におけるカメラになぞらえる手法が取られていましたが、制作が進むにつれて、次第に音響のみを用いた独自の表現が確立され、映画などの他のメディアから独立した表現の探求が進められました。その後、「夜の終り」(芥川也寸志)、「カルメン純情す」、「赤線地帯」(黛敏郎)など黒澤明や溝口健二の作品における先駆的な例では電子テクノロジーが取り入れられ、映画に新たな表現が導入されるようになります。このように本書では映画という芸術との関係のなかで音響芸術がどのように発展していったのかを知ることができます。 目次 第一章 一九二五年度(大正十四年度) 東京放送局による試験送信/東京放送局の仮放送/東京放送局における本放送の開始/炭坑の中/ラジオ劇研究会/有線による中継放送/ラジオドラマの演出/スタジオ外でのマイクロフォンの使用/大阪放送局と名古屋放送局 第二章 一九二六年度(大正十五年/昭和元年度) ラジオドラマ週間/日本放送協会の創立/大阪中央放送局と名古屋中央放送局 第三章 一九二七年度(昭和二年度) 無線中継放送/現代作家によるラジオドラマ/黎明/高校野球の中継 第四章 一九二八年度(昭和三年度) 全国中継放送/皆んな見えなくなる峠/一九二八年度のBK 第五章 一九二九年度(昭和四年度) 録音による放送/国際放送/一九二九年度のBK 第六章 一九三〇年度(昭和五年度) 日本放送協会 技術研究所/夏八景/クラッシン號 イタリヤ號を救ふ/同時連絡放送/テルミンとオンド・マルトノ/咸絃/マイクロフォン芸術 第七章 一九三一年度(昭和六年度) ラジオの第二放送/録音による擬音/満洲行進曲/歯車一九五〇/東京の鼓膜/一九三一年度のBK 第八章 一九三二年度(昭和七年度) ロサンゼルス・オリンピック/国際連盟からの脱退/一九三二年度のBK 第九章 一九三三年度(昭和八年度) ラジオ放送の録音/純粋ラジオ芸術/一九三三年度のBK 第十章 一九三四年度(昭和九年度) ラジオ的新手法/なだれ/電気鍵盤楽器/一九三四年度のBK/静岡放送局と名古屋中央放送局と仙台中央放送局 第十一章 一九三五年度(昭和十年度) 慰安放送擬音研究會/一九三五年度のBK 第十二章 一九三六年度(昭和十一年度) 機械と音樂/ミキシング技術/ベルリン・オリンピック/一九三六年度のBK 第十三章 一九三七年度(昭和十二年度) 朝から晩まで/士気振興の夕/AKのハモンド・オルガン/長崎放送局と新潟放送局と仙台中央放送局 第十四章 一九三八年度(昭和十三年度) 東京オリンピックの返上/舞踏会の手帖/激流/大阪中央放送局、長崎放送局、仙臺中央放送局 第十五章 一九三九年度(昭和十四年度) 放送会館への移転/録音による番組と録音機の拡充 第十六章 一九四〇年度(昭和十五年度) 水づくし/紀元二千六百年と録音/大阪中央放送局と名古屋中央放送局 第十七章 一九四一年度(昭和十六年度) 時事録音と主題録音/開戦と現地録音 第十八章 一九四二〜四五年度(昭和十七〜二十年度) 現地録音/敗戦/一九四三年度のBK 第十九章 一九四五〜四七年度(昭和二十〜二十二年度) ラジオ放送の民主化/ラジオ実験室/磁気録音機の導入と普及 第二十章 一九四八〜四九年度(昭和二十三〜二十四年度) ラジオドラマと芸術祭/テープ式磁気録音機 第二十一章 一九五〇年度(昭和二十五年度) 芸術祭と磁気録音機/映画のサウンドトラック 第二十二章 一九五一年度(昭和二十六年度) 磁気録音機の普及/音のライブラリー/テープ・レコーダの普及/箏響台 第二十三章 一九五二年度(昭和二十七年度) マイクロフォンのためのファンタジー/道子の存在理由/マイクロフォンのための組曲/黛敏郎とミュジック・コンクレート/生きる/パッサカリア/カルメン純情す/新日本放送の芸術祭参加/立体放送の始まり/雨月物語 第二十四章 一九五三年度(昭和二十八年度) 夜の終り/立体放送の普及/新しい技法への試論/プロジェクティブ・アート/ケルロイターのコンクレート・ムジーク/マイクロフォンのための音楽/芸術祭の放送部門参加作品/X・Y・Z/今昔隅田川/ミュジック・コンクレートへの反応/かっぱ川太郎 第二十五章 一九五四年度(昭和二十九年度) 電子音楽の世界/噂の女/ネオンサインのための音楽/あなたにはきこえませんか/ボクシング/プレリュード・カノン・アリア・主題と変奏曲/カルメンシータ/オーケストラとクラヴィオリン/近松物語/ラジオ・マンガ、音の四季/ミュジック・コンクレートと電子音楽についての議論 第二十六章 一九五五年度(昭和三十年度) 現代芸術講座/諸井誠の渡欧/マイクロフォンのための詩集/新しい星の生れるとき/立体放送のためのミュジック・コンクレート/第十回芸術祭参加「電子音楽」/新日本放送と文化放送/二十世紀の芸術/ミュージック・コンクレート 電子音楽 オーディション/赤線地帯 第二十七章 一九五六年度(昭和三十一年度) クロロマイセチン療法/音楽の前衛/黛敏郎の渡欧/あけみ/イタリア賞/瓶の中の世界/立体放送のための日本組曲/七のヴァリエーション/新日本放送の芸術祭参加作品/独楽三番叟/音楽鑑賞/アルス・ノヴァ 第二十八章 一九五七年度(昭和三十二年度) 前衛芸術の夕/七のヴァリエーション論争/20世紀トップ・コンサート/カンパノロジー/葵の上 第二十九章 一九五八年度(昭和三十三年度) 涅槃交響曲/変身/一九五八年度のNHK電子音楽スタジオ/前衛の音楽/第二回「現代音楽祭」/一九五八年の芸術祭/不知火 第三十章 一九五九年度(昭和三十四年度) 祝婚歌/夕べのひととき、テーマ音楽/黒い僧院/ピュタゴラスの星/オンディーヌ/ミュージック・コンクレート「カンパノロジー」/電子音と合唱のための作品/ステレオフォニック・エレクトロニクス 第三十一章 一九六〇年度(昭和三十五年度) 波と笛/赤い繭/電子音楽の秘密/バック音楽 ①/国際実験音楽会議 第三十二章 一九六一年度(昭和三十六年度) 長い長い道にそって/遥るかなる旅路/三つのむかしこ/NHK電子音楽スタジオの整備計画/バック音楽 ② 第三十三章 一九六二年度(昭和三十七年度) NHK電子音楽スタジオの整備 ①/山はこわくなかった/海の怪奇、綾の鼓/ヴァリエテ/フォノジェーヌ/パラレル・ミュージック/大男の庭 第三十四章 一九六三年度(昭和三十八年度) 鎖国/NHK電子音楽スタジオの整備 ②/ハイランドの乙女/ゆりわか物語/アントナン・アルトーへの窓または冥界の臍/星にきらめくナジャ/弧/生命の火/星のクリスマス/一九六三年の「転換」/トランジェントʼ64/ある女の対話/プロジェクション・エセムプラスティク 第三十五章 一九六四年度(昭和三十九年度) NHK電子音楽スタジオの移設/テープのためのコンサート/12人の奏者と電子音のための作品/恐山/暗黒への招待/鬼太鼓、深い淵/死刑台上の鎮魂曲/星と猫、山姥/ディヴェルティメント/カンパノロジー・オリンピカ/大阪の秋/くさびら/日本の冬 第三十六章 一九六五年度(昭和四十年度) 空/音の正体を見直す/地下鉄にて、音の四季/象形/御者パエトーン/三つの讃/波紋/源義経/テレムジーク 第三十七章 一九六六年度(昭和四十一年度) ソロ/テープのためのコンポジションʼ65/コメット・イケヤ/諸井誠の批判/イコン/マルチピアノのためのカンパノロジー/愛と修羅 第三十八章 一九六七年度(昭和四十二年度) NHK電子音楽スタジオの設備機器/まんだら/分布/電子音のためのインプロヴィゼーション/小懺悔 第三十九章 一九六八年度(昭和四十三年度) 死者の奢り/響応/CC500スタジオ/明治百年記念芸術祭/大阪芸術大学/アッセンブリッジス/東京1969/まんだら/螺旋Ⅰ 第四十章 一九六九年度(昭和四十三年度) 電子音楽室の現状と未来/黙示録/絞首台の歌/音楽の新しい世界/赤き死の仮面/ヴォイセス・カミング ① 電気通信館/ヴォイセス・カミング ② せんい館/ディスプレイʼ70/トランジット/音の魔法使い 第四十一章 一九七〇年度(昭和四十五年度) わが出雲/フローラ/Catch-Wave ʼ71/旋轉 第四十二章 一九七一年度(昭和四十六年度) 国際作曲家会議/ネヴァー・リターン/経/スタンザⅡ/トゥワード/閏月棹歌/化学変化、麻布 第四十三章 一九七二年度(昭和四十七年度) コントラプント/蝶を追え!/怒りの日/イン・モーション/インカージョン/HPSCHD/辿り 第四十四章 一九七三年度(昭和四十八年度) NHKホールの開幕ベル/こどもとことば/玄─墨の造化─/空中キャッチ/イントナルモーリ 第四十五章 一九七四年度(昭和四十九年度) 海に落ちたピアノ/パノラミック・ソノール/ブロードキャスティング/アニメ・アマーレ/凍音/チャンタ・カ/風紋/深紅の怠惰、アルナ 第四十六章 一九七五年度(昭和五十年度) 沖縄国際海洋博覧会/魚が消えたとき愛はよみがえる/インプロビゼーション、チャイナ・フィルチ/ザ・ワールド/マイ・ブルー・スカイ/ゆく年くる年 第四十七章 一九七六年度(昭和五十一年度) 雲のむこうに/もがりぶえ 第四十八章 一九七七年度(昭和五十二年度) リヴァラン 第四十九章 一九七八年度(昭和五十三年度) テープのための音楽ʼ78/エメラルド・タブレット/樹霊/鎮魂歌/楽の道/響像 第五十章 一九七九年度(昭和五十四年度) グリーン・スペースの宮/葦舟/空の時間/ふるべゆらゆら/不滅の国を求めて 第五十一章 一九八〇年度(昭和五十五年度) 熊野補陀落/カインの犠牲者たちのために/風のうた/レクイエム 第五十二章 一九八一年度(昭和五十六年度) エクスタシスへの雅歌/ハレー彗星─76年目の約束に生きる─/手作りからコンピュータまで 第五十三章 一九八二年度(昭和五十七年度) 村の女は眠れない/レクイエム/水の輪廻/マンダラ/鑼鑾幻聲 第五十四章 一九八三年度(昭和五十八年度) おわりのない朝/イカロスたち/却来 第五十五章 一九八四年度(昭和五十九年度) マーマレイド回路/ふなぞこひじり/コスモス200/双響変成 第五十六章 一九八五〜八六年度(昭和六十〜六十一年度) 波の鼓/マントラ/時の鏡Ⅰ─風の地平─/窓 第五十七章 一九八七〜八八年度(昭和六十二〜六十三年度) 東京湾/風の微粒子/走れ! 言葉よ!/NHK電子音楽スタジオ作品集 第五十八章 一九八九年度(平成元年度) 一期の月影/みどりなす はこべはもえず/キャタリシティカ 第五十九章 一九九〇年度(平成二年度) 「現代の音楽」テーマ音楽/大蛇/トレドへの愛─エル・グレコ─ 第六十章 一九九一年度(平成三年度) オフィーリアの遺書/SS52 第六十一章 一九九二年度(平成四年度) 地獄絵図/風たちの軌跡/宇宙と地球の幸せを祈って/回転する時間 第六十二章 一九九三年度(平成五年度) 超現実の森 第六十三章 一九九四年度(平成六年度) ひずむ翡翠のひかりの裂けめに…/谿響/限りなき音の世界を求めて 第六十四章 一九九五年度(平成七年度) コンピュータと尺八のための二つの古い民謡/危ないあなたのトランソニック/エンサラーダ/墜落舞踏練習曲 第六十五章 一九九六〜九九年度(平成八〜十一年度) NHK電子音楽スタジオのリニューアル/分解 第六十六章 二〇〇〇年度(平成十二年度) 血の婚礼/NHK電子音楽スタジオの終焉 註 作品リスト 索引 プロフィール [著] 川崎弘二(かわさき・こうじ) 1970年大阪生まれ。2006年に「日本の電子音楽」、2009九年に同書の増補改訂版(以上愛育社)、2011年に「黛敏郎の電子音楽」、2012年に「篠原眞の電子音楽」、2013年に「日本の電子音楽 続 インタビュー編」(以上 engine books)を上梓。CD「NHK 現代の音楽 アーカイブシリーズ」(ナクソス・ジャパン)における黛敏郎/湯浅譲二/松平頼暁/林光/石井眞木/一柳慧、実験工房の解説を執筆(2011~13年)。2014年にNHK Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編」に小沼純一/三輪眞弘と出演。2013年から2014年にかけて神奈川県立近代美術館/いわき市立美術館/富山県立近代美術館/北九州市立美術館/世田谷美術館において開催された「実験工房展」の関連イベント「ミュージック・コンクレート 電子音楽 オーディション 再現コンサート」を企画。2015年に開催された「サラマンカホール電子音響音楽祭」においてプログラム・アドバイザーを担当。2017年から18年にかけて芦屋市立美術博物館において開催された「小杉武久 音楽のピクニック」展に企画協力/図録編集/上映会企画で参加。2018年に「武満徹の電子音楽」(アルテスパブリッシング)、2019年に「北村皆雄の1960年代」(engine books)、2020年に「日本の電子音楽 続々 インタビュー編2」、2021年に「日本のライブ・エレクトロニクス音楽」(有馬純寿と共編)、「東京オリンピックの電子音楽」、「ストーン・ミュージック 長谷川時夫の音楽」(以上engine books – difference)、2023年に共著「新説 松本俊夫論」(戦後映像芸術アーカイブ)、松井茂との共著「坂本龍一のメディア・パフォーマンス」(フィルムアート社)を上梓し、2022~23年に雑誌「AGI」において「メルツバウ・ヒストリーインタビュー」を連載。 http://kojiks.sakura.ne.jp/
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翻訳小説同人誌『BABELZINE』 Vol.4
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 翻訳小説同人誌『BABELZINE』 Vol.3はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/74779836 英語圏を中心としたSF・幻想文学・変な小説を翻訳するサークル「バベルうお」による翻訳小説同人誌『BABELZINE』 Vol.4 【目次】 はじめに 翻訳 「不滅のリリィ」 カイリー・リー・ベイカー 「耐性者」コウジー・A・デイ 「CRISPRの手引き :ロー判決逆転後の世界で生命工学的に妊娠中絶をするためのDIYガイドブック」 MKRNYILGLD 「CRISPRの手引き 第二章:生命工学であなたの卵子を破壊兵器に変え、一度で家父長制主義者に強制的に移植するためのガイドブック 」MKRNYILGLD 「コラは人生 」デイヴィッド・D・レヴァイン 「現代アメリカ摩天楼の回遊習性」 デリック・ボーデン 「私たちが戦争のあいだ遊んだゲーム」 キャリー・ヴォーン 「カーニバル・ナイン 」キャロリン・M・ヨークム 「すずめ」 スーザン・パルウィック 「触腕の都市 」R・B・レンバーグ 「ゴードン・B・ホワイト、呪われたホラー作品を制作中 」ゴードン・B・ホワイト 「無常の法則 」ケネス・シュナイヤー 評論 『「ラビット・テスト」、「CRISPRの手引き」――人工妊娠中絶をめぐるSFについて』 白川眞 【仕様】 A5 【発行】 週末翻訳クラブ バベルうお 2025年5月発行
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『猿の手の物語ブックガイド』
¥1,900
予約商品
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 イギリスの作家、W・W・ジェイコブズによる怪奇小説の名作「猿の手」とそれに関連する作品、パロディ・オマージュ作品などを紹介したブックガイドです。 【目次】 まえがき 原典と初出無削除版 W・W・ジェイコブズ「猿の手」 W・W・ジェイコブズ「猿の手」(初出無削除版) コラム 「猿の手」の代償とは何だったのか? 他メディア展開作品 ルイス・パーカー脚色「猿の手」 ノーマン・リー監督『猿の手』 手塚プロ「猿の手」 リライト作品 富安陽子「猿の手」 翻案作品 鈴木三重吉「猿の手(童話)」 鈴木三重吉「猿の手」 W・W・ヤコブ「ヒュッテの妖異」 岡本綺堂「青蛙神」 松本正彦「どくろに頼む」 水木しげる「魔石」 林不忘「釘抜藤吉捕物覚書 悲願百両」 岡田純子「猿の手」 パロディ・オマージュ作品 都筑道夫「猿の手」 都筑道夫「猫の手」 星新一「金色のピン」 阿刀田高「恐怖の研究──あるいはエピローグ風の小品」 堀晃「宇宙猿の手」 北野安騎夫「私の『猿の手』」 飛浩隆「異本:猿の手」 西尾維新「するがモンキー」 団龍彦「猿の手」 赤川次郎「猫の手」 井上雅彦「類人館」 坂東眞砂子「恵比寿」 あせごのまん「ニホンザルの手」 有栖川有栖「猿の左手」 竹本健治「口にもできないようなつまらない願い事」 高井信「悪魔猿の手」 境井結綺「魔女の断罪、魔獣の贖罪」 夜馬裕「猿の手」 ロバート・アーサー「バラ色水晶のベル」 スティーヴン・キング『ペット・セマタリー』 スティーヴン・キング「神々のワード・プロセッサ」 キャンデス・フレミング「リリー」 アンソニー・ホロヴィッツ「猿の耳」 手塚治虫「猿の手」(『ブッキラによろしく!』より) 藤子・F・不二雄「うちでの小づち」(『ドラえもん』より) 光原伸「魔神の手」(『アウターゾーン』より) 古賀新一「お化け屋敷は大繁盛」(『エコエコアザラク』より) CLAMP『×××HOLiC 3』 高橋葉介「猿の手」 佐藤将「角田偽史『黒山羊高校オカルト研究会』」 木々津克久『アーサー・ピューティーは夜の魔女』 永矢洋子『猿の手』 滝西ひろか『真美子と猿の手』 森園みるく、村崎百郎『淫らな猿の手』 「猿の手」(ドラマ『やっぱり猫が好き』より) 「猿の手様」(ドラマ『世にも奇妙な物語』より) 「トーテムの眼」(ドラマ『ウルトラQ dark fantasy』より) 「猿の手」の仲間たち リチャード・バラム 「栄光の手」 ジェラール・ド・ネルヴァル 「魔法の手」 ギ・ド・モーパッサン 「剥製の手」 ギ・ド・モーパッサン 「手」 R・L・スティーヴンソン 「びんの小鬼」 フリードリヒ・ド・ラ・モット・フケー 「絞首台の小男」 モーリス・ターナー監督『悪魔の手』 フィリッポウ監督 『トーク・トゥ・ミー』 「猿の手」について言及のある文献 ジャック・サリヴァン編 『幻想文学大事典』 阿刀田高 『恐怖コレクション』 北村薫 『ミステリ十二か月』 新保博久 『シンポ教授の生活とミステリー』 法月綸太郎・新保博久 『死体置場で待ち合わせ』 吉野朔実 『吉野朔実劇場 弟の家には本棚がない』 ロジェ・カイヨワ 『妖精物語からSFへ』 スティーヴン・キング 『死の舞踏』 付録 W・W・ジェイコブズ作品紹介 W・W・ジェイコブズ『猿の手 ジェイコブズ怪奇幻想作品集』 【書誌情報】 『猿の手の物語ブックガイド』 サイズ:A5 製本仕様:無線綴じ 本文ページ数:76ページ(表紙除く) 表紙印刷:カラーオンデマンド 本文印刷:モノクロオフセット 表紙用紙:アートポスト200K 本文用紙:書籍90K(クリーム) 表紙PP加工あり 頒布価格:1900円
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翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第3弾
¥1,000
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『エリーツ11 みんなのすきなミステリ』
¥1,500
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【目次】 ミステリ座談会 *注釈 淡彩の部屋 竹本健治 一六歳のクローズド・サークル 南海遊 〈恋愛ミステリの系譜〉再構築 森晶麿 古巣の話 円居挽 丁度ミステリの原稿が修羅場な中でこれを書いています。 斜線堂有紀 俺のミステリブックガイド7 海猫沢めろん 犯人のいないミステリ ロベス 『夏と冬の奏鳴曲』を二十五年ぶりに読んでみた pha 佐藤友哉が選ぶ講談社ノベルスベスト10 佐藤友哉 鏡家サーガ最新作「七分早く死んだ女」 佐藤友哉 短編ミステリ小説「妖精博士の弟子」 滝本竜彦 【書誌】 判型:A5 頁数:112頁 価格:1,500円 出版元:エリーツ
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『哲学対話日記1.5』
¥700
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『哲学対話日記』
¥1,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 人と集まって日常とは異なる空間をつくる哲学対話の時間は、それぞれの日常とゆるやかにつながっている。街で、バーで、学校で、オンラインで、家族で哲学対話をしている11名による対話のあった日の日記18本を収録。 ■著者 麻生修司、井尻貴子、江藤信暁、小川泰治、荻野陽太、片柳那奈子、古賀裕也、竹岡香帆、得居千照、堀静香、山本和則 ■企画立案・編集 小川泰治 ■表紙デザイン こやまりえこ ■判型など B6/106ページ ■目次 2013年 12月22日(日) 演じる 山本和則 5 2023年 10月9日(月) ふしぎの反対はあたりまえ? 得居千照 14 11月17日(金) もし生まれ変わるなら?/この世はほんとうに存在するのか? 小川泰治 17 12月8日(金) 何故顔のないあんぱんまんを見てジャムおじさんはニコニコしているのか 江藤信暁 22 12月8日(金) 対等な関係ってどういうことか? 片柳那奈子 27 12月18日(月) エレンの選択は正しかったのか 荻野陽太 33 12月26日(火) 良い子のフリは良い子じゃないのか? 小川泰治 41 2024年 2月11日(日) 演じる 山本和則 47 2月22日(木) 最近なに考えてる? 小川泰治 52 3月8日(金) 哲学対話、やる? 麻生修司 55 3月9日(土) なぜ死ぬのが怖いのか? 得居千照 59 3月10日(日) 対話するってどういうこと? 竹岡香帆 62 3月10日(日) 旅 山本和則 67 3月12日(火) 「個性」は大切か。大切だとすればそれはなぜか。大切ではないとすればそれはなぜか。 片柳那奈子 71 4月1日(月) どうしたら、ともだちになれるかな? 井尻貴子 77 4月6日(土) 何をかんがえて桜を見るのだろう 堀静香 81 4月7日(日) もうちょっとだけ説明してもらってもいいですか 江藤信暁 86 わたしたちは、お互いきっと何にだってなれる 古賀裕也 94 第二版のためのあとがき 103
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『哲学対話日記2』
¥1,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 人と集まって日常とは異なる空間をつくり始める「哲学対話」の時間は、だれかの日常生活とゆるやかにつながっている。街で、学校で、オンラインで、ハワイで、家族と、友だちと。学生、教員、会社員、哲学対話の実践者などさまざまな立場の著者が哲学対話をした日の対話と問いと生活の日記アンソロジー。人と話し、共に考えることに関心をもつ人、自分は対話に参加することは抵抗があるけれど、だれかの生活の中の思考に触れてみたい人に。哲学対話って聞いたことあるけどどんなことなんだろう?と思っている人へのちょっと変わった視点からの入門にも。 2025年5月発行/B6/106頁/1000円 ■表紙デザイン:こやまりえこ ■企画:小川泰治 ■編集:小川泰治・増田陽子 ■著者:麻生修司、井尻貴子、江藤信暁、小川泰治、片栁那奈子、竹岡香帆、得居千照、藤本彩来、藤本芽生、堀静香、増田陽子、松川えり ■主要タイトル:ネガティブな気持ちになった時に、どうすれば早く立ち直れるか/名前って結局なんなんだろう?/たけのこの里ときのこの山、どっちが好き?/ここにこれてよかった?/受け入れることと自己犠牲はなにがちがうのか/人はなぜ働くのか?/人を好きになるってどういうことか?
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『随風』
¥1,980
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 文学フリマや独立系書店の店頭を席巻する随筆/エッセイムーブメントに呼応する文芸誌、ついに創刊! 本誌『随風』は書き手/読者の随筆にかける思いに寄り添って船出する小舟です。 随筆の風が吹く限り、どこまででもともに旅しましょう(年2回刊行予定)。 目次 巻頭随筆 宮崎智之 船出にあたって 平林緑萌 随筆特集「友だち」 浅井音楽 海猫沢めろん オルタナ旧市街 かしま 岸波龍 早乙女ぐりこ ササキアイ 作田優 鈴木彩可 竹田信弥 友田とん 西一六八 野口理恵 批評 柿内正午 仲俣暁生 横田祐美子 座談会 城崎にて、香川にて 森見登美彦 円居挽 あをにまる 草香去来 編集していない編集者の編集後記 北尾修一 発行:書肆imasu A5判 定価 1,800円+税 初版年月日2025年3月24日
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【サイン本】小林えみ『孤独について』
¥1,540
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 「ぼっちでいい」は強がりではない。つながりや絆の重要性が強調される昨今、「孤独」が良くないことのようになっている。尊重された個人・孤独が連帯できる社会こそが豊かではないか。SNSで「繋がりすぎる」今だからこそ重要な「孤独」についてのエッセイ。 企画「戦争と人間、孤独」集 全3冊 こんにちは世界。 私たちはひとりで生まれてひとりで死ぬ。 ひとりは寂しい。 それでも私は孤独を肯定する。 一、坂口安吾『青鬼の褌を洗う女』 二、三木 清『人生論ノート』 三、小林えみ『孤独について』 目次 はじめに 沢村貞子 生活の孤独 青鬼の褌を洗う女 生きる孤独 エミリ・ディキンスン 隠棲の孤独 サン=テグジュペリ 仲間と孤独 三木清 死と孤独 おわりに 発行:よはく舎 四六判 108ページ 価格 1,400円+税 書店発売日2024年7月25日 小林 えみ 1978年生まれ。よはく舎・マルジナリア書店代表。著書に『かみさまののみもの』。
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『バザールとクラブ』
¥1,320
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 ローティの論稿「エスノセントリズムについて クリフォード・ギアツへの応答」を「バザールとクラブ」という視点を中心に朱喜哲が解説。 目次 バザールとクラブ 朱 喜哲 エスノセントリズムについて クリフォード・ギアツへの応答 リチャード・ローティ あとがきにかえて 朱 喜哲 発行:よはく舎 四六判 価格 1,200円+税 初版年月日2023年10月30日
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【サイン本】今井楓『九階のオバケとラジオと文学』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 「春になったら死ぬんだと思っていた。明るい陽気に負けてしまって、眩しくて、魔法みたいに消えちゃう気がした。」 ラジオ、花、五反田駅前の思い出、そして文学。 本を読みながら大人になった今、日常と仕事のあいだのさまざまを古今東西の文学を通じて豊かな言葉で紡ぐ清新なエッセイ。 目次 言葉に溺れてしまいそう 九階のオバケとラジオと文学 ソローと手を繋いでスキップを 偶然と必然の交差する場所で 一九八四年、存在しない愛の話 自転車を漕ぐ背中の 変容する明日を追いかけて マリー・キュリーにはなれない サニーデイ・サービスと月曜のDM 私は君を殴らないよ、悪いけど。 火曜の午後、私のセンス・オブ・ワンダー アメリカの夜を真空パック そのサンショウウオの尻尾の歯形は、私がつけました 消えたい夜に、遮断機は降りない 君のこと、よく知らないけど、なんか。 勘違いじゃない と、いいんだけど だって好きだから おやすみ、好きだよ 花と自転車、三月の記憶 どれだけ祈っても汚いままのこの世界 孤独、愛、文学、全部。 おわりに 発売日 : 2024年10月25日頃 著者/編集 : 今井 楓(著) 出版社 : よはく舎
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『未知を放つ』
¥1,500
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『クソみたいな世界で抗うためのパンク的読書』
¥935
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『ほんとうは、どうしたい?』
¥1,540
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 二人の文筆家による往復書簡とエッセイ。といっても、もともと仲良しの二人ではありません。面識はない。住む場所も、歩んできた道も違う二人。共通していたのは、それぞれの生きづらさに向き合ってきたこと。 愛とは。仕事とは。表現とは。生きるとは。 二人だけで始まった実験的な書簡のやりとりは、互いに影響を与え合い、やがてそれぞれに変化をもたらします。 書簡のやりとりを経た二人は「お互いにとって書かざるを得ないもの」「自分の人生に大きな影響を与えたもの」をテーマにエッセイ・物語を執筆。 生きることのコアに柔らかく触れる、5つの書簡と各8編のエッセイ・物語。ちいさなかくめいの本。 地下BOOKS 判型:文庫判 頁数:180頁 装画:朝光ワカコ 発売日:2025年5月1日 ■目次 1.第一便 きっかけ 2.第二便 表現 3.第三便 恋愛 4.第四便 仕事 5.ちいさなかくめいのはなし(二人によるエッセイ・物語 各8編) 6.第五便 変化 ◼️著者 佐々木ののか 文筆家・狩猟者。北海道の山の麓で、馬一頭、猫二匹、人間の子ひとりと暮らしながら文章を書いています。著書に『愛と家族を探して』『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(ともに亜紀書房)。 しいねはるか ZINEをつくること、音楽活動、ライフワークがつながり合い、地下BOOKSより『未知を放つ』を上梓。 東京での暮らしを経て、現在は人里離れた集落で小屋暮らし。風通しのよいからだ、こころ、里山に手間を かけ育てていく仕事&生活の実践中。
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『人文的、あまりに人文的 同人版#004』哲学の劇場(山本貴光+吉川浩満)
¥1,000
SOLD OUT
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エス・ア・ドゥーゼ『毒蛇の秘密』ヒラヤマ探偵文庫
¥3,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 スウェーデンの作家、エス・ア・ドゥーゼ(1873-1933)の作品は、大正時代、医学者であり探偵小説作家の小酒井不木によって翻訳され、日本に紹介されたのが最初である。不木には学生時代からの友人、法医学者の古畑種基がいた。ドイツ留学中の彼からドゥーゼの作品(ドイツ語訳版)が送られて来た。不木はたいへん気に入り、すぐに「スミルノ博士の日記」(1917)を『新青年』大正12年1月号に翻訳。好評を博す。続けて「夜の冒険」(1914)も同誌に訳している。大正14年には「生ける宝冠」(1913)を『国民新聞』に翻訳した。その後、不木は本巻に収録した「毒蛇の秘密」(1919)を『大衆文芸』昭和2年1月号から翻訳連載し始めるのだが、7月号で同誌が休刊になり、未完になってしまった。 本巻では、未訳であった後半部分を最後まで訳し、完訳になった「毒蛇の秘密」を収録することにした。前半部分を小酒井不木、後半部分を平山雄一が翻訳している。いわばコラボレーション翻訳である。 物語は、名探偵レオ・カリングが「私」=トルネ(新聞記者)に、有名な探検家ビクトル・バンクの幽霊事件のことを聞くところから始まっている。ビクトル・バンクはインドのコロンボで、コブラ使いのローザと恋におちた。ところが事情があって、ビクトルはローザを見捨てた。すると、ビクトルの帰国後、ローザは毎夜幽霊となってビクトルを苦しめた。そして、ある事件が起こってしまった。アクティブな名探偵レオ・カリングの活躍を新聞記者トルネの視点から描く物語。 【書誌】 翻訳:小酒井不木・平山雄一 判型:新書 頁数:278頁 発行:2025年5月
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『TOKIMAKE2』トキメイクツー
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『TOKIMAKE -トキメイク-』第1弾はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/95366623 コスメとメイクのアンソロジー『TOKIMAKE -トキメイク-』の第2弾。」に続いて、「今号の特集テーマはジュエリー。菅浩江の特別寄稿はじめ、11作品すべて書き下ろしです。 【書誌情報】 ・書名:『TOKIMAKE 2』トキメイクツー ・本体価格:1,000円 ・版型:A5版 本文122ページ ・発行日:2025年4月26日 ・発行者:じゅりあ ・発起人:実石沙枝子 ・デザイン&組版:松本あずさ ・表紙&本文イラストレーション:じゅりあ ・編集:甘木零/まだりん/中野伶理/花草セレ/揚羽はな 【目次】 実石沙枝子「俺様にぴったりの指」 笹原千波 「喪明けの石」 真下みこと「ねむれない夜に」 揚羽はな 「月の浜辺をもとおれば」 中野伶理 「彩櫛奇譚」 じゅりあ 「ジュエルの草子」 藍銅ツバメ「アメシストのワイン漬け」 甘木零 「あの子はいつか許してくれるかしら」 松本あずさ「ガラスの王冠」 花草セレ 「アリカエオプテリス・アゲート」 菅浩江 「独り化粧」 著者紹介/推しジュエリー
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クリントン・H・スタッグ『銀のサンダル』ヒラヤマ探偵文庫
¥2,300
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『me and you の日記文通 message in a bottle vol.2』
¥2,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 『me and you の日記文通 message in a bottle vol.2』 2024年12月3日 初版発行 編集:me and you(竹中万季・野村由芽) 価格:2,000円(税別) 装丁:古本実加 発行:me and you 日記文通とは me and you のふたりの日記と、お互いの日記から考えたことや感じたことにお手紙をそっとそえた「日記文通」のこころみです。わかりやすい言葉を少し脇に置いておいて、誰に見せるでもない自分のためだけの言葉をまず書いてみること。その言葉を親密な場所ですこしだけオープンにすること。朧げな自分の思考の輪郭を朧げなまま認識し、それを共有することで、個人が個人のままでいながら誰かと生きる未知の豊かさに迷いながら辿り着けるのではないか? という実験の記録です 〜装丁について〜 装丁は、香川に暮らし、晩年の平野甲賀さんに学ぶなど、タイポグラフィーを用いたデザインを持ち味とする古本実加さん。書かれているものごとに目を凝らし、耳を澄ませ、想像をめぐらせる余白や風合いを大切にしながら、丁寧にかたちにしてくれました。 表紙にあしらわれた「message in a bottle」の文字は、見方によってロゴのようにもイラストのようにも受け取ることもできれば、お鍋やお花など、生活の道具にも見えてきます。日記文通に書かれていること自体がそうであるように、古本さんが手がけてくださったモチーフたちにも、答えめいたものはありません。モチーフは表紙だけではなく本文にも隠れているので、そのときの気分によって、「あれに見えるな」「これかもしれない」とゆらゆら楽しんでいただけたらうれしいです。 【目次】 「アイラブユー」と言って電話を切って/歴史を知ってからつくったスープを食べる朝/怖さと向き合ったその先にも、きっと/自己回復の時間/曜日ごとに朝のテーマを設けてみる/余白をつくること、深く息をしながら/運動への苦手意識/自分は行ったことのない国のお菓子や文化/異なる時間が流れる世界/八十七歳同士の親友たち/興味の通気孔のようなもの/絶対に忘れてはいけないいくつもの層/Threadsがはじまった日/人それぞれの、遠くを思う方法/静かな王国のような早朝に/夢のなかでいろんなことの練習をしている/「自分だしいいや」とやり過ごさずに/後ろを振り返りながら歩き続ける/歩くことや旅をすることが好きな理由は/寄り道の練習/今を生きるメモリーのパッチワークキルト/イメージだけで捉えるのではなく/小さなことからでも手足を動かしてみる/自分自身の輪郭/ひとひとり分の力/新しいノート、続いていくもの/存在自体が貴重である日常/短歌の練習/切手を持ち歩こうと思った日/バーチャルの世界の木々と/「ほんとうにたいせつなこと」とスマホで押し花/純粋でシンプルな「切実さ」について/詩をもらう朝/10代の頃の自分に突き動かされて/記録することと記録しないこと/それぞれの感覚・Notionの整理/誕生日に泣く/考えや思いを言葉にすること ……など38の日記を掲載
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文芸誌『らんちう』vol.2 特集〈性〉
¥1,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 国も街も人も上手くいってることのほうが少なくて、屈折しながら、それでもなんとか動いてる。こうあるべきだ、それはおかしい、これが素晴らしい、あれはとるにたらない、そう言いながらどこか自信がない。オバケっていると思う? 人は死んだらどうなると思う、神様っているのかな、愛ってなんなの、宇宙の果てはどうなってるの、そんなの誰にも分からない。分からないまま、バラバラのままで、人は何かを信じてる。隣人を愛しなさいと説いて、殺された若者をあがめながら誰かを殺す。愛のために? 誰かのために、大切だった何かを壊してまで。周りと違うって怖いから、誰かが誰かを指させば、自分もそいつをのけものにする。それでも異質な何かを好きになる、大切にする方法が分からなくて突き放す。もっと自分を知ってほしくて、自分のことさえ分からない。型にハマれば安心し、価値という言葉に惑わされ、きっといつかはと願ううちに年月は経つ。理由もないのに涙が出たり、嬉しくてたまらなくて、なんでもない瞬間を何度も反芻する。いろんな人が生きていて、意見なんてまるで合わない。それぞれの真実・諦め・希望があって、異なるリズムのステップがなぜか、大きな流れに変わっていく。誰もが一人では生きられないと、傷つき傷つけあって幸福の幻を追いかける。朝がくる。全く同じ太陽が照らす、全く別の朝の影。全く同じ月がもたらす、全く別の夜の光。かなしいまま、くやしいまま、それも分からないまま死ぬのかもしれない。答え探しじゃない会話があればいい。自分と誰かと、それぞれの場所で、時間のなかで。 今回は性というテーマを設けた。20代28人の現在地点に耳をすませる。この本が出る頃には、もうその場所も、無くなっているのかもしれない。 ─ 文芸誌『らんちう』vol.2 特集〈性〉 2025年4月20日刊行 A5/172ページ 1,200円(税込) ロゴデザイン|田嶋周造 表紙絵・漫画|野良洞 編集・発行|平岡花