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【予約受付】『NHKの電子音楽』(早期購入特典アリ)
¥19,800
予約商品
NHKの電子音楽 川崎弘二=著 発売日:2025年7月12日 本体価格:18,000円+税 判型:A5判・上製(函入) 頁数:1,432頁 ISBN:978-4-8459-2504-9 装画:駒井哲郎「夜の森」(1958年) 装幀:佐々木暁 早期購入特典決定! 本書をお買い上げの方には購入特典として、作曲家の諸井誠が電子音のみを素材にして、1962年にNHKで作曲した純電子音楽「ヴァリエテ」の貴重な手書きの楽譜(全22枚)の複製をプレゼントいたします。 諸井誠の年表・作品リストはこちら https://www.makoto-moroi-music-office.com/list.html 【お申込み方法】 書籍挟み込みの応募はがきに必要記入事項を明記の上、ご応募ください。 ※切手はお客様にてご用意ください。 【締切】 2025年12月31日(水) 当日消印有効 国内外にその名を馳せたNHK=日本放送協会で作曲された日本の電子音楽群。 電子テクノロジーとメディアの交錯によって作られた20世紀・未来の音楽の歴史の全貌が ラジオ放送開始100周年の今年、はじめて明かされる。 1956年の黛敏郎・諸井誠「七のヴァリエーション」、1966年のカールハインツ・シュトックハウゼン「テレムジーク」、1967年の湯浅譲二「ホワイト・ノイズによるイコン」など音楽史にその名を刻む数々の作品が生み出される舞台となった「日本放送協会=NHK」。 本書では1925年の東京放送局開局によって訪れた、聴覚のみで伝える新しいメディア=ラジオの登場による新たな音響表現が模索された黎明期から、電子音響による創作の可能性が見出され、本格的に電子音楽制作を進めていくなかでNHKに電子音楽のためのスタジオが仮設された1954年、電子音楽が国家的規模のメディア・イベントで用いられた1964年の東京オリンピック、1970年の大阪万博といった黄金期での状況、そしてその役割を徐々に終えていく2000年代まで、NHKを中心とした日本の電子音楽の歴史を余す所なく調査・記述しています。 巻末には人名索引、主要作品リストを収録。 本書のポイント ◎書籍、雑誌・新聞記事、放送台本、自筆譜、内部資料、著者によるインタビューなどによりこれまで電子音楽スタジオの関与が確認されていなかった作品・新事実を多数発掘しています。また、調査対象は作曲家だけではなく、プロデューサー・エンジニアといった関係者にもおよび、集団創作に関わる人々の重要性を確認できます。 ◎電子音楽の歴史は、効果音・擬音の制作、ステレオ技術を用いた立体放送、テープ録音、マイクロフォン録音、PCMの登場など録音再生技術の発展史としても読むことができます。本書では新しい音色としての電子音楽だけではなく、そうしたテクノロジーによる空間や時間、人間性をも含めた新しい音楽のあり方がどのように模索・実践されたのかについても記述しています。 ◎新たな音楽として世界的規模で発達したミュジック・コンクレート、エレクトロニッシュ・ムジークが日本でどのように受容されたのか。既存の音楽との相違をめぐる作曲家・評論家たちの議論や、実際の電子音楽を聴くことがなかなか叶わないなかでの作曲や、理想の音響操作を実現するために制作されたオーダーメイドの機材など、黎明期の状況を知ることができます。 ◎オンド・マルトノやテルミンといった初期電子楽器、その後のシンセサイザーなど、電子楽器が日本に紹介・輸入されていく過程にも触れられており、電子楽器受容史として読むこともできます。 ◎本書では作曲作品だけではなく電子音楽が用いられたラジオ・ドラマや映画などについても調査をしています。とくに1946年に創設された芸術祭、1947年に創設され1956年から日本も参加することになったイタリア賞は、各放送局が積極的に乗り出したことで日本の電子音楽の発展に寄与してきました。そうしたメディア祭が各時代でどのような役割を果たし、どのように創作に反映されてきたのかも明かされます。 ◎NHKでは電子音楽にとどまらずでは多くの現代音楽の作曲家が制作を行ってきました。本書では作曲史に残る作品はもちろんのこと、これまで言及されることの少なかった作曲家・作品についても詳述しており、日本の現代音楽史として読むこともできます。 ◎1925年のラジオ放送開始当初から、放送では具体音や擬音を用いた新たな音響表現の方法が模索されていました。こうしたNHKに電子音楽のためのスタジオが設立にいたる前史を知ることで、その後なぜこのような発展を遂げたのか、あるいは、そこで求められていた役割を知ることができます。また、日本において「電子音楽」の語が用いられた最初期の例にも触れています。 ◎1950年代以降のNHK電子音楽スタジオでは、黛敏郎、諸井誠、高橋悠治、一柳慧、松平頼暁、石井眞木、湯浅譲二、柴田南雄、三善晃、小杉武久、広瀬量平、近藤譲、篠原眞、佐藤聰明といった錚々たる面々による制作が行われてきました。本書ではNHKの電子音楽スタジオとの関係が確認できた楽曲について、当時の制作状況、同時代評、用いられた機材や、塩谷宏、佐藤茂、高柳裕雄、小島努、上浪渡ら技術者・プロデューサーの証言などから詳述しています。 ◎1964年の東京オリンピックでは、黛敏郎「カンパノロジー・オリンピカ」が開会・閉会式で大々的に再生されました。本書ではこの曲が電子音楽によって作曲されるにいたった経緯だけではなく、国立競技場という広い空間で音響を鳴らすために用いられた音響技術も明らかにしています。 ◎2025年に開催される大阪万博の55年前、1970年の大阪万博では、日本館(入野義朗、柴田南雄、三善晃)、鉄鋼館(武満徹)、せんい館(湯浅譲二)、お祭り広場(松平頼暁、松下真一、一柳慧、小杉武久)などで多くの電子音楽が用いられていました。本書ではNHKで制作された万博のための電子音楽を網羅し、各館のコンセプトや再生技術、美術・文学といった他領域とのコラボレーションがどのようであったのかも記述しています。 ◎1980年半ば以降、芸術祭でのラジオ部門の消滅や、民間や大学のスタジオなどでも電子音楽の制作が可能となり、機材の更新もされないことから徐々にその役目を終えていくNHKにおける電子音楽の創作ですが、そうしたなかでも西村朗、北爪道夫、吉松隆、菅野由弘、後藤英、中川俊郎、山内雅弘、平石博一、栗山和樹、南聡、伊左治直、金子仁美といった新たな若い才能たちによる創作がおこなわれていました。本書ではそうした晩年の創作の実態、そして創作の場としての役割を終えるにいたるまでのさまざまな内部事情などにも触れています。 ◎ラジオの音響・擬音の制作は、映画における効果音のノウハウどころかトーキー映画すら日本に上陸していなかった1920年代半ばに暗中模索のなか始まりました。ラジオ・ドラマの黎明期には、マイクロフォンの使い方を映画におけるカメラになぞらえる手法が取られていましたが、制作が進むにつれて、次第に音響のみを用いた独自の表現が確立され、映画などの他のメディアから独立した表現の探求が進められました。その後、「夜の終り」(芥川也寸志)、「カルメン純情す」、「赤線地帯」(黛敏郎)など黒澤明や溝口健二の作品における先駆的な例では電子テクノロジーが取り入れられ、映画に新たな表現が導入されるようになります。このように本書では映画という芸術との関係のなかで音響芸術がどのように発展していったのかを知ることができます。 目次 第一章 一九二五年度(大正十四年度) 東京放送局による試験送信/東京放送局の仮放送/東京放送局における本放送の開始/炭坑の中/ラジオ劇研究会/有線による中継放送/ラジオドラマの演出/スタジオ外でのマイクロフォンの使用/大阪放送局と名古屋放送局 第二章 一九二六年度(大正十五年/昭和元年度) ラジオドラマ週間/日本放送協会の創立/大阪中央放送局と名古屋中央放送局 第三章 一九二七年度(昭和二年度) 無線中継放送/現代作家によるラジオドラマ/黎明/高校野球の中継 第四章 一九二八年度(昭和三年度) 全国中継放送/皆んな見えなくなる峠/一九二八年度のBK 第五章 一九二九年度(昭和四年度) 録音による放送/国際放送/一九二九年度のBK 第六章 一九三〇年度(昭和五年度) 日本放送協会 技術研究所/夏八景/クラッシン號 イタリヤ號を救ふ/同時連絡放送/テルミンとオンド・マルトノ/咸絃/マイクロフォン芸術 第七章 一九三一年度(昭和六年度) ラジオの第二放送/録音による擬音/満洲行進曲/歯車一九五〇/東京の鼓膜/一九三一年度のBK 第八章 一九三二年度(昭和七年度) ロサンゼルス・オリンピック/国際連盟からの脱退/一九三二年度のBK 第九章 一九三三年度(昭和八年度) ラジオ放送の録音/純粋ラジオ芸術/一九三三年度のBK 第十章 一九三四年度(昭和九年度) ラジオ的新手法/なだれ/電気鍵盤楽器/一九三四年度のBK/静岡放送局と名古屋中央放送局と仙台中央放送局 第十一章 一九三五年度(昭和十年度) 慰安放送擬音研究會/一九三五年度のBK 第十二章 一九三六年度(昭和十一年度) 機械と音樂/ミキシング技術/ベルリン・オリンピック/一九三六年度のBK 第十三章 一九三七年度(昭和十二年度) 朝から晩まで/士気振興の夕/AKのハモンド・オルガン/長崎放送局と新潟放送局と仙台中央放送局 第十四章 一九三八年度(昭和十三年度) 東京オリンピックの返上/舞踏会の手帖/激流/大阪中央放送局、長崎放送局、仙臺中央放送局 第十五章 一九三九年度(昭和十四年度) 放送会館への移転/録音による番組と録音機の拡充 第十六章 一九四〇年度(昭和十五年度) 水づくし/紀元二千六百年と録音/大阪中央放送局と名古屋中央放送局 第十七章 一九四一年度(昭和十六年度) 時事録音と主題録音/開戦と現地録音 第十八章 一九四二〜四五年度(昭和十七〜二十年度) 現地録音/敗戦/一九四三年度のBK 第十九章 一九四五〜四七年度(昭和二十〜二十二年度) ラジオ放送の民主化/ラジオ実験室/磁気録音機の導入と普及 第二十章 一九四八〜四九年度(昭和二十三〜二十四年度) ラジオドラマと芸術祭/テープ式磁気録音機 第二十一章 一九五〇年度(昭和二十五年度) 芸術祭と磁気録音機/映画のサウンドトラック 第二十二章 一九五一年度(昭和二十六年度) 磁気録音機の普及/音のライブラリー/テープ・レコーダの普及/箏響台 第二十三章 一九五二年度(昭和二十七年度) マイクロフォンのためのファンタジー/道子の存在理由/マイクロフォンのための組曲/黛敏郎とミュジック・コンクレート/生きる/パッサカリア/カルメン純情す/新日本放送の芸術祭参加/立体放送の始まり/雨月物語 第二十四章 一九五三年度(昭和二十八年度) 夜の終り/立体放送の普及/新しい技法への試論/プロジェクティブ・アート/ケルロイターのコンクレート・ムジーク/マイクロフォンのための音楽/芸術祭の放送部門参加作品/X・Y・Z/今昔隅田川/ミュジック・コンクレートへの反応/かっぱ川太郎 第二十五章 一九五四年度(昭和二十九年度) 電子音楽の世界/噂の女/ネオンサインのための音楽/あなたにはきこえませんか/ボクシング/プレリュード・カノン・アリア・主題と変奏曲/カルメンシータ/オーケストラとクラヴィオリン/近松物語/ラジオ・マンガ、音の四季/ミュジック・コンクレートと電子音楽についての議論 第二十六章 一九五五年度(昭和三十年度) 現代芸術講座/諸井誠の渡欧/マイクロフォンのための詩集/新しい星の生れるとき/立体放送のためのミュジック・コンクレート/第十回芸術祭参加「電子音楽」/新日本放送と文化放送/二十世紀の芸術/ミュージック・コンクレート 電子音楽 オーディション/赤線地帯 第二十七章 一九五六年度(昭和三十一年度) クロロマイセチン療法/音楽の前衛/黛敏郎の渡欧/あけみ/イタリア賞/瓶の中の世界/立体放送のための日本組曲/七のヴァリエーション/新日本放送の芸術祭参加作品/独楽三番叟/音楽鑑賞/アルス・ノヴァ 第二十八章 一九五七年度(昭和三十二年度) 前衛芸術の夕/七のヴァリエーション論争/20世紀トップ・コンサート/カンパノロジー/葵の上 第二十九章 一九五八年度(昭和三十三年度) 涅槃交響曲/変身/一九五八年度のNHK電子音楽スタジオ/前衛の音楽/第二回「現代音楽祭」/一九五八年の芸術祭/不知火 第三十章 一九五九年度(昭和三十四年度) 祝婚歌/夕べのひととき、テーマ音楽/黒い僧院/ピュタゴラスの星/オンディーヌ/ミュージック・コンクレート「カンパノロジー」/電子音と合唱のための作品/ステレオフォニック・エレクトロニクス 第三十一章 一九六〇年度(昭和三十五年度) 波と笛/赤い繭/電子音楽の秘密/バック音楽 ①/国際実験音楽会議 第三十二章 一九六一年度(昭和三十六年度) 長い長い道にそって/遥るかなる旅路/三つのむかしこ/NHK電子音楽スタジオの整備計画/バック音楽 ② 第三十三章 一九六二年度(昭和三十七年度) NHK電子音楽スタジオの整備 ①/山はこわくなかった/海の怪奇、綾の鼓/ヴァリエテ/フォノジェーヌ/パラレル・ミュージック/大男の庭 第三十四章 一九六三年度(昭和三十八年度) 鎖国/NHK電子音楽スタジオの整備 ②/ハイランドの乙女/ゆりわか物語/アントナン・アルトーへの窓または冥界の臍/星にきらめくナジャ/弧/生命の火/星のクリスマス/一九六三年の「転換」/トランジェントʼ64/ある女の対話/プロジェクション・エセムプラスティク 第三十五章 一九六四年度(昭和三十九年度) NHK電子音楽スタジオの移設/テープのためのコンサート/12人の奏者と電子音のための作品/恐山/暗黒への招待/鬼太鼓、深い淵/死刑台上の鎮魂曲/星と猫、山姥/ディヴェルティメント/カンパノロジー・オリンピカ/大阪の秋/くさびら/日本の冬 第三十六章 一九六五年度(昭和四十年度) 空/音の正体を見直す/地下鉄にて、音の四季/象形/御者パエトーン/三つの讃/波紋/源義経/テレムジーク 第三十七章 一九六六年度(昭和四十一年度) ソロ/テープのためのコンポジションʼ65/コメット・イケヤ/諸井誠の批判/イコン/マルチピアノのためのカンパノロジー/愛と修羅 第三十八章 一九六七年度(昭和四十二年度) NHK電子音楽スタジオの設備機器/まんだら/分布/電子音のためのインプロヴィゼーション/小懺悔 第三十九章 一九六八年度(昭和四十三年度) 死者の奢り/響応/CC500スタジオ/明治百年記念芸術祭/大阪芸術大学/アッセンブリッジス/東京1969/まんだら/螺旋Ⅰ 第四十章 一九六九年度(昭和四十三年度) 電子音楽室の現状と未来/黙示録/絞首台の歌/音楽の新しい世界/赤き死の仮面/ヴォイセス・カミング ① 電気通信館/ヴォイセス・カミング ② せんい館/ディスプレイʼ70/トランジット/音の魔法使い 第四十一章 一九七〇年度(昭和四十五年度) わが出雲/フローラ/Catch-Wave ʼ71/旋轉 第四十二章 一九七一年度(昭和四十六年度) 国際作曲家会議/ネヴァー・リターン/経/スタンザⅡ/トゥワード/閏月棹歌/化学変化、麻布 第四十三章 一九七二年度(昭和四十七年度) コントラプント/蝶を追え!/怒りの日/イン・モーション/インカージョン/HPSCHD/辿り 第四十四章 一九七三年度(昭和四十八年度) NHKホールの開幕ベル/こどもとことば/玄─墨の造化─/空中キャッチ/イントナルモーリ 第四十五章 一九七四年度(昭和四十九年度) 海に落ちたピアノ/パノラミック・ソノール/ブロードキャスティング/アニメ・アマーレ/凍音/チャンタ・カ/風紋/深紅の怠惰、アルナ 第四十六章 一九七五年度(昭和五十年度) 沖縄国際海洋博覧会/魚が消えたとき愛はよみがえる/インプロビゼーション、チャイナ・フィルチ/ザ・ワールド/マイ・ブルー・スカイ/ゆく年くる年 第四十七章 一九七六年度(昭和五十一年度) 雲のむこうに/もがりぶえ 第四十八章 一九七七年度(昭和五十二年度) リヴァラン 第四十九章 一九七八年度(昭和五十三年度) テープのための音楽ʼ78/エメラルド・タブレット/樹霊/鎮魂歌/楽の道/響像 第五十章 一九七九年度(昭和五十四年度) グリーン・スペースの宮/葦舟/空の時間/ふるべゆらゆら/不滅の国を求めて 第五十一章 一九八〇年度(昭和五十五年度) 熊野補陀落/カインの犠牲者たちのために/風のうた/レクイエム 第五十二章 一九八一年度(昭和五十六年度) エクスタシスへの雅歌/ハレー彗星─76年目の約束に生きる─/手作りからコンピュータまで 第五十三章 一九八二年度(昭和五十七年度) 村の女は眠れない/レクイエム/水の輪廻/マンダラ/鑼鑾幻聲 第五十四章 一九八三年度(昭和五十八年度) おわりのない朝/イカロスたち/却来 第五十五章 一九八四年度(昭和五十九年度) マーマレイド回路/ふなぞこひじり/コスモス200/双響変成 第五十六章 一九八五〜八六年度(昭和六十〜六十一年度) 波の鼓/マントラ/時の鏡Ⅰ─風の地平─/窓 第五十七章 一九八七〜八八年度(昭和六十二〜六十三年度) 東京湾/風の微粒子/走れ! 言葉よ!/NHK電子音楽スタジオ作品集 第五十八章 一九八九年度(平成元年度) 一期の月影/みどりなす はこべはもえず/キャタリシティカ 第五十九章 一九九〇年度(平成二年度) 「現代の音楽」テーマ音楽/大蛇/トレドへの愛─エル・グレコ─ 第六十章 一九九一年度(平成三年度) オフィーリアの遺書/SS52 第六十一章 一九九二年度(平成四年度) 地獄絵図/風たちの軌跡/宇宙と地球の幸せを祈って/回転する時間 第六十二章 一九九三年度(平成五年度) 超現実の森 第六十三章 一九九四年度(平成六年度) ひずむ翡翠のひかりの裂けめに…/谿響/限りなき音の世界を求めて 第六十四章 一九九五年度(平成七年度) コンピュータと尺八のための二つの古い民謡/危ないあなたのトランソニック/エンサラーダ/墜落舞踏練習曲 第六十五章 一九九六〜九九年度(平成八〜十一年度) NHK電子音楽スタジオのリニューアル/分解 第六十六章 二〇〇〇年度(平成十二年度) 血の婚礼/NHK電子音楽スタジオの終焉 註 作品リスト 索引 プロフィール [著] 川崎弘二(かわさき・こうじ) 1970年大阪生まれ。2006年に「日本の電子音楽」、2009九年に同書の増補改訂版(以上愛育社)、2011年に「黛敏郎の電子音楽」、2012年に「篠原眞の電子音楽」、2013年に「日本の電子音楽 続 インタビュー編」(以上 engine books)を上梓。CD「NHK 現代の音楽 アーカイブシリーズ」(ナクソス・ジャパン)における黛敏郎/湯浅譲二/松平頼暁/林光/石井眞木/一柳慧、実験工房の解説を執筆(2011~13年)。2014年にNHK Eテレ「スコラ 坂本龍一 音楽の学校 電子音楽編」に小沼純一/三輪眞弘と出演。2013年から2014年にかけて神奈川県立近代美術館/いわき市立美術館/富山県立近代美術館/北九州市立美術館/世田谷美術館において開催された「実験工房展」の関連イベント「ミュージック・コンクレート 電子音楽 オーディション 再現コンサート」を企画。2015年に開催された「サラマンカホール電子音響音楽祭」においてプログラム・アドバイザーを担当。2017年から18年にかけて芦屋市立美術博物館において開催された「小杉武久 音楽のピクニック」展に企画協力/図録編集/上映会企画で参加。2018年に「武満徹の電子音楽」(アルテスパブリッシング)、2019年に「北村皆雄の1960年代」(engine books)、2020年に「日本の電子音楽 続々 インタビュー編2」、2021年に「日本のライブ・エレクトロニクス音楽」(有馬純寿と共編)、「東京オリンピックの電子音楽」、「ストーン・ミュージック 長谷川時夫の音楽」(以上engine books – difference)、2023年に共著「新説 松本俊夫論」(戦後映像芸術アーカイブ)、松井茂との共著「坂本龍一のメディア・パフォーマンス」(フィルムアート社)を上梓し、2022~23年に雑誌「AGI」において「メルツバウ・ヒストリーインタビュー」を連載。 http://kojiks.sakura.ne.jp/
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長嶋りかこ『色と形のずっと手前で』
¥2,530
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 グラフィックデザイナーが母になったら、色と形に辿りつかない日々が始まった。妊娠してお腹が大きくなり、のそのそと歩まねばならぬ体に変化していく中で見えてきたのは、ままならない体と足並みの揃わない社会だった。育児が始まると目の前に立ちはだかる仕事と育児の両立という壁。人々の暮らしと地続きであるはずのデザインの仕事と、目の前の家事育児という暮らしの相性の悪さ。子どもの時間と、仕事の時間。子どもを通して見ている世界と、仕事を通して見えている世界。混沌とした曲線の世界と、秩序だった直線の世界。二つの間で立ち往生しながら見えてきたのは、資本主義のレースと止まらぬ環境破壊とジェンダー不平等が一つの輪をなしている景色。そして子どもが手をひいて連れて行ってくれる、土の匂いがする景色。かつて自分も知っていた、あの曲線の景色。 (村畑出版) -目次- 想定外の曲線 四角くて軽くて早い まあるくて重くて遅い 期待される自然な形 産まれたての赤 混乱の白い血 見えない仕事 見えない性 母のグラデーション 変形するひと 変形しないひと 命の結び目 色と形 128mm×188mm / 240ページ 2300円(税抜) / 2530円(税込) ISBN 9784991368608
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特殊カルチャー誌『NOIZ NOIZ NOIZ #3』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 巻頭には、あまり国内の音楽メディアでは取り上げられていないアーティストのロングインタヴューを一挙掲載。関西サイケの新鋭「秘部痺れ」、大阪のウィッチ・ドゥーム・デュオ「BlackLab」、ポゴパンクから日本語ロックンロールへの転身を果たした「すてばち」の3バンドです。 さらには本誌ではおなじみニイマリコさん率いるルー・ガルーがリリースした大傑作ファーストアルバム『暗野』の全曲をニイさん本人が解説! 映画では前号に続き佐々木敦さんと児玉美月さんの対談、そしてゴア映画伝道師のヒロシニコフさんの寄稿で、2024年の映画界を振り返ります。こういう2024年総括ってあんまりないんじゃないかと。 そして前号で渾身の2.5次元演劇論を寄稿していただいた柿内正午さん&慈姑美味さんには今年から急激にハマったプロレスについて、入門者視点での振り返りをしていただきました。演劇とプロレス、ジャンルは違えど演じる肉体について長らく触れてきたお二人ならではの記事になっています。 (出版元HPより) 【目次】 目次 INTERVIEW ・Chang Chang(秘部痺れ) 2 ・BlackLab 14 ・きづく(すてばち) 24 アルバム全曲解説 ・Loupx garoux『暗野』/ニイマリコ 36 Film ・2024 年の映画を振り返る 佐々木敦+児玉美月 56 ・ゴア映画事情2024 ヒロシニコフ 74 プロレス ・プロレス入門者の一年弱 柿内正午+慈姑美味 81 【書誌情報】 A5判 96頁
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対話篇 『KYOTO REMAINS [キヨウトリメインズ]』【特典付き】
¥1,980
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【特典付き書籍】として、収録写真のL判プリントが付属 対話篇『KYOTO REMAINS [キヨウトリメインズ]』 詩・訳:高田怜央 写真:遠藤祐輔 詩人・高田怜央と写真家・遠藤祐輔による、イメージとテクストの対話。本作では、京都の街を舞台に撮影と詩作が同時進行で行われました。ストリートスナップの通り過ぎていくモノクロの街並みと、そこから生まれるバイリンガルの叙情詩(リリック)のコラボレーション作品です。 目次 SCENE 1 Which dreamed it? 夢をみていたのはどっち? SCENE 2 Wings of Desire 欲望の翼 SCENE 3 Blank verse 白拍子 SCENE 4 Stranger In Paradise 楽園の他者 SCENE 5 Lucifer Rising ルシフェルの被昇天 SCENE 6 Dead Don't Die お前はもう死んでいる SCENE 7 Emptiness 無 SCENE 8 Le Fabuleux Destin 素晴らしき宿命 SCENE 9 Until the Day We Meet Again また逢ふ日まで <寄稿文> 来馬哲平 "「誰か」としてのあなたのそばでKYOTOを辿りなおしたあと" 編集・発行人:岡田翔 寄稿:来馬哲平 デザイン:相島大地 協力:伊藤潤一郎、川野芽生、森脇透青、横田祐美子 発行:paper company サイズ:210x148mm(A5) ページ数:208p 言語:英・日 発行日:2023年11月30日 仕様:ソフトカバー|モノクロ オフセット印刷|PUR製本 価格:1,980円(税込) 限定 800部 著者プロフィール 高田 怜央 Leo Elizabeth Takada 詩人、翻訳者。1991年、横浜生まれ英国スコットランド育ち。上智大学文学部哲学科卒。英日詩に第一詩集『SAPERE ROMANTIKA』(paper company、2023年)、対話篇 『KYOTO REMAINS』(遠藤祐輔 共著、paper company、2023年)、「FUTURE AGENDA [未来の議題]」他 二篇(『ユリイカ 』2023年3月号、青土社)、「AFTER YOU [あなたの跡]」(読売新聞 11/24・夕刊 、2023年)など。主な翻訳に、映画「PERFECT DAYS」(制作・脚本・英語字幕、2023年)がある。 Twitter: @_elizabeth_remi Web: https://leoelizabethtakada.tumblr.com/biography 遠藤 祐輔 Yusuke Endo 写真家。1985年宮城県仙台市生まれ。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。大阪大学言語文化研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学人文学研究科博士後期課程在籍中。2016年、「第15 回写真 1_WALL」ファイナリスト。2019年、「写真新世紀 2019」優秀賞受賞。個展に「目に置いていかれないように」(ニコンサロン/東京・大阪、2018)、「Post Decisive Moment」(IG Photo Gallery/東京、2021)、写真集に『幽霊の証言』(DOOKS)、『長井さんの話』(DOOKS)、『時間という概念がないところ、絵画と写真のように惹かれ合うけれど、光は境界線を漂うだけ』(DOOKS)、『Post Decisive Moment』(paper company)がある。 寄稿者プロフィール 来馬 哲平 Teppei Kuruma 青山学院大学文学部准教授。専門領域は20世紀アメリカ詩。早稲田大学文学研究科英文学専修博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。
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『Jodo Journal』vol.4 特集:イメージに接近する
¥1,430
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』4号。 巻頭座談会(岩瀬諒子×松本花音)では京都のパブリックスペースに現れた、人々の流れに変化を与えるような空間的介入をめぐって議論が交わされ、レクチャーシリーズ(千葉雅也、三浦哲哉、星野太)では、執筆の実践をめぐって、とりわけ私たちの身体や生活と結びついた視点から、広く深く論じます。 特集「イメージに接近する」では、感覚的な共感としての「映え」が芸術文化をも飲み込む現在において、イメージに深く向き合う方法を探ります。東京・愛知で大規模な回顧展が開催された画家ゲルハルト・リヒターの再検討を起点に、現代美術や建築、写真や映画など広くジャンルを横断しなから、イメージの創造の現在を多角的に紹介しています。 小特集「生まれなおす「具体」」では、解散50年をきっかけとして、戦後の関西を拠点とした美術グループの具体美術協会に迫ります。年譜、インタビュー、論考を収録。 — 目次 [巻頭座談会] 岩瀬諒子×松本花音「広場=劇場としての庭」|聞き手・文=中西一史 [レクチャーシリーズ] 千葉雅也「連想とノンリニアの執筆術」 三浦哲哉「言葉が再演する食と映画」 星野太「想起としてのライティング」 [小特集] 生まれなおす「具体」 年譜:「具体」の18年 アーカイブを通じて見る「具体」|西宮市大谷記念美術館、宝塚市立文化芸術センター、芦屋市立美術博物館|聞き手・文=懶い、谷川哲哉 加藤瑞穂「具体美術協会を歴史的に評価するために」 クロスレビュー「すべて未知の世界へ-GUTAI 分化と統合」展 [特集] イメージに接近する 桝田倫広「展覧会から考えるゲルハルト・リヒター」 平倉圭×池田剛介「絵具を真剣に受け止める——ゲルハルト・リヒターをめぐって」 大山エンリコイサム「横断するイメージ——整数的な次元を超えて」 二次元と三次元を往還する——二・五次元印刷 StareReapの可能性|志村直人、金氏徹平|聞き手・文=吉田理紗 建築のマルジナリア|山をおりる、ノーツエディション|聞き手・文=中島亮二 教会を視る|聖アグネス教会、京都ハリストス正教会、京都御幸町協会、カトリック河原町協会、加藤磨珠枝|聞き手・文=シラカワタイヨウ 写真が在りたいように在らしめる——赤々舎の方法|姫野希美|聞き手・文=瀬戸山友紀 カメラをとおして近づくこと|小田香|聞き手・文=よるの木木 音楽と落語——実体のないイメージを想起させる音|Avec Avec、月亭太遊|聞き手・文=神田恵理 [クロスレビュー] 展覧会 岡本太郎 BRIAN ENO AMBIENT KYOTO ライアン・ガンダー われらの時代のサイン アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO 扉写真:qp
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『Jodo Journal』vol.3 特集:距離と創造性
¥1,430
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 アートとライティングが交差する芸術誌『Jodo Journal』第3号。 巻頭座談会「書けないお悩み相談室」(千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太)、レクチャーシリーズ 「書くことのプラクティス」(平倉圭、小田原のどか、髙松夕佳、山内朋樹)では、多様な視点でライティングの実践を深く広く考えます。 特集「距離と創造性」では、パンデミック下で私たちが直面する「距離」を切り口に、アートや写真から都市やマンガに至るまで、創造の現在地点を多角的に描き出します。小特集では、気鋭の哲学者エリー・デューリングの提起する「プロトタイプ」概念を起点に、アートや社会のありようを深く捉え直すインタビューや対談を掲載。 前号から大幅にボリュームアップしてお届けします。 [巻頭座談会] 千葉雅也、山内朋樹、瀬下翔太「書けないお悩み相談室」 [レクチャーシリーズ] 書くことのプラクティス 平倉圭「霊をコンポーズする」 小田原のどか「書く/書かれるの境界を攪拌する」 髙松夕佳「本を形にするために」 山内朋樹「フィールドワークを言葉にする」 [小特集] プロトタイプとは何か? エリー・デューリング「プロジェクトからプロトタイプへ(あるいは、いかに作品にせずにすますか)」(訳:岡本源太+武田宙也) プロトタイプ――エリー・デューリングへのインタビュー、聞き手:フランク・マドレネール(訳:岡本源太+武田宙也) 池田剛介×岡本源太 対談「芸術のプロトタイプとプロジェクトの社会」 古谷利裕「桂離宮とバイロケーション (柄沢さんとの思い出とその作品について)」 [特集] 距離と創造性 作家不在の美術館でつくられた「作品」たち:牧口千夏(ピピロッティ・リスト展)、鎮西芳美(マーク・マンダース展)|文・聞き手=吉田理紗 アートの再成を新潟から再生する:濱田真由美(久保田成子展)|文・聞き手=中村紗央里 変わりゆく東京の中で、都市を考える:西荻のこと研究所、TOMO都市美術館|文・聞き手=原田遠 「あらわれる」を共に待つ:サトウアヤコ、タカハシ’タカカーン’セイジ|文・聞き手=よるのふね [座談会] 伊藤俊治、松田行正、港千尋「パンデミックとバウハウス一〇〇年」 その場での旅――「余白」としての石碑たち|文=川名佑実 砂遊びの記憶を集める。|文・聞き手=荒川弘憲 武富健治 ロングインタビュー:時流との距離|文・聞き手=橋口亮介 [クロスレビュー] ピピロッティ・リスト:Your Eye Is My Island -あなたの眼はわたしの島- ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋 パンデミック下で作品を捉えなおす マーク・マンダース ―マーク・マンダースの不在 イサム・ノグチ 発見の道 Viva Video! 久保田成子展 [巻末レクチャー] 池田剛介「造形としてのライティングに向けて」 【仕様】 判型:A5変形判 刊行:2022年04月 価格:1,430円(本体1,300円+税) ISBN:9784991196317 【発行】 浄土複合 https://jdfkg.tumblr.com/
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『パンのパン04』近現代美術とコンテンツとインターネット特集号(上)
¥1,540
SOLD OUT
【内容紹介】 美術系同人誌『パンのパン』 たくさんの写真についての論特集号 【目次】 特集 パープルームのまんが「パープルームTV」 安藤 裕美 パープルームTV解説。 梅津 庸一 悠のYou 山本 悠 グランドエスケープ、じゃない。 長谷川 新 インスタグラムがひらく雑貨デザインのマテリアルの豊かさについて 藤田 明 環境に紛れ込む──小山友也について 吉田 キョウ 無数のイメージを前にして試みるトレーニング: 韓国のコンテンポラリー・アートを中心に 紺野 優希 Exchange Program:Osaka ↔ Taipei 張騰遠 CHANG Teng-Yuan:HEX展 黒木 杏紀 京都の美術になにが起こったか2017-2019 平田 剛志 パラ文学的な密室——レオ・スタインバーグ「哲学的な娼窟」論 大岩 雄典 岡本太郎の「日本発見」——岡本太郎の伝統論と民族(前) 菅原 伸也 谷口 暁彦ページ、 カラー図版化するシール等 【仕様】 サイズ:A5 ページ:120頁程度(一部カラーあり) 【発行】 きりとりめでる https://twitter.com/kiriori_m 表紙:正直 文字組:山本悠、大岩雄典、きりとりめでる シール協力:小山友也、正直、谷口暁彦 校正協力:吉田キョウ 編集協力:山本悠 発行・編集:きりとりめでる
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『パンのパン02』展覧会評盛り沢山号
¥1,310
【内容紹介】 美術系同人誌『パンのパン』 展覧会評盛り沢山号 【目次】 渡邉朋也「なべたんの速く遠くへ」:連載 -特集- 増田展大「「明るい水槽」を覗いて」…4 平田剛志「現代美術の古写真 「態度が形になるとき 安齊重男による七〇年代美術」」… 12 吉⽥キョウ「フレームのありか 『報せ』乳⻭」… 14 塚田優「イラストレーターとしての山本悠」… 18 菅原伸也「ヨーロッパとその他者、そしてドクメンタ14を超えるドクメンタ14」… 26 居村 匠「“Tarsila do Amaral: Inventing Modern Art in Brazil” 展評」 … 42 長谷川新「リバースエンジニアリングとは何か」… 44 長谷川新「荒木悠「複製神殿」展評」… 48 【仕様】 A5・並製 50頁 【発行】 きりとりめでる https://twitter.com/kiriori_m
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『パンのパン01』山本悠特集号
¥1,320
【内容紹介】 美術系同人誌『パンのパン』 山本悠特集号 【目次】 山本悠論:澤宏司「目に入った物質と情報」 山本悠論:黒木萬代「わたあめメーカー」 きりとりめでる「山本悠作品説明」 連載:渡邉朋也「なべたんの速く遠くへ:第一話」 座談:「石岡良治 x上崎千 x 谷口暁彦 x 渡邉朋也 ftnss.show 」他 【仕様】 A5・並製 88頁 【発行】 きりとりめでる https://twitter.com/kiriori_m