メールマガジンを受け取る
-
【イベントチケット】リアル会場参加:「分断の時代」に論壇は可能か ゼロ年代以降の壊れた世界で「批評」を問う
¥1,500
【お知らせ】 本商品は以下のイベントの「リアル会場参加」希望の方向けのチケットとなっております。 オンライン視聴をご希望の方は以下のURLよりチケットをお求めください。 https://cavabooks.thebase.in/items/99227844 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【イベント名】 「分断の時代」に論壇は可能か ゼロ年代以降の壊れた世界で「批評」を問う 【登壇者】 小峰ひずみ(批評家) 長濵よし野(批評家) 小泉義之(ゲスト)(批評/哲学) 【日時】 2025年3月15日(土)14時〜16時 【会場】 出町座 (京都市上京区三芳町133/出町柳駅より徒歩5分) 【イベント内容】 『批評の歩き方』(人文書院)・『悪口論』(百万年書房)W刊行イベント! 昨年末刊行し話題になった『批評の歩き方』。その執筆陣からは、ゼロ年代フェミニズム批評の牽引役だった竹村和子について論じた編集者・ライターの長濵よし野、ゼロ年代文化において主人公のひとりでもあった「活動家」の現在を『悪口論』で描いた批評家・小峰ひずみが登壇。また、ゲストとして『批評の歩き方』に推薦の帯文を寄せていただいた小泉義之をお招きします。小泉氏は、哲学研究だけではなく、文芸誌や雑誌で頻繁に批評をお書きになっており、ゼロ年代以後の、批評の「死後の生」を問い直し、批評とは何かたっぷり語っていただきます。司会は編集者(人文書院)がつとめます。 ——————————————— 「ゼロ年代で「批評」は死んでもよかった。」小峰ひずみ ゼロ年代以降、私たちは「論」が機能しない世界に生きています。 この世界では、作品や物事の善悪を判断する「批評」、他人とともにその判断を吟味する「論壇」、そして、その判断を(おこがましくも)第三者に適用する「法」、この3つの連関が機能しません。「安全保障(セキュリティ)」や「〇〇との戦争」の名のもとに、言葉がはぐらかされ、論壇が嗤われ、法が無視される事態が続いています。市民社会が機能しない。それは従来の「批評=批判(クリティーク)」の存立根拠そのものが失われたことを意味します。 しかし、それでも「批評」は続いていく。それはなぜなのか? この事実そのものが「謎」である、と私は思います。 ゼロ年代で「批評」は死んでもよかった。でも、生きてる(っぽい)。そのことに私はいつも驚き、躓いています。『批評の歩き方』という無知で愚かな企画が、それでも(そうであるがゆえに)何らかの「事件(出来事)」であるとしたら、それはこの「謎」を「謎」として提出したからです。 ゼロ年代以降の「あたかも壊れた世界」(小泉義之)で「批評」にどんな価値があるか? なぜそのスタイルを取るのか? なぜ「批評」は続いていくのか? なぜ「批評」を続けていくのか? そして、「批評」にとって「あなた」とは誰のことなのか? 本イベントでは「批評」の、死後の生を問うていきたいと思います。 【登壇者プロフィール】 小峰ひずみ 大阪府生。大阪大学文学部卒。第65回群像新人評論賞で「平成転向論 鷲田清一をめぐって」が優秀作に選出される。著書に『悪口論 脅しと嘲笑に対抗する技術』『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』(講談社)。共著に『妄想講義』「賃労働に怒る。」、『批評の歩き方』「青春と悪罵――吉本隆明入門」。論考に「大阪(弁)の反逆 お笑いとポピュリズム」(『群像』2023年3月号)、「平成世代が描く左翼像」(『中央公論』2022年10月号)、「議会戦術論――安倍晋三の答弁を論ず」(『群像』2024年7月号)。 長濵よし野 2000年生まれ、神奈川県育ち。早稲田大学大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程修了予定。大庭みな子について研究するかたわら、フリーの編集者・ライターとしても活動する。『とある日 詩と歩むためのアンソロジー』(2023年)では編集組版を担当し、「とある日」編集部として責任編集・川上雨季とともに第12回エルスール財団新人賞(現代詩部門)を受賞。 小泉義之 1954年生まれ、立命館大学先端総合学術研究科特任教授。著書に『兵士デカルト 戦いから祈りへ』(勁草書房、1995年)、『デカルト哲学』(講談社学術文庫、2014年)、『ドゥルーズの哲学 生命・自然・未来のために』(講談社学術文庫、2015年)、『あたらしい狂気の歴史 精神病理の哲学』(青土社、2018年)、『あたかも壊れた世界 批評的、リアリズム的』(青土社、2019年)、『ドゥルーズの霊性』(河出書房新社、2019年)、『厄災と性愛 小泉義之政治論集成Ⅰ』『闘争と統治 小泉義之政治論集成Ⅱ』『弔い・生殖・病いの哲学 小泉義之前期哲学集成』(以上月曜社)等多数。 【定員】 30名(リアル会場) 【参加費】 1,500円 【参加方法】 ・リアル会場(本チケットをお求め下さい) ※チケット購入をもって参加申し込み完了とさせていただきます。当日ご来店の際に受付でお名前を確認させていただきます。 【問い合わせ先】 CAVA BOOKS: info@cvbks.jp 出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。
-
【イベントチケット】オンライン視聴参加:「分断の時代」に論壇は可能か ゼロ年代以降の壊れた世界で「批評」を問う
¥1,500
【お知らせ】 本商品は以下のイベントの「オンライン視聴参加」希望の方向けのチケットとなっております。 リアル会場参加視聴をご希望の方は以下のURLよりチケットをお求めください。 https://cavabooks.thebase.in/items/99227282 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【イベント名】 「分断の時代」に論壇は可能か ゼロ年代以降の壊れた世界で「批評」を問う 【登壇者】 小峰ひずみ(批評家) 長濵よし野(批評家) 小泉義之(ゲスト)(批評/哲学) 【日時】 2025年3月15日(土)14時〜16時 【会場】 出町座 (京都市上京区三芳町133/出町柳駅より徒歩5分) 【イベント内容】 『批評の歩き方』(人文書院)・『悪口論』(百万年書房)W刊行イベント! 昨年末刊行し話題になった『批評の歩き方』。その執筆陣からは、ゼロ年代フェミニズム批評の牽引役だった竹村和子について論じた編集者・ライターの長濵よし野、ゼロ年代文化において主人公のひとりでもあった「活動家」の現在を『悪口論』で描いた批評家・小峰ひずみが登壇。また、ゲストとして『批評の歩き方』に推薦の帯文を寄せていただいた小泉義之をお招きします。小泉氏は、哲学研究だけではなく、文芸誌や雑誌で頻繁に批評をお書きになっており、ゼロ年代以後の、批評の「死後の生」を問い直し、批評とは何かたっぷり語っていただきます。司会は編集者(人文書院)がつとめます。 ——————————————— 「ゼロ年代で「批評」は死んでもよかった。」小峰ひずみ ゼロ年代以降、私たちは「論」が機能しない世界に生きています。 この世界では、作品や物事の善悪を判断する「批評」、他人とともにその判断を吟味する「論壇」、そして、その判断を(おこがましくも)第三者に適用する「法」、この3つの連関が機能しません。「安全保障(セキュリティ)」や「〇〇との戦争」の名のもとに、言葉がはぐらかされ、論壇が嗤われ、法が無視される事態が続いています。市民社会が機能しない。それは従来の「批評=批判(クリティーク)」の存立根拠そのものが失われたことを意味します。 しかし、それでも「批評」は続いていく。それはなぜなのか? この事実そのものが「謎」である、と私は思います。 ゼロ年代で「批評」は死んでもよかった。でも、生きてる(っぽい)。そのことに私はいつも驚き、躓いています。『批評の歩き方』という無知で愚かな企画が、それでも(そうであるがゆえに)何らかの「事件(出来事)」であるとしたら、それはこの「謎」を「謎」として提出したからです。 ゼロ年代以降の「あたかも壊れた世界」(小泉義之)で「批評」にどんな価値があるか? なぜそのスタイルを取るのか? なぜ「批評」は続いていくのか? なぜ「批評」を続けていくのか? そして、「批評」にとって「あなた」とは誰のことなのか? 本イベントでは「批評」の、死後の生を問うていきたいと思います。 【登壇者プロフィール】 小峰ひずみ 大阪府生。大阪大学文学部卒。第65回群像新人評論賞で「平成転向論 鷲田清一をめぐって」が優秀作に選出される。著書に『悪口論 脅しと嘲笑に対抗する技術』『平成転向論 SEALDs 鷲田清一 谷川雁』(講談社)。共著に『妄想講義』「賃労働に怒る。」、『批評の歩き方』「青春と悪罵――吉本隆明入門」。論考に「大阪(弁)の反逆 お笑いとポピュリズム」(『群像』2023年3月号)、「平成世代が描く左翼像」(『中央公論』2022年10月号)、「議会戦術論――安倍晋三の答弁を論ず」(『群像』2024年7月号)。 長濵よし野 2000年生まれ、神奈川県育ち。早稲田大学大学院教育学研究科国語教育専攻修士課程修了予定。大庭みな子について研究するかたわら、フリーの編集者・ライターとしても活動する。『とある日 詩と歩むためのアンソロジー』(2023年)では編集組版を担当し、「とある日」編集部として責任編集・川上雨季とともに第12回エルスール財団新人賞(現代詩部門)を受賞。 小泉義之 1954年生まれ、立命館大学先端総合学術研究科特任教授。著書に『兵士デカルト 戦いから祈りへ』(勁草書房、1995年)、『デカルト哲学』(講談社学術文庫、2014年)、『ドゥルーズの哲学 生命・自然・未来のために』(講談社学術文庫、2015年)、『あたらしい狂気の歴史 精神病理の哲学』(青土社、2018年)、『あたかも壊れた世界 批評的、リアリズム的』(青土社、2019年)、『ドゥルーズの霊性』(河出書房新社、2019年)、『厄災と性愛 小泉義之政治論集成Ⅰ』『闘争と統治 小泉義之政治論集成Ⅱ』『弔い・生殖・病いの哲学 小泉義之前期哲学集成』(以上月曜社)等多数。 【定員】 30名(リアル会場) 【参加費】 1,500円 【参加方法】 ・オンライン視聴(本チケットをお求め下さい) ※配信はvimeoの限定公開機能を使用予定です。イベント前日にメールにてオンライン会場となるvimeoページのURLを送信させていただきます。オンライン視聴のお申し込みはイベント前日までとさせていただきます。 【問い合わせ先】 CAVA BOOKS: info@cvbks.jp 出町座にお電話でお問合せいただいても対応いたしかねますのでご容赦ください。