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文芸誌『らんちう』vol.2 特集〈性〉

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【内容紹介】
国も街も人も上手くいってることのほうが少なくて、屈折しながら、それでもなんとか動いてる。こうあるべきだ、それはおかしい、これが素晴らしい、あれはとるにたらない、そう言いながらどこか自信がない。オバケっていると思う? 人は死んだらどうなると思う、神様っているのかな、愛ってなんなの、宇宙の果てはどうなってるの、そんなの誰にも分からない。分からないまま、バラバラのままで、人は何かを信じてる。隣人を愛しなさいと説いて、殺された若者をあがめながら誰かを殺す。愛のために? 誰かのために、大切だった何かを壊してまで。周りと違うって怖いから、誰かが誰かを指させば、自分もそいつをのけものにする。それでも異質な何かを好きになる、大切にする方法が分からなくて突き放す。もっと自分を知ってほしくて、自分のことさえ分からない。型にハマれば安心し、価値という言葉に惑わされ、きっといつかはと願ううちに年月は経つ。理由もないのに涙が出たり、嬉しくてたまらなくて、なんでもない瞬間を何度も反芻する。いろんな人が生きていて、意見なんてまるで合わない。それぞれの真実・諦め・希望があって、異なるリズムのステップがなぜか、大きな流れに変わっていく。誰もが一人では生きられないと、傷つき傷つけあって幸福の幻を追いかける。朝がくる。全く同じ太陽が照らす、全く別の朝の影。全く同じ月がもたらす、全く別の夜の光。かなしいまま、くやしいまま、それも分からないまま死ぬのかもしれない。答え探しじゃない会話があればいい。自分と誰かと、それぞれの場所で、時間のなかで。
今回は性というテーマを設けた。20代28人の現在地点に耳をすませる。この本が出る頃には、もうその場所も、無くなっているのかもしれない。



文芸誌『らんちう』vol.2 特集〈性〉

2025年4月20日刊行
A5/172ページ
1,200円(税込)

ロゴデザイン|田嶋周造
表紙絵・漫画|野良洞
編集・発行|平岡花

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