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『テーマ別バラエティブックガイド』

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【お知らせ】
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【内容紹介】
テーマ別に様々なフィクション作品のレビューをまとめたブックガイドです。小説だけでなく、漫画や映画作品についても紹介しています。〈破滅SF〉や〈変身譚〉のようにテーマとして認知されているものもありますが、著者独自の関心によるテーマでまとめているものもあります。また、特定のシリーズや雑誌について紹介している章もあります。
(出版元HPより)

【書誌情報】
『テーマ別バラエティブックガイド』
サイズ:A5
製本仕様:無線綴じ
本文ページ数:260ページ(表紙除く)
表紙印刷:カラーオンデマンド
本文印刷:モノクロオフセット
表紙用紙:アートポスト200K
本文用紙:書籍72.5K(クリーム)
表紙PP加工あり
頒布価格:2300円

【目次】
まえがき

破滅SFの愉しみ
変身譚をめぐって
モダンホラーの時代
ディーノ・ブッツァーティの不条理世界
欲張りな面白さ  「奇想天外」第1期
すれっからしのためのリスト  「別冊・奇想天外」
無限のエンディング
夢見る機械たち
大量消失の物語
速すぎる時間と遅すぎる時間
永劫の時間をめぐる物語
よりぬきバベルの図書館
暗闇をめぐる物語
ボタンさまざま
二つの「弾丸」をめぐって
〈ループもの〉作品概観
レイ・ブラッドベリの叙情世界
ブラッドベリ作品との出会い
印象に残るブラッドベリ作品
ブラッドベリと焚書
ブラッドベリの昼と夜
映像化作品について
無人の家の物語
『ジェニーの肖像』をめぐって
月の光の物語 武宮閣之の幻想世界
多重分身譚について
翻訳短篇エトセトラ
ジェイムズ・パウエル「クレーベル警部の殺人分析」
ブレンダン・ドゥボワ「夜が冷たさをます時」
ロバート・アーサー「マニング氏の金のなる木」
ミリアム・アレン・デフォード「ひとり歩き」
C・B・ギルフォード「ラブレター」
C・B・ギルフォード「探偵作家は天国へ行ける」
ヴィクター・カニング「壁をぬけて」
エリオット・ケイポン「当たりくじは当たりくじ」
ジョゼフ・ペイン・ブレナン「人体浮揚」
エアンド・ビンダー「アイアン・マン」
チェット・ウィリアムスン「シーズン・パス」
ジョン・K・クロス「義眼」
ローレンス・トリート「拾った町」
ジョン・コリア「天使と悪魔と青年と」
ジョン・コリア「奇術師フレイザーの運命」
ローズ・ミリオン・ヒーリー「ものあて遊び」
フレデリック・ダール「バベル」
マイクル・クライトン「世界最強の仕立屋」
ウィリアム・バンキアー「過去から来た子供」
D・S・デイヴィス「紫色の風景画」
W・C・モロー「アブサンの壜の向うに」
W・C・モロー「不屈の敵」
アン・ベイヤー「血縁」
ボブ・レマン「窓」
ワシントン・アーヴィング「ドイツ人学生の冒険」
ケネス・ゲイヴレル「チェスの勝者」
ジョーン・エイキン「マーマレードワイン」
マーク・トウェーン「幽霊」
トーマス・M・ディッシュ「読書する男」
ワレーリイ・ブリューソフ「生き返らせないでくれ」
ロバート・エイクマン「案内人」
アーサー・キラ=クーチ「プシュケー」
ガストン・ルルー「三つの願い」
モーリス・ルナール「甘ったるい話 残酷な愛」
モーリス・ルナール「彼女(エル)」
モーリス・ルナール「死の蝶(パピヨン)」
J・N・ウィリアムスン「ワードソング」
アメリア・B・エドワーズ「4時15分発急行列車」
トーマス・バーク「小さな顔」
アーネスト・ブラマ「絵師キン・イェンの不幸な運命」
ウィルキー・コリンズ「悪魔の眼鏡」
アンブローズ・ビアス「ふさわしい環境」
シャーロット・マクラウド「執念」
ジャック・ロンドン「千通りの死」
メアリ・E・ウイルキンズ=フリーマン「南西の部屋」
ガイ・N・スミス「うつろな眼」
ガイ・N・スミス「インスマスに帰る」
リチャード・マシスン「死の部屋のなかで」
アリクス・E・ハーロウ「魔女の逃亡ガイド ―
実際に役立つ扉(ポータル)ファンタジー集」
マイクル・シェイ「検視」
アン・マッケンジー「さよならをいわなくちゃ」
マルセル・エイメ「恩寵の状態」
マルセル・エイメ「ひと組の男女」
フレドリック・ブラウン「後ろを見るな」
シャーリイ・ジャクスン「お決まりの話題」
ブライアン・W・オールディス「見せかけの生命」
クリフォード・D・シマック「死の情景」
クリフォード・D・シマック「建国の父」
パット・マーフィー「恋するレイチェル」
パット・キャディガン「ふたり」
バリントン・J・ベイリー「大きな音」
ティム・パワーズ「丘をおりる道」
デイヴィッド・ブリン「異形の痕跡」
ケイト・ウィルヘルム「花の名前」
ケヴィン・J・アンダースン「最愛の記憶」
ブライアン・ステイブルフォード「枕もとの会話」
マーガレット・アーウィン「写本」
L・A・ルイス「嬰児」
L・A・ルイス「海泡石のパイプ」
G・L・タッソーネ「312号室」
ジェイムズ・P・ブレイロック「十三の幻影」
ウォルター・デ・ラ・メア「緑の部屋」
レイ・ブラッドベリ「板チョコ一枚おみやげです!」
マリー・E・カウンセルマン「三つの銅貨」
シオドア・スタージョン「憑きもの」
ジョージ・バーナード・ショー「奇跡の復讐」
エリック・リンクレイター「忌まわしき呪い」
スティーヴン・キング「N」
シオドア・ドライサー「復讐の手指」
J・S・レ・ファニュ「妖精にさらわれた子供」
J・S・レ・ファニュ「白い猫」
J・S・レ・ファニュ「マダム・クロウルの幽霊」
J・S・レ・ファニュ「オンジェ通りの怪」
R・L・スティーヴンソン「嘘の顛末」
R・L・スティーヴンソン「ある古謡」
R・L・スティーヴンソン「メリー・メン」
R・L・スティーヴンソン「ファレサーの浜」
R・L・スティーヴンソン「オララ」
F・ド・ラ・モット・フケー「地獄の小鬼の物語」
ジョン・クルーズ「十月の蛾」
ジーン・ロルダ「恋人たちよ!」
ロード・ダンセイニ「過失致死」
エリザベス・ウォルター「旅は道づれ」
マイクル・ディブディン「家族の死」
ミハイル・ゾシチェンコ「オーバーシューズ」
ヴェニアミン・カヴェーリン「魔法にかかった少女の秘密」
ポール・アーンスト「奇妙な患者」
A・E・コッパード「ピフィングカップ」
A・E・コッパード「虎」
A・E・コッパード「アダムとイヴ」
A・E・コパード「ハンサムなレディ」
ブライアン・オサリヴァン「お父ちやん似」
J・ティプトリー・ジュニア「もどれ、過去へもどれ」
テオフィル・ゴーチェ「魔眼」
テオフィル・ゴーチェ「死女の恋」
J・H・ロニー兄「吸血美女」
ジャック・リッチー「オレンジ連続殺人事件」
ジャック・フィニイ「従兄レンの驚異の形容詞壺」
エド・ゴーマン「すべての終わり」
H・G・ウェルズ「時の探検家たち」
H・G・ウェルズ「不案内な幽霊」
H・G・ウェルズ「コーン」
ロバート・ブロック「ポオ蒐集家」
テフィ「ザリガニが鳴いたときに クリスマスの怪談」
アレクサンドル・グリーン「父と娘の新年の祝日」
アレクサンドル・グリーン「リッスの船」
ポール・フェバール「罰(ばち)あたりっ子(こ)」
モーリス・ルブラン「記憶のある男」
アレクサンドル・ベリャーエフ「抱腹絶倒王」
H・S・ホワイトヘッド「開かずの間」
ロバート・エイクマン「とけいもり」
マルセル・エメ「万年ビリのマルタン君」
L・P・ハートリー「白鳥たちの川」
マイクル・アレン「アメリカから来た紳士」
トーマス・バーク「唖妻」
シェーン・ジライヤ・カミングズ「プラハの歌声」
B・トレヴィン「空缶物語」
トリスタン・ベルナール「嘆きのハムレット」
モーリス・デコブラ「青春」
R・クロフト・クック「一周忌」
アーチー・ビンズ「十人目」
H・ホーン「新聞」
フレデリック・ブーテ「緑衣の淑女」
S・A・ステーマン「作家の最期」
モーリス・ブラクス「アリバイ難」
ラルフ・アダムズ・クラム「死の谷」


以下、各章の内容を簡単に紹介します。

●破滅SFの愉しみ
天災などにより人類社会や文明が滅んでしまうという〈破滅SF〉小説について、主に英米で書かれた作品を紹介しています。

●変身譚をめぐって
人間が別の存在や動物・植物などに変身してしまうという〈変身譚〉をいくつか紹介しています。

●モダンホラーの時代
モダンホラー小説を集めたシリーズ《モダンホラー・セレクション》(ハヤカワ文庫NV)について紹介しています。全タイトルの簡単な内容紹介と、同時期の〈モダンホラー〉関連の特集がされた雑誌についても紹介しています。

●ディーノ・ブッツァーティの不条理世界
イタリアの異色作家ディーノ・ブッツァーティの代表的な作品いくつかについて、簡単に内容を紹介しています。

●欲張りな面白さ  「奇想天外」第1期
かって刊行されていたSF雑誌「奇想天外」の第1期について紹介しています。

●すれっからしのためのリスト  「別冊・奇想天外」
SF雑誌「奇想天外」の別冊企画として刊行されていた「別冊・奇想天外」について紹介しています。

●無限のエンディング
分岐する物語や結末だけの物語など、不思議なエンディングを扱った物語を紹介しています。

●夢見る機械たち
不思議な道具や機械をモチーフに描かれた物語を紹介しています。

●大量消失の物語
人間が大量に消失してしまうというシチュエーションを扱った物語を紹介しています。

●速すぎる時間と遅すぎる時間
時間の速度が速くなったり、遅くなったりするアイディアを扱った物語について紹介しています。

●永劫の時間をめぐる物語
現実世界では人間が過ごすことのできない、長期に亘る時間を過ごす物語を紹介しています。

●よりぬきバベルの図書館
ボルヘスが選んだ個人全集《バベルの図書館》について、よりぬきで面白い巻を紹介しています。

●暗闇をめぐる物語
暗闇をテーマとした物語について紹介しています。

●ボタンさまざま
リチャード・マシスンの短篇 Button, Buttonについて、その映像化作品や類似テーマ作品について紹介しています。

●二つの「弾丸」をめぐって
ベン・ボーヴァとクルト・クーゼンベルク、類似のテーマを持った二作家の短篇を取り上げ、その取り扱い方の違いについて考察しています。

●〈ループもの〉作品概観
同じ時間を何度も繰り返すという〈ループもの〉作品を紹介しています。

●レイ・ブラッドベリの叙情世界
アメリカの作家レイ・ブラッドベリの作品について、いくつかの章に分けて語っています。

●無人の家の物語
無人の家で過ごす人間を描いたフィクション作品について紹介しています。

●『ジェニーの肖像』をめぐって
ロバート・ネイサンのファンタジー小説『ジェニーの肖像』とその映画化作品、影響を受けたオマージュ・パスティーシュ作品について紹介しています。

●月の光の物語 武宮閣之の幻想世界
1990年代「ミステリマガジン」において、いくつかの短篇幻想小説を発表した武宮閣之の作品について紹介しています。

●多重分身譚について
人間の分身が多重に生まれるという〈多重分身譚〉について紹介しています。

●翻訳短篇エトセトラ
雑誌に訳載された短篇や、個々の作品集から拾い読みした短篇など、時代も国もバラバラに翻訳短篇を紹介するコーナーです。

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