メールマガジンを受け取る
年末年始の商品発送について
正月休みのため、12/29-1/5の間は商品発送を中止させていただきます。どうぞご了承くださいませ。
-
『天空精気体 シオドア・スタージョン怪作集』
¥700
SOLD OUT
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 原子力TVが世に出てから200年後、人類はようやくカラ—TV放送技術を開発した。だがその初放送が行われた晩、作家ハミルトンは仰天する。自作のドラマが放送されているのに、台詞が下品なものに変えられ作品が台無しになったのだ。だがTV局は番組には問題がなかったと言う。では自分のドラマに何か起きたのか? しかし彼は知らなかった、これがTV界を見舞う大災厄の始まりにすぎなかったことを! 鬼才スタージョンによるSFデビュー作にして、驚愕の未来予想図である『天空精気体』『ブチル基と精気体』のシリーズ二作を本舗初訳にて収録。 1939でしか書き得ぬレトロフューチャーを舞台に、人知を超えた存在との遭遇を描いた前代未聞の奇想作品が80年後の日本に衝撃の初登場! 【書誌情報】 700円 頁数:82 判型:文庫 爬虫類館出版局(@lizards_anthill)
-
金井タオル『日記発、小説経由、雑誌行き』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 210ページ A5変形・平綴じ 初版300部 「前々からやろうと思っていた、本にするための日記を、いよいよつけようと思ったのは、小沼さんへ増刷分の印税を支払うために銀行まで歩く夕方の道すがらのことだった」(2023年11月14日の日記より) 小沼理『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』(つくづくポケットライブラリ)という本を編集したのだから、自分でもつくってみよう。そう思って、日記を書き出したのだがーー。 目次だけ見れば全くそれとわかりませんが、日記本をつくりながら、なぜか段々と雑誌に近づいていく過程の記録、という意味でこれはたしかに日記本です。 目次: ・巻頭創作 日常生活の冒険ゲームブック「ダイアリー ゴーズ オン」太田靖久 ・日記 2023年11月14日-12月31日 ・続・おかしな雑誌のつくりかた 『つくづく』vol.134 特集=日記 ・手前味噌 『みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに』小沼理 ・プロボケの不定期雑談 野毛で逢いましょう ・無限階段#8 青野利光(スペクテイター発行人) ・ドラマ批評 『エルピス』を飲み込めなかった夜 宮田文久 ・第三者視点 お相手=小沼理 取材・構成=碇雪恵 ・「金井タオルのキッカリ30分」の2回目(ほぼ初対面の読者をゲストに迎えて) ・うろ覚え人生録ーーあとがきから読みたいひとのためのあとがき ・雑誌巻末小説未遂ーー「イミテーション・カルボナーラ」金井タオル --- つくづくポケットライブラリは、細長い判型が好きすぎるあまり、自分でも細長い判型の本をつくりたくて始めたシリーズです。通常は「A5変形」と呼ばれるのでしょうが、個人的には「A4三つ折りサイズ」と言いたい。パンフレットでよく見る、あのサイズ感です。
-
『人文的、あまりに人文的 同人版#002』哲学の劇場(山本貴光+吉川浩満)
¥1,000
SOLD OUT
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『人文的、あまりに人文的 同人版#003』哲学の劇場(山本貴光+吉川浩満)はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/95726059 【内容紹介】 永井均からネオ高等遊民まで! 豪華執筆陣40名が無茶振りに応えたアンケート 特集「はじめての哲学書」に、「哲劇のあいうえお」(か~こ)を加えた大ボリューム。 さらにスケールアップした同人版第2弾! 【書誌情報】 1,000円 2024年5月19日初版 頁数:138頁 判型:四六版 発行:哲学の劇場
-
『超個人的時間旅行』
¥1,650
【送料】 送料190円(スマートレター180円+梱包資材+作業料) 【お知らせ】 『超個人的時間紀行』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/86836675 上田誠、古賀及子、こだま、スズキナオ、せきしろ、堀静香、宮田珠己、宮崎智之、牟田都子、ワクサカソウヘイ、藤岡みなみ 装画:Ayumi Takahashi 2023年9月8日 第1刷発行 発行人:藤岡みなみ(タイムトラベル専門書店) 藤岡みなみさん 文筆家、ラジオパーソナリティ、ドキュメンタリー映画プロデューサーなど。1988年、兵庫県(淡路島)出身。幼少期からインターネットでポエムを発表し、学生時代にZINEの制作を始める。時間SFと縄文時代が好きで、読書や遺跡巡りって現実にある時間旅行では? と思い、2019年にタイムトラベル専門書店utoutoを開始。ドキュメンタリー映画『タリナイ』(2018)、『keememej』(2021)ではプロデューサーを務める。著書に『シャプラニール流 人生を変える働き方』(エスプレ)、『藤岡みなみの穴場ハンターが行く!in北海道』(北海道新聞社)、『ふやすミニマリスト』(かんき出版)、『パンダのうんこはいい匂い』(左右社)がある。
-
翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』
¥1,000
【送料】 送料190円(スマートレター180円+梱包資材+作業料) 【お知らせ】 翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第2弾はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/86055591 翻訳同人誌「LETTERS UNBOUND」 【注意】 以下の目次と作品紹介には性暴力の具体的な表現が含まれます。ご注意ください。 【目次と訳者による作品紹介】 トム・ブラドキン「一万通の手紙」梅澤乃奈訳 服役中に生まれた顔も知らない娘に、毎日手紙を書きつづける囚人ケニー。届かない返事を待ちつづけるケニーの希望と絶望が、痛いほど伝わってきます。手紙には、人を想う気持ちがつまっているのだと改めて感じられる物語です。 サラ・ローバック「わたしをレイプしようとした人への手紙」廣瀬麻微訳 著者が性的暴行に遭った実体験を記したものです。また自分をレイプしようとした男性へのオープンレターであり、同じような経験をした人々への励ましの手紙でもあります。著者のことばを必要としている人のもとに届きますように。 リック・ロフィー「バップを踊る男の子たち」武居ちひろ訳 友だち以上恋人未満のあの子と過ごした日々を、タイプライターとダンスのリズムにのせて。思わず歌って踊りたくなる、なのに切ないのはなぜ……訳者がひと読み惚れしたノスタルジア漂うお話です。 ドーラ・プリエト「あなたのやせっぽちパパ」吉田育未訳 “書類なき移民”を父にもつ女性、「あなた」の物語。カナダとコロンビアにルーツのある作家ドーラ・プリエトさんの短編です。カナダフェミニズム文芸誌「ROOM」掲載作品。「あなた」の呼吸を感じてほしくて訳しました。 アンナ・クオン「トロール」吉田育未訳 SNS上のハラスメントに立ち向かおうと潜った詩の世界。そこで目にした「トロール」の姿とは……? ドーラ・プリエト「ペペ」吉田育未訳 戦争に「言語」を奪われたおじへ、姪っ子からの手紙のような詩です。 ※詩2編については、著者おふたりから読者への手紙も預かっています。 (出版元HPより) 2022年9月初版発行 変形サイズ(130×210mm) 100ページ 発行:ほんやくシスターズ(@letters_unbound) https://www.lettersunbound.com/
-
翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第2弾
¥1,000
【送料】 送料190円(スマートレター180円+梱包資材+作業料) 【お知らせ】 発送は5月21日以降になります。 翻訳同人誌『LETTERS UNBOUND』第1弾はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/68761214 【内容】 翻訳同人誌「LETTERS UNBOUND」の第2弾 3人の翻訳者が「MONSTER」をテーマに厳選した短編小説4編に加え、ショートコミックを巻頭カラーでお届け 【目次】 「Yup Nope」 アンドレア・ツルミ作・絵 「ズーョジ」 クリストファー・ボーレン著/廣瀬麻微訳 「追憶のマーメイド」 ナンシー・ド・ビア著/梅澤乃奈訳 「忘れな草」 ウェンディ・ロジャース著/梅澤乃奈訳 「馬」 エイミー・ボナフォンズ著/武居ちひろ訳 2024年5月初版発行 変形サイズ(130×210mm) 発行:ほんやくシスターズ(@letters_unbound) https://www.lettersunbound.com/
-
『エクリヲ vol.15』特集:モダン・ラテン・アメリカ
¥2,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 日本から最も遠くにある現代(モダン)、そこから見える世界とは 日本人にとってラテン・アメリカを正しく知ることは難しい。地球の反対側にある彼の地に関わる報告は、ギャングの抗争、麻薬カルテルの動静、政府要人の暗殺と常にエキセントリックなものばかりだ。文化についても知っているようで、華々しいラテンアメリカ文学のかつての功績に隠れてしまい、現代の文化を知るのは難しい。そこに今生きている人の声が、どうにも捉え難くなっているのだ。 本特集はラテン・アメリカを現代的(モダン)に、決して遠ざけず、しかし誤解に満ちたエキゾティシズムにも置かずに、ふさわしい距離感で見据えることを目的としている。我々にとって一番距離的・心理的に遠くにあるからこそ、我々の価値観とは異なる観点が眠っているのかもしれないからだ。ラテン・アメリカで精力的に活動するクリエイターたちへのインタビュー、近年の映画や文学作品のレビュー、そしてラテン・アメリカの文学・哲学・映画・格闘技などさまざまな文化を扱った多彩な論考をお届けする。 【CONTENTS】 Interview クリストバル・レオン ホアキン・コシーニャ イグナシオ・アグエロ パウリーナ・フローレス 岡村 淳 Column モダン・ラテン・アメリカを知る10の小説/10の映画 Critique MRからMRへ─―歴史の周期と再来する神のビジョン 横山 宏介 不自然な観客のために――ラテンアメリカ映画の宛先 新谷 和輝 距離と強度――ボルヘスのポストクリティーク 安原 瑛治 食人の思想の現代的意義 オズヴァウヂ・ヂ・アンドラーヂからスエリー・ロルニクへ 居村 匠 “異聞”としてのブラジリアン柔術 山下 研 ◆特集外コンテンツ Critique 主人公(プレイヤー)が戦い(プレイし)続ける意味――『Fate/Grand Order』「黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン 惑星を統べるもの」における物語体験 高井 くらら ◆発売情報 エクリヲ vol.15 2024年5月19日 発売 定価2,200円(税込)
-
『Kaguya Planet vol.1 気候危機』
¥1,650
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 特集:気候危機 気温上昇、海洋汚染、エネルギー問題など、地球環境と人間や生物たちに大きな影響を及ぼしている気候変動。 身近な生活の中でも感じられるほどの変化が顕在化し、早急な改善や解決が叫ばれる一方、さまざまな社会問題と絡み合っている複雑な問題でもあります。 マガジン『Kaguya Planet』の記念すべき創刊第1号には、ウェブメディアKaguya Planetで2024年1~3月に開催した「気候危機」特集の掲載小説3作のほか、テーマにまつわるレビューやコラムを収録しました。 フィクションや批評を通して、気候危機が抱える〈交差性〉の一端をのぞき見てみませんか。 【目次】 ⚫︎小説 化野夕陽「春の魚」 津久井五月「われらアルカディアにありき」 エラ・メンズィーズ「雨から離れて」(川崎遥佳訳) ⚫︎ブックレビュー 堀川夢 アンナ・カヴァン『氷』 ⚫︎コラム 鯨ヶ岬勇士「バルタン星人と気候危機〈二〇億三〇〇〇万人の移住〉」 齋藤隼飛「気候危機の時代のSF映画」 ⚫︎インタビュー ゲーム『Rise of the Ronin』英語版 高杉晋作役 リック・クマザワが語るレプリゼンテーション 映画『ペナルティループ』監督・荒木伸ニ 俳優・山下リオ ⚫︎PICK UP 『流転の地球 ─太陽系脱出計画─』コラム サイズ:A5 ページ数:64ページ 一般価格:1650円(税込) ISBN:978-4-911294-00-0
-
『SF作家はこう考える 創作世界の最前線をたずねて』(Kaguya Books)
¥2,090
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 SFや創作に興味を持ったら、まずこの1冊。 60年以上の歴史を持つ日本SF作家クラブのSF作家たちが、どんなふうにデビューして、どこからインスピレーションを得て、どうやって創作をつづけているのかを本音で語る。編集者、校正者など作家の周りの職業や、書籍の制作過程の紹介も満載。これを読めばSF創作の地図が描ける、作家志望者必携の入門書! こんな人におすすめ ・SF小説を書いてみたい人 ・作家としてデビューしたい人 ・創作を続けるコツや、ほかの仕事と両立する方法を知りたい人 ・ビジネスでSFを利用したい、SFにどんなことができるか知りたい人 編者:日本SF作家クラブ 価格:1,900円(税込2,090円) 発行:Kaguya Books 発売:社会評論社 サイズ:A5・164頁 【目次】 〈第一部〉 作家のリアルとそこで生きる術 「SF作家のリアルな声」揚羽はな・大澤博隆・粕谷知世・櫻木みわ・十三不塔・門田充宏・藍銅ツバメ 「SF作家になるには」大森望 「戦略的にコンテストに参加しよう さなコンスタディーズ 2021-2023」 門田充宏 〈第二部〉 フィクションとの向き合い方 「え? 科学技術とSFって関係あるんですか? 本当に?」 宮本道人 「SFと科学技術を再考する」 茜灯里・安野貴博・日高トモキチ・宮本道人・麦原遼 「〝社会〟の中でフィクションを書く」 近藤銀河・津久井五月・人間六度・柳ヶ瀬舞 「過去に描かれた未来 マイノリティの想像力とSFの想像力」 近藤銀河 〈コラム〉小説にかかわるお仕事 編集者・翻訳者・校正者・デザイナー・『WIRED』編集者小谷知也さんインタビュー
-
『SIESTE』第2号
¥1,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【書誌情報】 2023年12月 A5変形、中綴じ フルカラー64P カバー、栞付き OPP袋封入 【目次】 ・石原輝雄「引き出しの写真――キキ・ド・モンパルナス」 ・相馬俊樹「エロティック・ヴィジョンの深き淵より」 ・林哲夫「書物横断 ジャン=ジャック・ポヴェール自伝を読む②」 ・松本完治「コルヴォー、ヴェニスに死す」 ・間奈美子「パラセンス・パラノイア――《異―意味の逸楽》 第二回 加藤郁乎――開かれっぱなしの諧謔」 ・表紙装画 安堂龍「ガニメデ」 京都にて内外作家の文学書及び美術書を扱っている午睡書架さんより刊行の芸術誌『SIESTE』第2号。それぞれに無二の魅力をもつ連載陣を是非お楽しみ下さい。
-
『SIESTE』 創刊号
¥800
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【書誌情報】 2023年 午睡書架 A5変形 フルカラー24P 中綴じ 【目次】 林哲夫「異端の出版人 ジャン=ジャック・ポヴェール自伝を読む」 石原輝雄「悲しきドライヤー(マン・レイ稀稿本コラム)」 松本完治「マンディアルグが愛した四人の女たち」 間奈奈美子「パラセンス・パラノイアーー〈異-意味〉の逸楽(1)」 安堂龍 装画 京都にて内外作家の文学書及び美術書を扱っている午睡書架さんより刊行の芸術誌『SIESTE』創刊号、シュルレアリスム・異端芸術に特化し、それぞれの分野で無二の知見を持つ執筆陣による連載をフルカラー図版にてお送り致します。 シュルレアリスム・異端芸術の入り口としても、また、長年の愛好家の方へも刺激的な内容となっております。
-
『趣味のモダン・アラカルト 大正・昭和・戦後のひととき』
¥1,700
SOLD OUT
【送料】 送料190円(スマートレター180円+梱包資材+作業料) 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 【内容紹介】 大正、昭和から戦後へと続く、文人、世間の〈趣味〉への関わり方をとりあげたエッセイ集。大正文学研究者、湯浅篤志『夢見る趣味の大正時代』(論創社、2010)の続編になります。大正の初めは不景気の時代でした。すぐに第一次世界大戦が始まり、関東大震災があり、昭和を迎えます。モダンの喧噪にあけくれ、辛く悲しい戦争を生き、戦後なってようやく生活を取り戻すことができました。そうした時代を生きてきた市井の人々は、どのようにして普通の生活を楽しんできたのでしょうか。文化の先端に触れ続ける文人たちの〈趣味〉のまなざしを通して、世間の流行や現象にに切り込んでいきます。また、鉄道ジャーナリスト青木槐三が昭和4年に書いた「駅弁名物 汽車の旅」(『サンデー毎日』所収)を取り上げ、日本全国の駅弁を紹介します。こんなにたくさんの美味しそうな駅弁があったんですね。戦前の駅弁研究家は必携です。 【書誌】 頁数:164頁 発行:2024年5月
-
『テリーの日本案内 大正3年版』
¥1,900
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 【内容紹介】 本書は Terry`s Japanese Empire including Korea and Formosa, A Guidebook for Travellers (T. Philip Terry, Houghton Mifflin Company, 1914)の、日本旅行における一般的な情報の 中から現代の読者の興味をそそりそうな部分を選んで翻訳したものです。大正時代の旅 行ガイドブックは国内にも多数ありましたが、当時の人にとっては当たり前のことでも、 現代人には予想もつかないこともたくさんあります。それは当時の外国人にとっても同 じことで、そういう細かな点を丁寧に解説してくれているのが、われわれにとってまた とない情報になるでしょう。 この本が出版された 1914 年は大正 3 年です。事態背景としては、海軍の大規模汚職事 件であるシーメンス事件、東京駅開業、宝塚少女歌劇第一回公演、夏目漱石『こゝろ』 連載開始、コナン・ドイル『恐怖の谷』連載開始、第一次世界大戦勃発、パナマ運河開 通、雑誌『少年倶楽部』創刊といったことがありました。 また『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴)の時代設定を研究した泉国さんによると、物語がはじ まったのはこの前年大正 2 年だそうです。 詳しくは https://kimetsu-i.com/jidaisettei-taisyou-nannnenn/ 【書誌】 訳者:平山雄一 頁数:182頁 発行:2024年5月
-
ヴァレンタイン・ウィリアムズ『海老足男との対決』ヒラヤマ探偵文庫
¥2,400
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【ヒラヤマ探偵文庫】 その他のラインナップはカテゴリの「文芸」→「ヒラヤマ探偵文庫」からお探しください。 【内容紹介】 「アガサ・クリスティ愛誦探偵小説集1」をお届けする。 このシリーズ名を冠するのは、クリスティの『おしどり探偵』または『二人で探偵を』として邦訳がある『Partners in Crime』(一九二九)にちなんでいるからだ。この連作短編集はさまざまな名探偵のパロディであり、取り上 げられているのはコナン・ドイルのホームズ、フリーマンのソーンダイク博士、チェスタートンのブラウン神父、 エドガー・ウォーレス、オルツィの隅の老人、メースンのアノー探偵、クロフツのフレンチ警部、ベイリーのフォ ーチュン、そしてクリスティ自身のポアロがパロディ化されている。しかしそれ以外にも我が国にはまだ紹介され ていない名探偵は複数いる。そのうちの一人が、本書のオークウッド兄弟で、「怪しい来訪者事件」または「珍客到来」(The Adventure of the Sinister Stranger)でパロディ化されている。これらの未訳作品を紹介してはどうか という示唆を戸川安宣氏からいただいたので、このシリーズを始めた。 本署はヴァレンタイン・ウィリアムズ(Valentine Williams 一八八三~一九四六)のTHE MAN WITH THE CLUBFOOT (1918)の全訳である。著者ウィリアムズはジャーナリストとして活躍し、第一次世界大戦中は従軍記者から軍人となり、勲章を受章する活躍をした。戦後は再びジャーナリストに戻り、小説も書き始めた。第二次世界大戦時に はイギリス情報部の一員として、国家に貢献をした。 【書誌】 著者:ヴァレンタイン・ウィリアムズ 訳者:平山雄一 判型:新書版 頁数:230頁 発行:2024年5月
-
映画雑誌『南海』4号 ペテン師グラインドハウスにダマされたい!/底なし映画俳優 バート・レイノルズのB面
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【目次】 〈特集1〉 ペテン師グラインドハウスに?ダマされたい! ●インタビュー「ロボポリス宣伝指令! JAVN作品配給・宣伝奮闘記」 岡村尚人(宣伝プロデューサー、元メイジャー宣伝部) 江口?浩(フィルム・アーキヴィスト、元JAVN) ●寄稿「新宿ピカデリー3に思い入れはないが……」中原昌也 〈特集2〉 底なし映画俳優 バート・レイノルズのB面 ●寄稿「ビデオでみるバート・レイノルズ」小坂裕司(Kプラス/ビデオ博物館) ●作品ガイド「レンタル落ちVHSと輸入DVDでめぐるバート・レイノルズのB面ツアー」 ●作品評「ラスト・ムービー・スター 現在進行形の映画スター、バート・レイノルズ」Murderous Ink(映画批評/映像史) ● エッセイ+追悼文「あこがれのヒーローとついに巡り合う。そして訪れる、つらいお別れ。」アダム・リフキン(『The Last Movie Star』監督) 訳=川原理世 〈シリーズ企画?〉 フリードキン逆襲 [第1回]?『恐怖の報酬』 ●論考「「重力」としての映画音楽 フリードキン版『恐怖の報酬』の魔的なる音楽使用法」後藤護(暗黒批評) ●コラム「『恐怖の報酬』テレビ版カットについて」山村英己 【仕様】 サイズ:18.7cm×10.4cm ページ:120頁 【発行】 映画雑誌 南海 https://twitter.com/nankai_vhs
-
映画雑誌『南海』3号 特集「続編大爆発」
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 内容紹介 いまハリウッドから、人気映画の続編が次々に公開されている。『ブレードランナー2』『グレムリン3』『アバター2』など、今後もいくつもの続編の噂があり、ますますこの傾向に拍車がかかりそうだ。続編は、正編と比較して語られる宿命にある。リメイクのひとつだという見かたもあるくらい、生まれながらの亜流であり、どこか偽物っぽさもある。俳優の変更や、現実と物語内での時間経過のギャップから、映画の虚構性が露出することがある。正続で映像のタッチが変われば、地続きの世界を期待する観客を戸惑わせるかもしれない。映画が「バレる」瞬間だ。しかしその瞬間にこそ、映画が顔をのぞかせる。タイトルで「続」「2」などとうたわれながら正編とまったく無関係な映画や、正編とうたわれながら実は別の映画の続編である映画などが多数存在し、映画の怪しさをムンムンとただよわせている。映画産業の行き詰まりとか、ヒット作の二番煎じだとかの批判は、まちがってはいないだろう。しかしもう聞き飽きた。そのさきにある続編映画の魅力を、ここから語り始めよう。おもな筆者=Murderous Ink、岩本克也、畔柳恵輔、小坂裕司 【目次】 続編がはじまるとき、おわるとき〜ユニバーサルの「フランケンシュタイン」にみる続編の寿命 Murderous Ink 続編という名の恐るべき挑戦 岩本克也 トーク! 現代ハリウッド続編地獄 畔柳恵輔 [リポート]そこにはビデオ屋さんがあった〜ドキュメント・小坂裕司さんによる「閉店作業」 [グラビア]続編VHS図鑑 [コラム]続編をめぐるはてしない妄想 【書誌】 2016年4月発行 1,000円+税
-
映画雑誌『南海』5号 特集「ジョナサン・デミの音楽、デイヴィッド・バーンの映像 1980–1989」
¥1,580
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 2020年の『アメリカン・ユートピア』でパフォーマンス映画の新たな傑作を生み出したデイヴィッド・バーン。 彼が在籍していたトーキング・ヘッズの映画ということで『ストップ・メイキング・センス』を知ったかたも少なくないだろう。 1984年に公開されて以来多くの観客を熱狂させてきたこの作品を、映像音声ともにベストな状態で甦らせた『ストップ・メイキング・センス4Kレストア』が現在日本でも公開中だ。 監督のジョナサン・デミは本作から7年後、フェミニズム・スリラー『羊たちの沈黙』で広く名声を得ることになるが、実はそれ以前から『メルビンとハワード』などの良質なドラマ作品で批評家たちの注目を集めていた。 1980年代中盤、デミは地元ニューヨークの先鋭的なアーティストたちとの人脈や、彼が愛してやまない音楽やアートを自作に反映させるようになる。 また同じ頃デイヴィッド・バーンは、それまでもヘッズのミュージックビデオを手がけてはいたが、長編劇映画やドキュメンタリーにまで表現の幅を広げはじめる。 ふたりのそうした展開のターニング・ポイントとなったのが『ストップ・メイキング・センス』であり、友情を結んだ二人はこれ以降も影響を与え合っていく。 【寄稿】大森さわこ 古賀弘幸 松永良平 遠藤倫子 J. Hoberman(翻訳=早川由真) 【対談】渡部幻 佐野亨 【インタビュー】ジョナサン・デミ(聞き手=大場正明) 【記事】80年代デミのVHS、デミのフィルモグラフィ、バーンの監督作品ガイド、サウンドトラック解説 ほか 【付録】デミとバーンを中心とした人物相関図 変型判(203 × 119 mm)/並製/160ページ 定価 :本体1437円(税込1580円) 4月下旬発売
-
ダモンテ海笑・二宮将吾『広いキッチン 長いレシピ』
¥1,200
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 現代において、離島で百姓のような暮らしをするってどういうことなのか? 香川県高松市男木島の「ダモンテ商会」外部門の二人が昼間汗を流して働いたあとに、夜な夜な書き溜めた試行と思考の蓄積が1冊の本になりました。 ダモンテ商会 https://damonte.co/ お店でお客さんに美味しいを提供するために。そして、もちろん自分たちも美味しいを楽しむために。その確固たる目的のまわりで数々のプロジェクトが動きます。90羽の鶏を毎日お世話して卵をとり、自らの手で古民家を改修し、10箇所以上の畑を借りて作物を育て、白菜を収穫してキムチをつくり、500個を超える干し柿をつくり、納屋に眠る脱穀機を修理して大豆をとり…という「新百姓的」な暮らしがかたちづくられていく具体的なプロセスと、その仕事の喜びについてまとめました。 全体のテーマは「つくることはいつだって楽しい」。どうすれば楽しくものづくりができるでしょうか。閉塞感、殺伐感の漂う時代のなか、ものづくりの楽しさに出遭うことは簡単ではありません。「アイツよりもすごいものをつくりたい」というカリカリした競争心でもなく、「いいねがたくさんつくようなモノをつくりたい」という承認欲求でもなく、「世界ってこんなふうになっているのか!」という晴れた驚きのもとで「つくる」をはじめ、つづけるための方法論を私たちは提示してみたいと思います。キッチンを広げ、レシピを長くすることで、さまざまな出来事が起こるのです。「ダモンテ商会」という場所ができあがっていく過程と、その場に参加するワクワクを追体験することを通して、あなたの「つくる」が晴れやかになることを願っています。(紹介文:二宮将吾) (HPより) 【書誌情報】 発行:ダモンテ商会出版部 装画:二宮将吾 仕様:A5版 84ページ 発売日:2023年3月22日
-
『のろいをとくための読書会 活動記録集① 2020-2022』
¥1,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『のろいをとくための読書会 活動記録集② 2022-2023』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/84526887 【内容】 女性の息苦しさや生きづらさについて考えるための読書会「のろいをとくための読書会」の記録集第1号。 【目次】 はじめに 『Mein erstes Aufklarungsbuch』 『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』 『韓国の民衆美術 抵抗の美学と思想』 『「女子」という呪い』 (アクテイビティ1)着 たいもの を着る! 『増補 女性解放という 思想』 (アクテイビティ2)札幌合宿2021 『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』 (アクティビティ3)ストレッチ会 (アクテイビティ4)アスレチック会 『ふつうにふつうのふりしたあとで、 ー 「普通」をめぐる35の対話』 『日本のふしぎな夫婦同姓ー社会学者、妻の姓を選ぶ』 『当事者は嘘をつく』 『私、夫が嫌いです—なぜかツライ’'関係からモラ夫バスターが教える抜け出す方法』 (アクテイビティ5)札幌合宿2022P70-74 おわりに 原稿執筆者略歴 【仕様】 判型:A5判 頁数:80頁 発行:アスブ企画:https://65w.jimdofree.com/
-
『のろいをとくための読書会 活動記録集② 2022-2023』
¥1,000
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『のろいをとくための読書会 活動記録集① 2020-2022』はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/84527072 【内容】 女性の息苦しさや生きづらさについて考えるための読書会「のろいをとくための読書会」の記録集第2号。 【目次】 はじめに [読書会①] アクテイビティ6:沖縄合宿2022 課題図書『裸足で逃げる 課題図書『徹底検証日本の右傾化』 アクテイビティ7 :札幌合宿2023 課題図書『ロミオとジコリエット』 課題図書『社会運動の戸惑いフェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』 (感想)合宿実行委員を経験してみて [読書会②] 課題図書『母親になって後悔してる』 課題図書『日本のポストフェミニズムー 「女子力」とネオリベラリズム』 [読書会③] 課題図書『これからの男の子たちヘー 「男らしさ」から自由になるためのレ ッスン』 課題図書『フェミニズムってなんですか?』 課題図書『82年生まれ、キム・ジョン』 課題図書『新しい声を聞くぼくたち』 [番外編] (感想) 4回の合宿に参加して おわりに 原稿執筆者略歴 【仕様】 判型:A5判 頁数:98頁 発行:アスブ企画:https://65w.jimdofree.com/
-
木村衣有子『ピロシキビリヤニ』
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 『ピロシキビリヤニ 〜まだ行ったことのない国の食べものを読む ロシア インド イギリス ネパール』 異国の食文化を22冊の本と雑誌で辿るブックエッセイ集です。あえてまだ未踏の国に絞ったのは、私自身が渡ったことのある国があまりにも少ないせいもあるのですが、たとえ行ったことがなくとも、日本語に訳されていてたやすく入手できる本を読むところからでも、遠くに思いを寄せることは無駄ではないはずという気持ちからです。遠くからやってきた見知らぬよいものを受けとめたときのうれしさ。受けとめるためにはこちらにも力が要るはずで、その力がまだ私たちにあるのかどうかも問いたい。 * ロシアの味方をしたいわけじゃないけれど、かつてロシアから受け取ったものまで台無しにはしたくない。 『本の雑誌』年末恒例増刊号『おすすめ文庫王国』誌上にて、「私の文庫ベスト3」を紹介しませんかと声をかけてもらったのは2022年の秋のこと。3冊のうち、1冊は『ロシア文学の食卓』にしようと決めた。誌面の中の私の持ち場はとても小さなもので、一冊分の紹介文は200字にも届かないくらい。読み返すうちにいろいろと思うところをメモしていると、その枠にはとうてい収まりきらない長さの文章になった。そしてなんとももどかしい気持ちになった。このリトルプレスをつくるきっかけのひとつはそのもどかしさをなんらかのポジティブな力に変えたいという衝動にある。たとえ強い力にはならなくとも自分のノートの中だけに留めておくよりはましかもしれない、と。(本文より) * ロシア、インド、イギリス、ネパールなど、著者がまだ行ったことのない国の食べ物にまつわるエッセイです。 目次: ・ピロシキと私 ・汁物、羊肉、スメタナ 『ロシア文学の食卓』/『犬が星見た ロシア旅行』/『亡命ロシア料理』 ・『ロシアのチョコレート包み紙 ソ連時代のかわいいデザイン』 ・ロシアケーキの話 館山中村屋 ・耽読!『インドカレー伝』 ビリヤニと私/『インドカレー伝』/『フィッシュ・アンド・チップスの歴史』/カレーはスプーン/ライスカレーとルウの時代/『日本のインド・ネパール料理店』 著:木村衣有子 版元:はるあきクラブ 頁数:P72 判型:文庫判 2023年3月刊
-
木村衣有子『私的コーヒーAtoZ』
¥1,100
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容】 掌篇小説5編と短歌5首とエッセイ、コーヒーにまつわる26の短い話をアルファベット順に並べました。コーヒーと甘いもののセットと同じくらいのお値段で、それを平らげるくらいの時間で読める、軽やかなリトルプレスです。 発行までのいきさつ: 『コーヒードリッパーモノグラフ』というタイトルの、ドリッパーをとことん探求するタブロイド紙が、年明けに新潟の『ツバメコーヒー』から発行されました。私は、編集のお手伝いを少々と、「ペーパードリップ近現代史」を寄稿しております。昨秋はドリッパー史を調べつつ、その過程で頭に浮かぶ事柄をメモし続けていました。そのメモの中の、モノグラフからはこぼれたものに書き足すなどして出来上がったのがこの『私的コーヒーAtoZ』です。新しいドリッパーからは新しい言葉が生じる。 目次: A 愛とかいうのじゃなくて/ai B 本/book C マグカップ/coffee mug D ドリップ/drip E たまごサンド/egg salad sandwich F ネル/flannel G 午後/gogo H ペーパードリップ近現代史/history I 淹れる/ireru J コーヒーゼリー/coffee jelly K 喫茶店/kissa L レモンケーキ/lemon cake M 混ぜる?/mazerunakiken N この世にある飲みものの中でも/nomimono O 女のコーヒー/onna P パンケーキ/pan cake Q 問い/question R 焙煎、深煎り、浅煎り/roast S スタバとそねみ/starbucks coffee T 手間/tema U うちのコーヒー/Uchi Café? V 円錐形 W ワイスケドリッパー/wire skelton dripper X 旧Twitter Y 夜/yoru/短歌 Z 雑誌/zassi * 判型:A5判 ページ数:48ページ 価格:1,100円 発行:はるあきクラブ(旧・木村半次郎商店) 文と編集:木村衣有子 装丁:木村敦子(kids)
-
木村衣有子『底にタッチするまでが私の時間 よりぬきベルク通信 1号から150号まで』
¥1,760
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【内容紹介】 新宿駅ビルの地下にある小さな飲食店『ビア&カフェ ベルク』が毎月発行するフリーペーパー「ベルク通信」のバックナンバーから、するどい短文やしみいるエッセイを選び出したベスト版的ベルク通信。 1970年に純喫茶として開店したベルクは、1990年、創業者の息子に引き継がれ、ベルク通信はお店が「大衆喫茶食堂」として変化・成長をはじめる94年に発行されます。 手早く手頃な価格で良質なものを提供し、多くの人が足を運んできたお店は、2006年に駅ビルのオーナーが変わったことから、退店勧告を受け、何年にもわたり、それに抗い営業を続けてきましたが、この本は、それ以前の、いわばお店が在り方を探り、お客さんと共有してきた青春時代の記といえます。 【目次】 目次: ・よりぬきベルク通信(いらっしゃいませ/お客/コーヒー/味/ここで働く/ビール/無駄なものを削れば必要なものを守ることには、ならない/誰かの記憶と結びつかなければ始まらないとすら私は思うのです) ・グラビア「近頃のベルク」 ・エッセイ「サイレントベルク2021春」「ベルクに行けばなんとかなる」木村衣有子 ・編集後記「駆け出しベルク通信、今日に至る 愛染恭介(「ベルク通信」編集長)」 【仕様】 編:木村衣有子 装丁:木村敦子(盛岡の街雑誌『てくり』/kids) 版元:木村半次郎商店 仕様:四六判/136ページ(うちカラーグラビア8ページ) 定価:1,760円(本体1,600円)
-
『PATU MOOK Vol.3 石井勇一と映画パンフ』
¥1,500
【送料】 スマートレター(210円)に梱包資材(OPP袋)と梱包作業料を併せた金額を送料とさせていただきます。 保障や追跡サービスがないことを予めご了承ください。 https://www.post.japanpost.jp/service/smartletter/ ※2024年10月1日からスマートレターの送料が180円→210円に値上げしました。 【お知らせ】 『PATU MOOK 創刊号』大島依提亜と映画パンフ はこちら https://cavabooks.thebase.in/items/69954367 【内容紹介】 映画パンフは宇宙だ!では、映画パンフの魅力と“映画を観て・読む”ことの楽しさを伝えるため、ZINE の出版をはじめ、イベント、SNS 発信、映画パンフの制作などの活動を行なっています。 自主出版活動の中で誕生した「PATU MOOK」シリーズは、業界初の“映画パンフ専門誌”をテーマにしたレーベルです。創刊号ではグラフィックデザイナーの大島依提亜さんを特集、第2 号は映画パンフの楽しさを伝えるエッセイZINE「映画パンフがもっと好きになる!ミニガイドブック」を発行。今回の第3 号では、クリエイティブディレクター / アートディレクターの石井勇一さんを大特集します。 ■ パンフ制作の情熱やこだわりを語り尽くす充実の一冊! 『ムーンライト』(17)『君の名前で僕を呼んで」(18)『mid90s/ミッドナインティーズ』(20)『燃ゆる女の肖像』(20)『花束みたいな恋をした』(21)『逆転のトライアングル』(23)『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(23)など数多くの話題作のポスターやパンフなどで、独創的なアプローチによるデザインを手がけるクリエイティブディレクター / アートディレクターの石井勇一さん。 本書では、これまで石井さんが手がけてきた50 作品のパンフをフルカラーで一挙紹介する企画ページや、これまでのキャリアや仕事へのアプローチを掘り下げたスペシャルインタビューを収録。また「石井勇一の紙7」と題して、石井さんこだわりの紙の見本チップを実際に貼り込み、手触りや質感をお楽しみいただけるページも用意しています。 さらにグラフィックデザイナー大島依提亜さんとの対談や、映画監督・編集者・印刷会社・配給会社など石井さんとゆかりのある関係者のインタビューを掲載。作り手たちの並々ならぬ情熱や、計算されたこだわり、パンフ制作の苦労など知られざる裏側について語り尽くします。 ・石井勇一の映画パンフ50(フルカラー掲載) ・石井勇一スペシャルインタビュー ・特集 ISHII’S TOOLS ・石井勇一の紙7 ・石井さんってどんな人? 〜印刷会社、アシスタントデザイナー、カリグラファー、配給会社、映画監督に聞く ・対談 石井勇一×大島依提亜 僕たちの映画デザイン、今日この頃 ・座談会 パンフ編集者が語る石井勇一論 ・採録・『グリーン・ナイト』公開記念トークイベント 石井勇一×大島依提亜 【プロフィール】 石井勇一(いしい ゆういち) クリエイティブディレクター / アートディレクター。OTUA代表。パッケージデザイン、ロゴデザイン、ファッショングラフィック、コーポレートアイデンティティなどデザインを通じたブランディング構築に厚い信頼を集める。 繊細な感情表現を得意とすることから『ムーンライト』(17)『君の名前で僕を呼んで」(18)『mid90s/ミッドナインティーズ』(20)『燃ゆる女の肖像』(20)『花束みたいな恋をした』(21)『逆転のトライアングル』(23)『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(23)など多くの映画話題作のグラフィックや独創的なアプローチによる販促物のデザインも手掛ける。英国D&AD Awardsのブロンズ賞をはじめ、米国The One Show、モスクワ国際グラフィックデザインビエンナーレ、東京TDC 賞など国内外のデザインアワードを多数受賞。 常に物事の本質を世の視点から問うことにより生まれる、観衆の心を揺さぶるナラティブと精巧かつ緻密に構築された世界観に評価が高く、題材の奥に潜む最も深い願望を掘り起こし、それに誠心誠意寄り添う表現手法を得意とした無私なクリエイティブマインドを持つ。 【仕様】 ・タイトル:『PATU MOOK Vol.3 石井勇一と映画パンフ』 ・サイズ:A5 ・ページ数:84ページ(本文カラー40ページ) ・発行:映画パンフは宇宙だ(PATU) ・価格:1,500円(税込)