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【サイン入り】『どれから読む? 海外文学ブックガイド 世界編』

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【お知らせ】
越前敏弥さんともうおひとり(ランダムです)のサインが入ります。

『ダ・ヴィンチ・コード』のダン・ブラウン作品の翻訳やエラリー・クイーン作品の新訳など、これまで100作以上の翻訳を手掛けてきた文芸翻訳者・越前敏弥さんによる軽出版レーベル「HH(翻訳百景)ブックス」の第5弾。

『どれから読む? 海外文学ブックガイド 世界編』
阿部賢一・泉京鹿、宇野和美、小山内園子、木下眞穗、河野万里子、野崎歓、福冨渉、舩山むつみ、古市真由美、ヘレンハルメ美穂、柳原孝敦、柳谷あゆみ、横山仁美、越前敏弥
2026年7月刊 B6判 162ページ 定価1,400円+税

 この本は2025年7月に刊行したHHブックス第3弾『どれから読む? 海外文学ブックガイド 英語編』の姉妹編である。今回は15人の各国語翻訳者が執筆し、おもに10代の人たちに向けて、ぜひ読んでもらいたい世界各地の文学作品をそれぞれ2作ずつ紹介している。前回が英語圏の作品ばかりだったので、今回は英語以外の作品を中心に、原則として各自の担当する言語で書かれた作品を選んでもらった。本人の訳書もあればほかの人の訳書もあり、純文学・ミステリー・SF・ヤングアダルト(YA)などなど、多様なジャンルの作品が並んでいる。
 各4ページの紹介文のなかには、原文と訳文を対照して枠で囲った個所があるので、その作品の醸す雰囲気を感じることができる。英語以外の言語がどんな感じなのかを知ってもらうよい機会にもなるだろう。
 中学生ぐらいからの読者を想定しているため、ルビを多めに振ってあるが、並んでいるのは全世代が楽しめる本なので、どなたでも手にとって、読書ガイドとしてフルに活用してもらいたい。
 もちろん、どこから読んでもかまわない。
「はじめに」より


【紹介作品リスト】

阿部賢一
『ロボット RUR』
『シブヤで目覚めて』

泉京鹿
『少年の君』
『1984年に生まれて』

宇野和美
『赤い魚の夫婦』
『プラテーロとぼく』

小山内園子
『屋上で会いましょう』
『青い落ち葉』

木下眞穗
『象の旅』
『過去を売る男』

河野万里子
『星の王子さま』
『カモメに飛ぶことを教えた猫』

野崎歓
『カルメン/タマンゴ』
『ジャカランダの樹』

福冨渉
『The Miracle of Teddy Bear』
『わたしたちが起こした嵐』

舩山むつみ
『香港のシャーロック・ホームズ 神探福邇の事件簿』
『チョプラ警部の思いがけない相続』

古市真由美
『極北の海獣』
『蛇の言葉を話した男』

ヘレンハルメ美穂
『花の子ども』
『アフガンの息子たち』

柳原孝敦
『グルブ消息不明』
「彼方の」(『ポーランドのボクサー』所収)

柳谷あゆみ
『バグダードのフランケンシュタイン』
『歩き娘 シリア・2013年』

横山仁美
『雨雲の集まるとき』
『風をつかまえた少年 14歳だったぼくはたったひとりで風力発電をつくった』

越前敏弥
『ウクライナ わたしのことも思いだして 戦地からの証言』
『オリンピア』


【著者プロフィール】

阿部賢一(あべ・けんいち)
1972年、東京生まれ。東京外国語大学、カレル大学、パリ第Ⅳ大学で学ぶ。東京大学教授。中東欧
の文学・比較文学を研究したり、翻訳している。著書に『複数形のプラハ』、『翻訳とパラテクスト ユングマン、アイスネル、クンデラ』(ともに人文書院)など。訳書にチャペック『白い病』(岩波文庫)、フラバル『わたしは英国王に給仕した』(河出文庫)、ハヴェル『力なき者たちの力』(人文書院)など。

泉京鹿(いずみ・きょうか)
1971年、東京生まれ。フェリス女学院大学文学部日本文学科卒業。北京大学、博報堂北京事務所を経てライター、メディアコーディネーター、翻訳者として94年から約16年間北京で暮らす。訳書に余華『兄弟 上・下』(文春文庫、アストラハウス)、 閻連科『炸裂志』(河出書房新社)、九把刀『あの頃、君を追いかけた』(共訳、講談社文庫)、林奕含『房思琪の初恋の楽園』(白水Uブックス)、玖月晞『少年の君』(新潮文庫)など。大学非常勤講師。

宇野和美(うの・かずみ)
スペイン語圏の子どもの本と文芸書の翻訳に携わる。児童書の翻訳に、『ピトゥスの動物園』(あすなろ書房)、『見知らぬ友』(福音館書店)、『この銃弾を忘れない』(徳間書店)、文芸書の翻訳に、『一人娘』『赤い魚の夫婦』(現代書館)、『ハリケーンの季節』(早川書房)、『吹きさらう風』(松籟社)、『小鳥たち マトゥーテ短篇選』(東宣出版)など。スペイン語の子どもの本専門ネット書店ミランフ洋書店店主。日本国際児童図書評議会(JBBY)会長。

小山内園子(おさない・そのこ)
1969年生まれ。韓日翻訳者。訳書に、ク・ビョンモ『破果』、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』、チョ・ナムジュ
『耳をすませば』、イム・ソヌ『光っていません』、イ・ヒヨン『ペイント』、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある』、共訳書にイ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』、チェ・テソプ『韓国、男子』など。著書に『〈弱さ〉から読み解
く韓国現代文学』、『2人は翻訳している』(共著)。韓国のインスタントラーメン「安城湯麺」が大好きで、いつか公認広報大使になるのが夢です。

木下眞穗(きのした・まほ)
ポルトガル語文芸・映像翻訳者。主な訳書に、ジョゼ・サラマーゴ『象の旅』『修道院覚書』、ジョゼ・エドゥアルド・アグアルーザ『忘却についての一般論』『過去を売る男』、リカルド・アドルフォ『死んでから俺にはいろんなことがあった』など。ジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』で第5回日本翻訳大賞を受賞。犬と猫とコーヒーが好き。

河野万里子(こうの・まりこ)
翻訳家。主な訳書に、フランス語作品では『星の王子さま』『カモメに飛ぶことを教えた猫』『悲しみよ こんにちは』『キュリー夫人伝』など、英語作品では『自閉症だったわたしへ』『オズの魔法使い』など。『だいすきっていいたくて』『ジェーンとキツネとわたし』など絵本の翻訳も多い。『レーナとヒキガエルの紳士』で第73回産経児童出版文化賞翻訳作品賞。上白石萌音との共著に『翻訳書簡~「赤毛のアン」をめぐる言葉の旅』。

野崎歓(のざき・かん)
1959年新潟県高田市(現・上越市)生まれ。フランス文学者・翻訳家・エッセイスト。主な著書に『フランス小説の扉』『フランス文学と愛』『夢の共有』『異邦の香り』『谷崎潤一郎と異国の言語』『水の匂いがするようだ 井伏鱒二のほうへ』『香港映画の街角』『赤ちゃん教育』『翻訳はおわらない』、主な訳書にスタンダール『赤と黒』ネルヴァル『火の娘たち』サン=テグジュペリ『夜間飛行・人間の大地』ウエルベック『素粒子』など。

福冨渉(ふくとみ・しょう)
タイ語翻訳・通訳者。青山学院大学などで非常勤講師。著書に『タイ現代文学覚書』(風響社)、訳書にPrapt『The Miracleof Teddy Bear 』(U−NEXT)など。他にも、タイの現代作家の作品を翻訳紹介する「はじめてのタイ文学」シリーズを制作・発行。近年はタイ俳優の来日イベント通訳やMCなども務める。中学校まではバスケ部でしたが、高校でジャズ研究部に入ってしまい、すっかりインドア派になりました。

舩山むつみ(ふなやま・むつみ)
文芸翻訳家。放送記者、新聞社の翻訳者、外国大使館員などの職を経験した。20代後半の3年間、働きながらパリ、ロンドンの語学学校で学び、ヨーロッパを旅した。訳書にサルー・ブライアリー『25年目の「ただいま」』、蔡駿『幽霊ホテルからの手紙』、スコット・マリアーニ『背教のファラオ アクエンアテンの秘宝』、紀蔚然『台北プライベートアイ』、『DV8 台北プライベートアイ2』など。

古市真由美(ふるいち・まゆみ)
フィンランド語文芸翻訳者。訳書に『極北の海獣』(河出書房新社)、『四人の交差点』(新潮クレスト・ブックス)、『夏のサンタクロース フィンランドのお話集』(岩波少年文庫)、「きょうふの店ゾクゾク」シリーズ(ほるぷ出版)、『暗やみの中のきらめき 点字をつくったルイ・ブライユ』(汐文社)など。「ムーミン小説の邦訳は訳文が改訂された〈新版〉を!」と事あるごとに言って歩く広報委員長(自称)。

ヘレンハルメ美穂(へれんはるめ・みほ)
スウェーデン語翻訳者。おもな訳書にスティーグ・ラーソン『ミレニアム』三部作(共訳)、ルースルンド&ヘルストレム「グレーンス警部」シリーズ、ニクラス・ナット・オ・ダーグ『1793』三部作、イェニー・ヤーゲルフェルト『コメデ
ィ・クイーン』、アストリッド・リンドグレーン『山賊のむすめローニャ』新訳、ベア・ウースマ『北極探検隊の謎を追っ
て』など。

柳原孝敦(やなぎはら・たかあつ)
1963年生まれ、文学教師。著書に『ラテンアメリカ主義のレトリック』、『映画に学ぶスペイン語』、『テクストとしての都市 メキシコDF』など。翻訳書に、アレホ・カルペンティエール『春の祭典』、マリオ・バルガス=リョサ『沈黙
をあなたに』、セサル・アイラ『文学会議』、フアン・ガブリエル・バスケス『物が落ちる音』、ロベルト・ボラーニョ『野生の探偵たち』(共訳)など。

柳谷あゆみ(やなぎや・あゆみ)
1972年東京生まれ。訳書にザカリーヤー・ターミル『酸っぱいブドウ/はりねずみ』、サマル・ヤズベク『無の国の門 引き裂かれた祖国シリアへの旅』『歩き娘 シリア・2013年』、アフマド・サアダーウィー『バグダードのフラ
ンケンシュタイン』など。中世イスラーム史研究者(12~13世紀のザンギー朝史が専門)で、14世紀エジプトの官僚手引書の共訳に毎月参加している。

横山仁美(よこやま・ひとみ)
1976年生まれ。大学時代にアフリカ研究を始め、ボツワナにてベッシー・ヘッドのアーカイブ調査を実施。以降、ヘッドの長編小説の翻訳出版を目指して奮闘。2001年エディンバラ大学アフリカ研究センター修士課程修了。外務省専門調査員(在ジンバブエ日本大使館)、JICA、JETROを経て、開発コンサルタントとしてアフリカ地域を中心に業務に従事。雨雲出版を設立し、2025年5月『雨雲の集まるとき』を刊行。

越前敏弥(えちぜん・としや)
文芸翻訳者。1961年生まれ。おもな訳書はダン・ブラウン作品やエラリー・クイーン作品のほか、『オリンピア』『ロンドン・アイの謎』『老人と海』『世界文学大図鑑』など。おもな著書は『いっしょに翻訳してみない?』『翻訳百景』『文芸翻訳教室』『名作ミステリで学ぶ英文読解』など。全国の読書会をまわってご当地のラーメンなどを食べるのが趣味。HHブックス主宰。

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